【感想・ネタバレ】世界で勝てるヒト、モノづくり 「実行に次ぐ実行」が会社を鍛えるのレビュー

あらすじ

エレクトロニクス業界のように、グローバル市場でのプレゼンスを落としている企業は少なくない。だが、ダイキン工業は国内生産を維持しつつ、空調売上高世界一を成し遂げた。その一義的な理由は、果敢なM&A(合併・買収)や提携によって北米市場や新興国を攻略したことにある。だが、さらに突き詰めれば、同社の井上礼之会長が実践している「人を基軸にした経営」によるところが大きい。

日本的経営でグローバル市場を制する――。その極意を井上会長が語った。

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Posted by ブクログ

ダイキンのリサーチで手に取った本。
ダイキンは有名企業ではあるものの、
ちょっとマニアック過ぎて、中々、本がありませんでした。。
でも、この井上会長という方は、
かなりの名経営者っぽくて、
本が何冊か出ているようだったので、
まず手始めにこの本から読んでみました。

日経ビジネスの雑誌をまとめた本のようなので、
雑誌の内容を知っている人にとっては、
つまらない内容なのかもしれませんが、
自分のような初見の人間にとっては、
コンパクトにまとまり、かつ内容も面白い本でした。
海外のM&Aって中々うまくいかないイメージがありますが、
ダイキンはこの人のリーダーシップの元で、
かなりうまくやっているみたいです。
(この本も少し古いので、
今はどうか分かりませんが。。)
その秘訣がほんのちょっと紹介されていて、
中々参考になる内容でした。
M&Aに限らず、結構、暗黙知の領域の
ノウハウもありそうで、この本を読んだだけでは、
経営が上手くいくわけではないと思いますが、
それでもダイキンの形式知を
余すことなく?披露してくれている本だと思います。

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2023年10月10日

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