【感想・ネタバレ】あなたはここにいなくとも(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

ごめんなさいも、ありがとうも、大切な人にこそ言えなかったのは――。恋人に紹介できない家族、会社でのいじめによる対人恐怖、人間関係をリセットしたくなる衝動、わきまえていたはずだった不倫、ずっと側にいると思っていた幼馴染との別れ……。後悔とその先の人生にあたたかな救済をもたらす全5編。デビュー作「カメルーンの青い魚」と同時期に書かれた幻の短編「くろい穴」収録。(解説・奥田真弓)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

好きな人の言葉やしぐさに散りばめられてる、家族の痕跡?っていうのかな
それも含めて全部好きだって自信持って言える人に会いたいな

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2026年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「人は1人じゃない。人は誰かに支えて生きている」——そう優しく思い出させてくれる、心が疲れたときのとっておきの1冊。

印象に残ったポイント

*リアルすぎる人間関係の描写

登場人物それぞれの葛藤や感情の表現がリアルすぎ…!人間関係に悩みやモヤモヤを抱えている人なら、きっとどれかのエピソード・どれかの登場人物に深く共感できるはず。

*心に染みる温かなメッセージ

孤独を感じたときや心が疲れてしまったときに、そっと寄り添い支えてくれるような温かさに満ちた作品です。

個人的ハイライト

大好きな町田先生の作品!
作中に北九州市が登場するシーンがあって、思わず『コンビニ兄弟』を懐かしく思い出してニヤリとしてしまいました(笑)。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ほどいてつないで私はもう一度踏み出せる。出会いも別れも愛おしくなる物語
恋人に紹介できない家族、会社でのいじめによる対人恐怖、人間関係をリセットしたくなる衝動、わきまえていたはずだった不倫、ずっと側にいると思っていた幼馴染との別れ――いまは人生の迷子になってしまったけれど、あなたの道しるべは、ほら、ここに。もつれた心を解きほぐす、ぬくもりに満ちた全五篇。

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何かしら「死」にまつわる短編集。面白いのは一見暗いテーマなのに、どの話も喪失感だけで終わらず、ほっこり感というか愛のある作品だったこと。
 特に「先を生く人」で終活として断捨離を進める雫さんが失恋した主人公に残した「これから先も、きっといろんなことがあるだろう。でも大丈夫。何もかも、憂うことはない。」という強力なエールは印象的だった。
 個人的には、不倫相手の奥さんへ当初嫌がらせのつもりで穴の開いた栗の渋川煮を送るが、奥さんの死後聡い彼女の言動に自分の真の敵が誰だったか気付かされる話「くろい穴」が好きだった。主人公はどこまでも純粋で、最後は祖母から教わった得意料理に悪意を詰めてしまったことへの罪悪感に苛まれるところなんかが町田そのこさんらしいなと(この一冊しか傾向知らんけど)感じた。
 町田そのこ作品は『52ヘルツのくじらたち』以来2冊目だったけれども、福岡関連の話が多く、特定の地域への思い入れが強い作家さんは初めてだったので新鮮だった。「あるっちゃけん」など方言バリバリなところが物語の立体感を強めていてよかった。物語のパターンとして、地方出身の女性が悪い男性から都合の良い扱いを受けるものの諸々昇華して前進する流れが多い印象。町田そのこさん自身女性であるが故に辛い経験をされてきたのかな?とか余計なお世話すぎる想像をしてしまった。

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2026年08月16日

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