【感想・ネタバレ】わたしもファラデー たのしい科学の発見物語のレビュー

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Posted by ブクログ 2015年07月12日

いたずら博士の本。著者の板倉聖宣はきっとファラデーのファンのはずだ。冒頭では「ファラデーの論文をすべて参照したが、数式はほとんど使われていなかった」として、ファラデーが数学に疎かったことを説明していたり、友人・同僚などに宛てたファラデーの書簡をたくさん紹介している。「いたずら博士」の異名はダテじゃな...続きを読むい。
 科学者の伝記であれば、学問的業績の内容に迫るのは当然ではあるが、同書もその例に漏れず、ファラデーが実際に行った実験をいくつか紹介している。そのうち磁石を使ったものでいくつか手軽なものもあり、これらは特別な準備なしに自分で行うことができるはずである。同書は解説の合間に四人の子供とはかせの併せて五人が試行錯誤する様子が描かれており、そうしたやり取りを含めて「わたしもファラデー」としている。しかし、やれそうな実験は自分で実際にやってみて結果を確認してみてほしい。そうしてこそはじめて「わたしもファラデー」というタイトルが生きてくるはずである。

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Posted by ブクログ 2010年07月15日

もともとファラデーという人には興味がありました。
考える事とか,やってみる事とかが,いかに大切かわかります。
なるべくしてなった天才よりも,ファラデーのような人のほうがなんか素敵です。

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