【感想・ネタバレ】おいしくってありがとう 味な副音声の本のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

フードエッセイスト平野紗季子による人気ポッドキャスト、
『味な副音声 ~ voice of food ~』待望の書籍化!

配信200回を迎える膨大なエピソードから生まれた、愛おしくて新しい「食」のパワーワード集。あらゆる語彙を駆使して語られる、食べものの魅力をたっぷり詰め込んだ一冊です。

本書に登場するゲスト(掲載順)
稲田俊輔/渡辺康啓/田辺智加(ぼる塾)/⻑濱ねる/⻑谷川あかり/高山都/吉岡里帆/麻布競馬場/福田里香/鈴木ジェロニモ/ゆっきゅん/くどうれいん/生江史伸/平野レミ/稲田俊輔/鶴見昂/大⻄進/ハマ・オカモト/古舘佑太郎/湯澤規子/蓮見翔(ダウ90000)/在原みゆ紀/関祐介/柚木麻子/金田泰明 (モスフードサービス)/伊藤まさこ

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラジオ番組の書き起こしらしいのだが、そういうのに疎くて聞いたことがなかったので初めて読んだ(聞いた?)。
冒頭から最後までみちみちに食べ物への愛が詰まった対談集で、内容はコンビニのお茶やブルボンのお菓子、モスにロイホから老舗和菓子屋や五つ星レストランまで多岐にわたる。

まず食べ物を表す表現の仕方ってこんなにあるんだ、という驚きがあり、食べ物の守備範囲の広さへの驚きもあり、どんな相手でも話をするする引き出す会話のうまさへの驚きもあり、読んでいて全然飽きない。
よく見知っているお菓子の話はうんうん分かる、と赤ベコのように頷いたし、全然知らない高級レストランの話は未知の世界にドキドキしたし、平野レミさんとの対話の亡き夫の話にホロリとしたり、モスの企業努力に感心したりした。

「一秒でも早く食べてほしい店vs写真を撮りたい客」は、こういう食を150%楽しむ人たちがどんなふうに考え、レストランを体験しているのか分かってちょっと衝撃だった。私にとっては店員さんとの一定以上のやりとりって基本的にコスト、ない方がいいものでしかなくて、だから高級なお店やちゃんとしたイタリアンとかは気後れして行かない。
でもコミュニケーションを含めて食という体験を店と客の共同作業で作り上げているという認識、コミュニケーション能力の高い人たちの見ている世界、できる事の違いにただただ呆然としてしまった。人間としてのレベルが違いすぎる。私は幼児だ。美味しかったです、と店員さんに帰り際に伝えるのが限界なのである。頼むメニューからもう、コミュニケーションの一端だったとは!
とにかく、千里の道も一歩から、高度な食コミュニケーションもチェーン店からということでモスとロイホに行ってこようか?

0
2025年09月15日

「エッセイ・紀行」ランキング