あらすじ
CM制作者・日下(くさか)が骨董市で偶然手に入れた、古いフライフィッシング用のリールとスチール缶。その中から発見した16ミリフィルムの映像をCMに利用しようと考えた日下だったが、そのことが戦時中の封印された犯罪を暴き出し、新たな殺人を引き起こす結果に!? 第48回江戸川乱歩賞受賞作、待望の文庫化。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
滅びのモノクローム/三浦明博:第48回大賞受賞。2002年。
始まりは、長崎原爆。そして現代の仙台と日光。骨董市で高値をつけて売る出戻り女。出戻り女は由緒ある家の娘。当然売れないのだが売れた。それは売ってはならないものだった。祖父に回収を命じられる。助手にいけすかない男。そいつが自殺っぽく殺される。
出戻り女の元夫が会いに来る。来る衆院選?のため協力してほしい。はぁ?
買った男は釣り好きだから。そこに古いフィルムを発見。修復してくれる男に依頼。修復してくれた、けど行方不明に。ひとりでごはん作れない父を残してどこかに行くはずがない。
犯人は、出戻り女の元夫の祖父の隠し子。祖父はもちろん地元の権力者。戦時中の犯罪を隠すため。元特高だから。混血児の子をハダカにして走らせ撃った。死体を埋めたのは出戻り女の祖父。
釣り竿にフィルムを隠すんだよ。今は暴けないけれど、後世の誰かが見つけてくれることを願って。釣りに詳しくないから、どのように隠したかは斜め読み。
そして長崎原爆。混血の彼は自殺した。やっとつながったけど。
人が殺されるあたりから、ジェットコースター小説でじゃんじゃん読んだ。