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Posted by ブクログ 2021年02月15日
折原一作品をはじめて読んだ
誘拐、失踪、殺人のオンパレード
狂った殺人鬼の女は、五十嵐貴久の「リカ」を思い出した
めちゃくちゃ怖い
もしかしてこのカメラマンの彼女が佐久間たまえなのかな?と思っていたのがひとつ飛び越えてチヨさんだとは…
カメラマンの彼に激しく同情する
ラストにきちんとすべてを明...続きを読む記して、○○ページ参照、とまで書いてある親切ぶりw
雨宮は殺されてもいたしかたないね
他の「○○者」も読んでみたくなりました
Posted by ブクログ 2016年05月12日
「毒殺者」に続き、折原作品六作目。本作は『──者』シリーズ、第二作。やはり叙述トリックが用いられているんですが、中弛み感があってあまり物語に引き込まれなかったなぁ・・決してつまらなくはないんだけど^^; もっと短くは出来なかったのだろうか。。
Posted by ブクログ 2016年10月30日
折原一による「○○者」と題する作品の一つだが,五十嵐友也は登場しない。シリーズでは,異色の作品。やりすぎと思えるほど複雑な構成で,はっきり言ってしまうとバカミス。
「誘拐者」というタイトルのとおり,新生児の誘拐事件が背景となっている。堀江夫婦から新生児が誘拐され、堀江夫婦の妻である堀江チヨも同様に「...続きを読むあすか」という名前の新生児を誘拐する。堀江チヨは,佐久間玉枝という殺人者が獄中で出産した子を養子として引き取った夫婦の新生児を誘拐しており,これが事件を複雑化させていく。堀江チヨは,「あすか」という本当の自分の子どもを求めて「あすか」という子どもの誘拐を繰り返す。この部分が既にバカミスっぽい。堀江夫婦の亭主である堀江幸男は,チヨが誘拐してきた子どもを「あすか」として育てるが,佐久間玉枝からあすかを守るために,あすかをアメリカに留学させる。堀江幸男は,家を出て月村道夫と名乗って生活をし,そこで小田切葉子という女性と付き合い始める。
叙述トリックとしては,玉枝とチヨを誤信させるというもの。堀江チヨも完全におかしくなっており,この堀江チヨの狂気も,折原一らしいといえばらしい。堀江チヨと佐久間玉枝という二人の狂気は,恐怖というより,そんなやついないだろう…。というバカミスっぽさにつながっている。折原一っぽさは満載で,やりすぎ感はあるが,バカミスとして見ればなかなかの出来か。★3かな。
Posted by ブクログ 2011年11月03日
物語に入りにくい。
視点や場面がころころ変わるので混乱しやすかったけど、
叙述トリック的にしょうがないのかな
それでも終盤の解決に向けての流れはよかったとおもう
若干のグロ表現あり