【感想・ネタバレ】負け犬の遠吠えのレビュー

あらすじ

嫁がず、産まず、この齢に。負け犬、今なお増殖中! 日本を揺るがしたベストセラーが文庫に! どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです! 鋭い分析と、ユーモア溢れる文章で、同世代の本音を描き出した超ベストセラー。国内外で話題騒然、大論争にも発展した、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞受賞作。〈文庫版特典「オス負け犬たち4人との座談会」を収録〉(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。文章が上手いなと思った。所々、上手い例えや言い回しにニヤけながら読んだ。
自分の人生の今のタイミングで読めて良かった。今の時代、結婚しようがしまいが正直どっちでも良いと思うが、私は結婚しようと思いました。
負け犬に痛快に寄り添ってくれる、良い本です。

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2022年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2002年~2003年に連載されていたものを2006年に文庫化された作品でした。

このテーマで一冊の本になるほどかけるのはすごいなーと感心しました。

そして、エッセイストの技にかかると負け犬の遠吠えも、ユーモア溢れる作品になっていました。

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

エッセイストの著者が、30代、独身、子なしの女性を負け犬と定義して、なぜ彼女達は負けてしまったのか説いている一冊。
賛否両論あると思うが、負け犬達は、好奇心旺盛で純粋であることが特徴というのは激しく同意する。

36歳まで負け犬だった私も、とにかく好奇心旺盛。20代の頃はもっと沢山の経験を積みたかったため、結婚なんて人生の墓場だと思ってきた。
そして、純粋という部分は、好きな人とじゃないと結婚しないと決めて、婚期を逃すパターンだと思う。
20代後半で結婚していく勝ち犬達は、好きとか恋愛は置いておいて条件だけで結婚していく人もいる。
負け犬にとって、それは許しがたい行為。

どんなに美人で仕事ができる女性でも、未婚なら負け犬と定義してしまうこの本は、乱暴な印象を与えるが、読んでみるとそんなことはない。
著者自身が負け犬なので、負け犬達への愛を感じる。

林真理子さんが指摘するとおり、著者が想定している負け犬とは、都会でバリバリ働く美しい女性のこと。
そして、勝ち犬とは都内で暮らすシロガネーゼ的な金持ち美人専業主婦マダムである。
残念ながら、ママチャリで髪を振り乱している、生活にいっぱいいっぱいの主婦は、勝ち犬とは言わないのである。

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2022年08月04日

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