【感想・ネタバレ】ハルの肴 5のレビュー

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Posted by ブクログ 2014年12月04日

『ワカコ酒』に近い、居酒屋がメインの舞台である漫画であるが、こちらは「作る」が主軸
素材の持ち味を生かして料理する点は、『日日べんとう』と同じだが、店に食べに足を運んでくれる客からお金を貰えるに相応しいレベルのモノを作る、そんな当然のプロ意識が根底にある分、毎度のハルの必死にもがきながらの苦悩、絶品...続きを読む料理を思いついた瞬間の歓喜は非常にリアル
北海道出身のハル独自の、料理に対する感性は斬新。それ故か、彼女が誰かのためを思って作った料理は、白黒の漫画であるにも関わらず、その料理が登場するシーンだけ色鮮やかに見える時がある
この巻からは、ハルが一人の料理人としての夢を見つけ、髪型を変える事で心機一転を図り、これまで以上にケッパルようになるので、ストーリーが更に読み手の心と胃を掴んでくるようになった
バトルも何もない、日常的な料理漫画だからこそ、人と人の些細、けれど、かけがえのない繋がりの大切さが身に染みるだろう
ハルの方言がまた、癒されると言うか、夢にがむしゃらな彼女を応援したくなる
そんな彼女に、料理のイロハを叩き込むイチローさんの料理人としての姿勢は、厳しく映るも、そこには確かな優しさと誇りがあるような気が、私にはした
彼女がこれから、プロを唸らせる、郷土愛を一皿に盛り込んだ新作料理を、苦心の末に作り出すようになるのか、それを思うと楽しみでお腹が空いてくる
これまた、いつも通り、ドラマ化して欲しい

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