あらすじ
「定員割れ」を恐れ学生確保に躍起となる経営陣、専門学校に「進学」する学生、引きこもり学生の家庭訪問をする教師…。全体の3分の2以上を占める「E・Fランク校」に焦点を当て、教員・理事会・事務方・学長の実像を浮き彫りにする。日本をこれから動かしていくのはAランクやBランクの大学を出たリーダーだけではない。半ば無視されてきた「普通」のマジョリティこそが、否応なく次代を担っていくのだ。これは現役教員が贈る愛のメッセージである。
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Posted by ブクログ
著者が勤務している大学でのエピソードを交えながら「弱小私立大学」はどうするべきかや、大学全体はどうあるべきかというコトについて書かれている。読みやすい。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
大学を出てから専門学校に「進学」する学生、引きこもり学生の家庭訪問をする教員…。
半ば無視されてきた「普通」の学生の実像を、現役教師が探る。
次世代を担う彼らと向き合うべし。
[ 目次 ]
第1章 変貌した大学
第2章 学生は大学に何を期待しているか
第3章 教員にとって大事なのは教育か研究か
第4章 経営者と事務局にとっての大学
第5章 学長の資格
終章 教育とは愚直に進めるもの
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