あらすじ
出口が見つからない。そういうとき、どこでもいい。ぱっと開いてみてください。必ず、この中に壁を突き破るヒントがある筈だ。――岡本敏子(監修・構成)
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Posted by ブクログ
本は自分の心を映す鏡だと思っています。
どんな本にも心に残るものがあって、自分の気分とか状況とかが文章を通して、俯瞰することができる。
『不安なのね』『悩んでいるのね』『調子いいのね』って、自分の心と会話をしているような気分になるから、本を読めば読むほど自分を知ることができます。
壁を破りたい訳ではないけれど(笑)、自分の才能の限界みたいなものにぶち当たると、苦しい。
『絵が描けなくたって、いいじゃないか。音楽を作らなくたって、死ぬ訳じゃない。ぼくだってパリにいって三年間、絵が描けなかった。そのつらさは、骨身にしみている。だけど、自分をごまかして、適当なことをやってしまったら、おしまいだ。(文中より)』
『創る』仕事をしていて思うのは、無知さとか能力とか才能っていう言葉を欲しがって、苦悩して、例え喜ばれるものを提供できたとしても、いつも自分が満足しない。そこができた時に、世界が変わるんだろうな。
Posted by ブクログ
自分を見つめる。
このことについて、芸術家・岡本太郎さんが遺している言葉がありました。
自分の姿をありのまま直視する。
それは強さだ。
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すらすらといくらでも溢れ出てきて、
無限につくれるような気がするときもある。
壁にとじこめられて、ニッチもサッチもいかない、
悩めば悩むほどいきづまってしまう、絶望の季節もある。
そういうとき、どうするか。
焦らない。自分と向きあうチャンスだ、と思って
じっくり腰をすえて、自分は本当に何がしたいのか、
見極めることだね。
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「自分をありのまま直視する」のは、実は、なかなか難しい。
都合のよい部分だけ見ていたり、
余裕がなくて見ていなかったり、
見逃していたり・・・。
なんてことが多そうです。
でも、迷ったり、いきづまったりした時こそ、
自分を直視することが必要になるもので、大変なときこそ、難しいことをしなければならないのかもしれません。
そこで、岡本さんからは、
「焦らない」
「自分と向き合うチャンスだと思う」
「じっくり腰をすえて、何をしたいのか見極める」
というアドバイス。
なるほど(*^_^*)ですね。
上記の2つの言葉は、「壁を破る言葉」(岡本太郎・著、イースト・プレス)に書かれてあったものです。
「芸術は爆発だ!」で有名な方ですが、ストレートで心に響きました。