【感想・ネタバレ】笑いの力のレビュー

あらすじ

狂言,川柳,落語など笑いの伝統は数多くあるのに,なぜ現代の日本人は笑いの力を忘れてしまったのか.不況下でますます「笑い」が失われつつあるなか,稀代の心理学者,解剖学者,作家がそれぞれの専門分野から「笑い」の効用について真剣かつユーモアたっぷりに論じた講演とシンポジウムの記録.養老孟司氏の新稿を付す.

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Posted by ブクログ

シンポジウムの文字起こしなので読みやすい。
いくつか印象的な話もあり有意義だった。
血糖値などは興味深く、子どもの表情については二十年後の今はどうなのだろうかと思ったり。有意義な内容だった。

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

本書は2005年に岩波書店から刊行された単行本を文庫化したもの。「笑い」というものの本質について小樽での講演会とシンポジウムにて真剣に論じたものを書籍に纏めた。講演は、臨床心理学者の故・河合隼雄、解剖学者の養老孟司、そして作家の筒井康隆。シンポジウムの方は、この3名に女優の三林京子と特定非営利活動法人絵本・児童文学研究センター理事長の工藤左千夫が司会として加わる。

「笑い」と「健康」との関係から始まり、様々な事象と笑いとの関連性について次々と話が展開していく。笑いだからと言って決して楽しい内容ではなく、各人が自分の専門または広い知識を基に、極めて真面目に持論を披露していく。シンポジウムでは各所で観客が笑う(笑)を入れているが、これは発言者の言い回しの面白さに反応しているだけ。

お目当ての筒井康隆の講演内容については、最近自伝関係の本が数冊発売され熟読したこともあり、既知内容が多かった。笑いに否定的な評論家に対する批判も含まれており、かなり根深い面も露呈し、棺桶に入る寸前まで呪い続けることだろう。この言い回しはきっと気に入ってくれることだろう。

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2026年08月25日

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