あらすじ
帰らぬ人となった相方・藤川を残しラジオ局へ向かう金本。冷たい態度に激昂した圭右は、藤川の思いを金本にぶちまける。そんな圭右を前に、金本は一人で生放送を開始。やがて、聴く者全てを号泣させる激白が…!!
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Posted by ブクログ
ラジオのシーンは泣かずにはいられません。
普段どおりやらないとというのも、それでも泣いてしまうのも、どっちも金本さんらしい気がします。
こんなの居た堪れないし、実際にはこんなラジオ
放送されない気がしますが、そこはフィクションですし
素直に人間ドラマとして感動します。
圭右君はなんだかんだで金本さんに可愛がられるというか
とてもラッキーですごいところに立ち会わせてもらっているのだけれど
本人はそこまで理解していなくて、それでもその中で
掴み取ろうとしているのがまた高校生っぽくて良いです。
初めは自分に似てると思ったけど、藤川に似てるという金本さんの台詞が、裏にある感情を思うと
やっぱり涙せずにはいられません。
関西弁のことで喧嘩してそれぞれ思うところのあった
圭右君と辻本君がわかりあえるところも
相方とは、というテーマに寄り添っていきます。
Posted by ブクログ
いや~、今巻は見所盛りだくさん!
デジきんの件は、かなりカッコイイ展開で、
お笑いをここまで格好良く見せる事に、
多少のわだかまりは残りつつも、おおむね
良かったんじゃないかと。
「芸人は…舞台に立ったら芸人なんやない…そっからだんだん芸人になっていくんや…」
このセリフがこの巻で一番好きで、印象に残ってます。
後半の展開も地味ながら期待させられます。
鼠先輩の紅白とか、ナントカ男爵のメガネの方とか、
相変わらず小ネタも効いてて◎。
んで、一番良かったのが、本編とは関係無い帯コメント。
まさか森田まさのりが伊集院のリスナーで、しかも絶賛のコメントとは。
森田まさのりっつーと、ブルーハーツかその辺の音楽聴きながら
マンガ書いてるイメージありましたが…
今作にはラジオのシーンも出てきますが、
その辺に影響与えてるのかなあと思うと伊集院信者として嬉しくなります。