あらすじ
日本人にとって英語はなぜ苦手なのか。アメリカ人は「日本人は先ず世界観を変えなければならない」と言う。これを著者は、英語で書くとき話すとき、日本人が「やまとことば」で情動的、感覚的に未整理のままで切り取っていた対象世界を、論理的に整理した「中間日本語」で切り取る訓練が必要であると言いかえる。本書は日本人の英語苦手意識の原点に探針をおろして克服の方策を示し、日本の英語教育にコペルニクス的転換を迫る。
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Posted by ブクログ
第1章では、中間日本語という、英語に翻訳する際の、切り取り方の違いを変換する過程を提案している。
第2章では、日本語のモノローグ性と、英語のダイアローグ性について説明している。
このように、日本語の特性を理解することにより、英語への変換の方法を提案しているので、
日本語と英語の勉強ができるので、とてもお得感があります。
有益な言語学の第一歩といえるかもしれません。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
日本人にとって英語はなぜ苦手なのか。
アメリカ人は「日本人は先ず世界観を変えなければならない」と言う。
これを著者は、英語で書くとき話すとき、日本人が「やまとことば」で情動的、感覚的に未整理のままで切り取っていた対象世界を、論理的に整理した「中間日本語」で切り取る訓練が必要であると言いかえる。
本書は日本人の英語苦手意識の原点に探針をおろして克服の方策を示し、日本の英語教育にコペルニクス的転換を迫る。
[ 目次 ]
第1部 やまとことばと英語
第2部 モノローグ言語とダイアローグ言語
第3部 農耕稲作民と遊牧民
第4部 異文化対応と自己確認
第5部 音声訓練の方法
第6部 『中間日本語辞典』
第7部 英語苦手克服のセラピィ
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