【感想・ネタバレ】抒情的恐怖群のレビュー

あらすじ

禍々しくも美しい、絶望的世界が凝縮された本格恐怖短篇集。土地の因縁、呪いの伝播、怪異との邂逅……現実が崩れ落ち昏い狂気が立ち上がる。残酷、耽美、暗黒の限りを尽くした現代ゴシックホラーの極致!

◎解説=米光一成

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Posted by ブクログ

ネタバレ

7編から成る短編集。
最初の3編が恐怖とロマンがあってよかった。後半のはあまり怖くないのと意味が読みとりづらい。

樹下譚が本書中もっとも抒情的で好み。魔に魅入られた男が見る幸福な夢。捏造された郷愁と恋心。

町の底と呪い田は呪いの話。前者の土地の来歴、後者の連鎖する呪いの症状、どちらもおぞましい。枕元に立って鬼の表情で「お前、死ね。お前、死ね」はやばすぎる。ただ、呪い田は終わり方が不満。その先どうなったかが書いていないのは一人称小説として違和感がある。

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2026年04月12日

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