【感想・ネタバレ】理系の恋文教室のレビュー

あらすじ

容姿端麗・成績優秀。学内のあらゆる研究室から引く手あまたの伊瀬君が、なんの間違いか我が春井研究室、別名・落ちこぼれの避難所にやってきた。おかげで雑用にもたつく私は伊瀬君に叱り飛ばされ、怯える日々を過ごしている。しかしある日、彼が恋文を書いているのを偶然知ってしまった私は、その奇抜な文章につい突っ込みを入れてしまったのだ。怖いはずの伊瀬君の初めて見た真剣な顔…。「教えてください、春井先生」そう言われた私は、うっかり頷いてしまい――。

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Posted by ブクログ

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大学生×教授。
本とに攻めは受けが好きなんかなー?と思うくらい甘さが足りない…萌えが足りない…分かりにくい。そしてお互いの魅力があまり伝わってこなかった。受けはもう少し年齢設定下のほうが良かった…

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2016年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんと、受は四十八才の理工学部教授です。いままで読んだなかでも、最年長かもしれません。これが、また、おじいちゃんかってくらい、枯れていてうだつにあがらない、しかもドジッ子&ダメっ子なのですが、そんな教授に一方的に思いを寄せるのが、容姿端麗、優秀すぎる学生の伊瀬くんです。これがまた、傲慢で毒舌でちょっとS。一体どんな恋愛なのかしらと興味をひかれることこの上ない。行きがかり上、教授は伊瀬くんが好きな人に恋文をしたためている←古っ!のを見てしまい、不承不承、その添削をする羽目になります。実は伊瀬君の想い人は自分なのに、天然でニブチンの教授は気が付くはずもありません。伊瀬君のラブレターがまた、おもしろすぐる。『やらせてください』というダイレクト過ぎる表現から、『多重解析で貴方の心の安全値がわかればー』など数学用語満載で意味不明、さすが理系です。こんなふたりですが、伊瀬君のスマートなリードもあって、徐々に気持ちの距離が近づきます。この伊瀬君、S気質ではありますが、無理やりどうこうしようという態度も見せず、とても紳士です。だから、余計、鈍い教授にはわかりづらかったんだろうけど。
シチュエーション的には、こんな超年の差、しかもこんな組み合わせで恋愛は成り立つんだろうか・・・と心配になりますが、この教授、読み進むうちに、下手したらおじいちゃんじゃね?くらいの最初の印象から意外とかわいい乙女オヤジに変貌します。
全体的にトーンもほのぼの。この際、現実味があるかっていうツッコミはおいておいて、いいカップルでした。
最後、教授が、伊瀬君に対して、『確固たる自信はないけれど、一緒に幸せになる努力だけは惜しまない』と決意するところ、『この先、想像もつかないような困難なことに直面することもあるだろう、でも、その全部をきちんと受け止めよう』と。これこそが、BL的ハッピーエンドの王道だと思う。どんなハッピーエンドも最終的にこんなふうに終わってほしいといつも思って読んでいる。

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2012年06月27日

Posted by ブクログ

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容姿端麗、成績優秀、学生・伊勢×大学教授・春井

春井研究室(おちこぼれ避難所)にやってきた伊勢君に叱り飛ばされる日々の春井。ある日、彼の書きかけの恋文をPC画面で見かけたことで…。

春井教授の頼りなさもかわいい。不甲斐ない自分をわかっていて、伊勢君の前でおどおどするのは小動物の様。
思いを自覚してからも、ちょっと情けない。ま、分かるけど。
また、挿絵がくたびれた中年男そのもので…。
伊勢君もカッコイイけれど必死で。叱るのも愛情から、恋文も策を弄しての小道具。でも他人からは護って。いい感じじゃないですか。
「赤くなる耳がバラのよう」って、あなた、どんだけ恋は盲目、アバタもエクボ。
さわりいたい、やりたいとストレートな言葉、若いですね。

それにしても、48歳受。しかも親子程の年の差。う~ん・・・。どうもな~~~。

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2011年12月20日

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