感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
「走ることの最大の楽しさは『達成感』」
「体幹を使い、丹田を前に押し出すようにして走る」
「わき腹が痛くなるのは、筋肉痛」
「ランニングシューズのソールとアッパーのチェックポイント」
「足のマメは摩擦熱でできる」
「冬は、風に当たって冷える指先防御の手袋が必需品」
「給水ポイントでは紙コップ2、3個をまとめて持って行っても可」――などの、さまざまな知識、ヒントがほとんどページごとに出てくる。
ウォーキングは、ランニングの基礎をつくる最良のトレーニングである。
歩くことは、どんな体型の人でも、体力にあまり自信のない人でもできる、いわば誰にでもできる運動だ。ランニングは激しい運動である。
なにも運動をしていなかった人が、いきなり走るのは、いろんな意味で危険だ。
ならば本格的にランニングに取り組む前に、ウォーキングをしっかり行う期間をつくればよい。
そうすれば、基礎体力を高めながら、無理なくランニングに移行できるようになる。セオリーを知れば、速くなる。やせる。健康になる。未経験者にも最適の入門書。
ホノルルマラソンにおける統計上のサブ4ランナーの比率は9.64%らしい。その4時間という壁を乗り越え、全体の10%にも満たない「サブ4ランナー」になるための心得を平易に書いた本だと思う。
著者の金 哲彦氏がもともと競技者であったことから、全てのランナーを競技者として捉えて「心得」を書いているように思う。
ちなみに各時間帯別の比率は
サブ3 0.58%
サブ4 9.46%
サブ5 24.72%
サブ6 26.24%
その他 38.79%
Posted by ブクログ
マラソンをこれから始める人も、始めている人も一度目を通すと気付きが多い本ではないかと思います。
ただ個人的には走っている人向けなのほうが得ることは多いと思います。
基礎的な走り方から、トレーニング方法が図解で書かれていることもわかりやすかったですし、後は体のメカニズムについてもわかりやすい言葉で書かれていたことが良かったと思います。
その中でも筋力を落とさないことの重要性はよく理解すべきだと思いました。
1時間~2時間ほどで読める本だと思いますので、一度は読んで損はないと思います。