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本編9冊、後日談含む短編集1冊の全10冊完結。色んな妖怪が割りと専門的な解説込みで出てくる。それを退治というか穏便に対処する話。でも8巻のラスボス的なものとの決戦は熱くなった!この巻のあとがきの仮想映画予告編はとても雰囲気でてる。
主人公がヒロインのイタチさんへの愛情を全く隠すこと無くだだ漏れにしてるところが、面白かった。途中から登場のヘビ女房こと山楝蛇鱗さんがとても良いキャラクターです。
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第14回電撃小説大賞<大賞>受賞作。人によっては激しく好き嫌いが分かれそうな作品。
妖怪退治物に分類されるだろうけど、従来の作品とは少々趣向が違い登場する妖怪たちに危険性のあるものが少ないという事で武力により押さえつけるのではなく、妖怪が信条としている行為やキーワードをぶつけることによって穏便に解決を図ろうとする手法。一応イタチがそれなりの戦力を有しているもののそれを前面に出しているような印象はない。こういった手法は主人公を天才系にして読者の意表をつくことを狙った作品に見られるような気もするのだが、本作の主人公は凡人タイプなのである意味特殊なタイプの作品ともいえる。
基本的に30~60ページほどの短編形式で進んでいくので読み易い。ただ発生する事件が小規模なので緊迫感が伝わってこない点はちと物足りないかもしれない。
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イタチっ娘萌えの歴史は,今ここから始まる。
とりあえずレジに行こう―――
“この話”はそれからだ.
ということだそうですよ.
学校がいつの間にかミステリースポット化してて
放課後に次々と遭遇する日本客地の妖怪たち.
そんな妖怪たちに対して美術部の面々が今,立ち上がった.
何故美術部なのか?
まぁ,そこらへんは本編で.
頑張り屋さんなイタチちゃんもいいけど
九尾のお姉さんも捨てがたい.
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
「いきなりで悪いけど、あなたの血、吸ってもいいかな」高校生で美術部員の僕は、夜の学校で銀色に輝く瞳を持つ不思議な少女に出会う。少女の正体を“イタチ”だと見抜いて吸血(!)の難を逃れた僕は、その夜、彼女とある『約束』を交わす。翌日。美術室に現れたイタチ少女は、僕に告げた。手遅れになる前に約束を果たしに来た。約束を果たすその日まで、僕のことを守ってくれる、と。一守るって、一体何からっ!?ピュア可愛いイタチさんと僕の、ちょっと不思議な放課後物語。第14回電撃小説大賞“大賞”受賞作登場。