あらすじ
「藍は兄貴じゃない」
高校入学を機に家を出た義弟・青が、3年ぶりに帰ってきた。
義兄の藍は、青にもう会いたくなんてなかった。
家を出る日に突然奪われたキス──
青は優秀で、強引で、一方的。
昔から藍の劣等感を刺激してくるのに、視線だけがやけに熱い。
「もう我慢の限界だから」
いきなり押し倒され、藍は抵抗しようとするが…?
弟×兄、オブセッション義兄弟BL
◇収録内容◇
「ブルーエッジエンゲージ」全6話/単行本収録描き下ろし漫画5P/協力書店様共通特典漫画ペーパー 1P/カバー下イラスト 2P
感情タグBEST3
匿名
単話配信から気になっていたので、単行本になりすぐ購入しました。義兄弟BLは数多くありますが、義弟の不思議キャラが際立っていて、他の作品とは一線を画しています。不良を演じていたのも、医者になることを決めたのも、全ての行動が義兄のためだと思うと、不器用ながら愛が深いと思いました。
兄弟とは。。
BLって、どうなの。と斜めに見ていた自分がありましたが、
読み終わる頃は、涙が触れて溢れて。。感動しました。
人って、信じてくれる、支えてくれる人の存在が生きる意欲になるんだなあと。。
性別を超えた、愛の形を学ばせていただきました。
藍くんが抱えていた劣等感も共感できるし、
青くんの、伝えたい想いがなかなか伝わらないもどかしさも共感できました。
一読者として、今作品に出会えたことを嬉しく思います。
Posted by ブクログ
【俺を選んで受け入れろよ。喜んで藍だけのもんになってやる(青)】
“Blue comes from indigo, but is bluer than indigo.”
色気度★★★
井山ゆー先生の新作BL『ブルーエッジエンゲージ』は、義兄弟である藍と青の、歪みながらも純粋で激しい愛情を重厚に描いた執着系作品です。
理性的で自制心の強い藍と、独占欲の強いヤンデレ寄りな青。
二人の関係性が、互いの心の傷や憧れ、劣等感を丁寧に解きほぐしていく過程に、強い吸引力があります。
第1話から、青の帰宅を避けようとする藍の葛藤と、酒の勢いで露わになる青の欲望が、緊張感たっぷりに描かれます。
口移しや手首を縛った状態での愛撫、過去のピアスを巡る記憶など、身体的な接触を通じて心理描写が深く、読む者を一気に物語の世界へ引き込みます。
中盤では青の意外な優しさや感情の豊かさが垣間見え、藍が「大嫌い」と言った言葉を真剣に気にしていて「嫌いじゃない」と撤回されたときの青の子どもらしい喜びなど、キャラクターの多層性が魅力的に浮かび上がります。
特に第4話のピアスをめぐる対話は本作の核心であり、藍の心の奥底にあった憧れと恐怖を抉り出す青の言葉が印象的です。
劣等感が実は鮮烈な想いだったという自覚、そして互いの「特別」さを認め合う過程は、ただの情欲を超えた心理ドラマとして秀逸です。
第5話以降、青の視点から語られる過去の憧れや決意が明かされ、物語はクライマックスへ。
互いを求める激しい描写の中で交わされる「好きだよ」という告白と、互いの「生きろ」「生かせよ」という濃密なやり取りは、胸を打つものがあります。
描き下ろしの濡れ場も、青が藍に求める「同じ質量の愛」と青の物騒すぎるセリフから究極の執着を象徴しており、余韻を残します。
井山先生の魅力である、繊細でありながら力強い心理描写と、キャラクターの内面を深く掘り下げる構成が存分に発揮された一作です。
重い執着と純粋な愛情が交錯する関係性に心揺さぶられる、満足度の高いBL作品と言えるでしょう。
義兄弟ならではの禁忌感と、互いを唯一無二の存在として受け入れるカタルシスを味わいたい方に強くおすすめします。
匿名
弟×兄
弟×兄は大好きです
そして、血のつながりないのもありがたい
当て馬らしき人はいるけど、なんかめっちゃいい人そうで変にハラハラしないのも個人的にありがたい…殴っちゃうとかもなくて…めっちゃ強引でもない
それでいて藍くんしか本当に見えてない青くんもちゃんと描かれてるので、とってもよかった
絵がきれいでした。
青くん確かに宇宙人だ。
藍くんのことになるとなおさら。
どうして関西の高校に行ったのだろう。
藍くんの気持ちがどう動いていくのか気になります。