【感想・ネタバレ】おちゃらけ王のレビュー

あらすじ

かつては無類の馬鹿者だったが、いまは怠惰な大学生に成り果てていた名雪小次郎。そんな彼の前に、幼少からの腐れ縁 「魔王」 が現れ、言い放つ。「君に用心棒を頼みたいのだ」。 多くの人間に金を借りている魔王は、借金を取り立てる債鬼から逃げつづけなければならないのだという。 やっかいな頼みを断る小次郎だったが、魔王の策略にはめられ、恐ろしい追っ手たちから無我夢中で逃げ回ることになる。その逃亡劇の果てに二人を待っていたものは――? 馬鹿で奇妙奇天烈で爽快なネオ青春グラフィティ! 第17回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

電撃小説大賞の中のメディアワークス文庫賞受賞作。
まさに少し大人向けのライトノベルと言う様な
内容と文章と会話で、何も考えずにちょっと不思議で
いい加減なこの世界の馬鹿者達のはしゃぎっぷりに
付き合う事が出来ます。

出だしの数ページから、んっ??? 四畳半神話〜??
と思うほど世界観と文章は似てますが、気にしちゃ
いけないんでしょうw。作者自身が作り出した
キャラクターを愛しながら、自身が楽しむように
書かれたものは、意外にも読んでいるコチラ側も
そう悪くはないものです。

今後もこのモリミーフォロワーのままなのか、
更にファンタジックで痛快で甘酸っぱい物語を
書いて化けていくのか追ってみたくなるデビュー作ですね。

0
2011年02月27日

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