【感想・ネタバレ】べしゃり暮らし 13のレビュー

あらすじ

急遽、るのあーるの代役を任されたべしゃり暮らしの三人。脱退を決めた子安と、トリオとして最初で最後の舞台へ…。緊張走る中、圭右と辻本のアドリブが加速、二人の持ち味を発揮する! 一方、渦中のるのあーる・梵が密かに抱える問題とは!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

遠回りしたけどたどり着いた本物の夢の入口、と三人がやりきった表情なのがとても良いし、
ニップレスとべしゃり暮らしが売れなきゃ作家やめてやるという台詞もなかなかぐっと来ます。

代役辞退しろと言ってくる先輩がちょっとむかついてしまいます。
多分悪い人ではない、というキャラなのでしょうが。
文句があるなら決めた人に言えばいいのに。

そしてその後は汚い大人の世界が続きます。
嫌になるほどリアルです。
正義を貫くなら告発かもしれないけれど
折角優勝したのに、と大人たちからの圧力を受けて
まだ十代なのに。
どうしようもない中でもせめて謝ってもらおう、はるかが可哀想
という静代ちゃんもとても良い子です。

そしてまた、順風満帆に見えるるのあーるの裏話も描かれます。
バイトする間もなく働いているのに月収9万。
梵さんが「芸人になる夢は諦めて真面目に働け」
と言われているシーンは見ているだけでもキツイです。
笑えるネタが書けないと行き詰まっているところに
悪夢のような知らせ、お金もなく人生に行き詰まっているところで
偶然降りてきたものをブリッジにしてネタに昇華させるのは
誰でもできることではないと思います。
ネタがつまらなくてもブリッジでつい笑っちゃうというのは確かにあることですし。

本当の自分がバレませんように、という言葉に
どうして今まで上妻君に対して冷静でいられなかったのか
思い返して納得してしまい、梵さんにも感情移入してしまいます。

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2019年08月01日

Posted by ブクログ

基本的にべしゃり暮らしがのし上がっていくサクセスストーリーなのだけど、その周りの芸人たちの栄光と挫折が丁寧に描かれていてグイグイ読ませてくれます。今回だとるのあーるの話とか。冷え切っていた会場が徐々に笑いに転じていく描写もワクワクします。

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2011年12月28日

Posted by ブクログ

バイト先でここまで読んだ。
ポピュラーな漫画は趣味じゃ無いけど、バイト先に沢山あるのでバイト先ではそういう漫画を読むことにした。
この漫画は
主人公の上妻君が漫才師を目指す過程で、色々な問題にぶつかりながら成長してゆくストーリー。
森田先生の作品はコレが初めてだけど大体予想通りの王道スタイル。泣かせ方もベタ。それでもやっぱり話しの作り方が上手いのでしっかりキャラに感情移入出来る。また、漫才の中身は別にして、描写が上手いので漫才シーンもちゃんと見られる作品になっている。
悔しいけど何回かうるっとくることがあった。14巻たのしみ。

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2012年03月08日

Posted by ブクログ

これまで紆余曲折あったけど子安が脱退の決意をするまでがいい形で描写されている。後半はルノアールのサイドストーリー。脇役と思っていた人物にもそれぞれの泣けるドラマを用意しているところがすごい。

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2011年12月18日

Posted by ブクログ

とにかく、エピソード上手。登場人物それぞれにまつわるショートストーリーが秀逸で、強い感情移入を促す。その結果、捨てキャラが少ない印象を受ける。主人公以外の人間にここまで愛着を持たせる手法に、改めて感心した。

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2011年12月17日

Posted by ブクログ

相変わらず、ぐっとくる書き方がうまいなあ。梵の幼い妹さんのこととか…みんなに人生がある、それを丁寧に描くのが素敵。ただもっと辻本くんを出してー(~_~;)

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2011年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半はべしゃり暮らしの本筋。面白い。後半の展開、デジきんと違って今のところあまりるのわーるに共感できないんだよなあ・・・上原より岩隈に肩入れしちゃうからかな

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2011年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

んーなんかなー。
漫才中の子安の描写は良かったです。

けど、げんこつロデオが辞める展開も唐突だし、
ニップレスって賞もらえるような存在だったの?って気もするし、
話の焦点がるのあーるになるのも、別になー、というか
そこ膨らませるのかよ、って気もするし。
いやいいんだけど、なんかなーって感じ。

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2012年02月10日

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