あらすじ
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怒りは、痛みをともなう、強力で、複雑な感情です。怒りが押しかぶさるとき、私たちはまず、怒りを追い払うか、あるいは抑え込もうとするでしょう。気づかないふりをしたり、忘れようとするのです。
さもなくば、手っ取り早く怒りを発散することを望むかもしれません。
本書『怒りセラピー』は、はっきりした納得できる怒りの処理方法を手引きしてくれます。怒りを活用して自分を知り、怒りのエネルギーを前向きな変革の力に転換するよう招いています。
本書は教えてくれます。「怒りを大切にしましょう……怒りのおかげで、あなたの魂は美しく彫り上げられるのです」――。
だれでも時には孤立無援でどうしようもなく、やり場のない気持ちになることもあるでしょう。そんな時、この本を胸のポケットに入れて、ときどき取り出してみてください。
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Posted by ブクログ
分かりやすく簡単に読めた。
繰り返し読めるし人にも勧められる内容。
下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:
3:怒りを変革に用いる5つの段階。
1.怒りを認める
2.原因を特定
3.実行可能なことを決意
4.感情を賢明に表現
5.必要に応じて行動
5:怒りを内面に閉じ込めると身体を悪くする。
6:怒りは形を変えて表れる。例えば意気消沈、悲しみ、不安、憎しみ、自責の念、恥、恨み、など。
これらの背後にある怒りを見つけ出すと変革に繋がる。
21:怒りで厚くなっているときは話し合い不能。
29:怒りを持ち続けると頑なになる。怒りを処理すると赦しに意識が向く。
31:人が怒っても本来私たちには関係ない。こちらが誤っているのなら素直に謝罪すれば良いだけ。品性の問題で汚されて奴隷化されてはいけない。
32:私たちを怒らせる他人のいやな面は、しばしば私たちの内面にある自分のいやな面。
34:怒りは押し殺してはいけない。逆に正しく取り扱われれば、私たちの情熱や活力、喜びなどを解放することになる。