あらすじ
梨さん推薦! 「SCP財団」発ホラーSF
反ミーム、それは相手の記憶・記録から自らを消し去る不可解な存在。人類を守るため密かにこの脅威と対峙し続ける秘密組織を描く
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
アイデアが秀逸だなあ。
映画マトリックス的な概念の連続でより深みに、より非現実に入っていく感じも好きな人は好きだと思う。
個人的には前半が面白すぎて、後半の繋がりが少し理解しきれなかったが、まあこういうものだろう。
解釈を一定こっちに投げてきてるのかも。
考察のしがいがあるとも言う。
Posted by ブクログ
翻訳されたと聞いた時から読みたかったのをようやく読めた。
にわかなりにSCPで一番好みなのが使命に殉ずるプロフェショナルの存在なので、それを存分に味わえて良かった。マリーさんかっこいいよ。(アダムさんはプロフェショナルというか愛に生きる人でそれはそれで最高なんだ)
人間には手の施しようのない不条理さとか、ただただくだらなかったりするやつも好きだけど、やっぱり人間が持てる力全て振り絞って一矢報いる展開は熱くて良い。ポストアポカリプスの孤独なロードトリップも最近好きなので倍増しで最高。
Posted by ブクログ
難しかった。俺の理解力がお粗末なせいだけど、書き方が不親切なのもあると思う。
反ミームという認識災害のアイデアは面白い。忘却されてしまうがメモだけは残っている。それを手掛かりに何度もやり直す。ノーランのメメントみたい。忘却を弱める薬もあり、機関の人間はそれを用いるが副作用があり万能ではない。
序盤は面白かったんだけど中盤あたりからついていけなくなった。支部がいつの間にか汚染されていた? マリーが起動した装置がアダムに作用した? ヒックスは地下で蜘蛛になっていた?
中盤のクライマックス以降、主人公が変わる。書き換えられたあとの世界での彼とサンシャインの旅をもう少し読みたかった。サンシャイン、健気に頑張ったのに、彼に助けられて命拾いしたアダムがあっさりしててモヤった。
最後の方はまどマギみたいにマリーが概念になったってこと? なぜそうなったのかはわからなかったが。
Posted by ブクログ
SCPを軽く知っている状態で読んだ。
題材上難しい表現が多いと感じたが、サンシャインとの旅のパートが楽しかった。
財団はここまでの危険を犯して反ミームを収容しようとするのか。
認識することをやめれば、現れないのではと思ったが、天災やパンデミックのような不明な災害として表れるのかも。
Posted by ブクログ
SCPが好きな人ならおすすめ
反ミーム、自己複製し情報を拡散していくミームに対して、周囲から自分の情報を消し漏れないようにする存在
読み進めていくと「反ミーム部門は存在しない」というタイトルがどういう意味が込められているのか考えることができます。各章はひとつひとつが独立しているように見えますがある程度繋がりを見出すことができるはずです。反ミーム部門とはどんなところか、扱ってるアンノウンたちはどんな生物であり概念なのか、反ミームという特性を存分に活かした不思議な話が多い印象です。
最大の敵となる反ミームは概念でありそれに気づいたものを殺す、抗う術がないので"忘れる"しかない、ここの設定は反ミームを最大限に活かしてるなと思いました。最後は偶然が重なった結果と見ることもできますが、優秀な研究員やエージェントたちが忘却している中で最大限やれることをやったひとつの結果なのかなと思いました。
謝辞にも書いてありましたがしっかりとSFではあるので言い回しなどに慣れが必要かと思いますがSCP好きな人なら大丈夫と思います。
Posted by ブクログ
雰囲気で何とか付いていったけど、ラストではっきり振り落とされた
ストーリー自体はシンプル
ただ付加情報が多すぎてちょっと読みにくかった
序盤終わった段階で読み方がわかったのでそこからスルスル読めた
存在を感知出来ないに気がつくところを深掘りしたら面白そう
反ミーム部門オリジンがあれば読みたい
武器召喚しちゃいましたのやついいね
何だかときめいた
Posted by ブクログ
SCPを題材とした小説。ハヤカワは普段読まないが、友人の勧めで読んでみた。
最初はSCPらしい、不可解さと気味悪さが上手く表現されている。特に一話は、一章ごとに主人公が代わる短編集のようで読みやすかった。
しかし、後半になるにつれて黒塗りが増えたり、時系列や視点がごちゃついてきて読みづらくなってきた。特に、夫婦(どちらもクイン姓)の2人を、途中からクインと統一し始めてわけが分からなくなった。
名前で呼ぶか、せめて一冊内で呼称を統一して欲しいと思った。
Posted by ブクログ
内容が理解できない部分が多くあまり楽しめなかった。
楽しむためにはある程度の基本的な知識が必要なのかもしれない。
反ミーム的な存在についてもぼんやりとしか理解できなかったし、最後もあっさりしすぎだと感じた。
Posted by ブクログ
存在を知覚できない、覚えていられない反ミームの性質を持つアノマリーと戦うscpSF
序盤は面白かった。異常な現象の断片を通して何か巨大な悪意を持つアノマリーの存在を感じさせるやり方。
ここから期待していたのは、断片がだんだん集まってきて次第に敵の存在が明らかになり、対峙する。より具体的な話になるのかと思っていた。
だが実際は物語が進むにつれて抽象度が増していき、ぼんやりした形で終わった。反ミームという設定上、詳しく書かない/書けない方が良いということなのかもしれないが、それだと小説としての面白さに欠ける。
あと作中に出てくる機密文書などに黒塗りで隠されている部分がある。このやり方はネットで発表する形式なら有効だと思うが、小説でやるとなんかアンフェアに感じる。そこを言葉で書いてこその小説というかね...