【感想・ネタバレ】NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧のレビュー

あらすじ

“何か”があなたを待っている。
“誰か”があなたを待っている。

ナチスによるホロコーストを経験した心理学者フランクル。彼は強制収容所という過酷な状況に置かれた人間の様子を克明に記録し、「人間とは何か」という普遍の問いにひとつの答えを見出そうとした。人は、何に絶望し希望するか。時として容赦なく突きつけられる“運命”との向き合い方を探る。姜尚中氏の特別寄稿も新たに収載!

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Posted by ブクログ

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番組を観て面白かったので読んだ本。著者の著作の中で初めて読んだ本。「夜と霧」の内容やフランクルのことについて知ることができて面白かった。「夜と霧」の内容で、「誰か」や「何か」が待っているというところが1番印象に残った。この本を読んで「悼む人」の主人公の考え方を思い出した。この本を読んで「夜と霧」が読みたくなった。今悩んでいる人に薦めたい本。

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2019年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フランクルの『夜と霧』を読む前の事前知識をつけたいと思って読んだ。
アドラー心理学はあまり自分に合わなくて期待していなかったけど、フランクルの考え方はある意味現実的ですごくすっと受け入れることが出来た。

人生の価値について、フランクルは①想像価値、②体験価値、③態度価値があると考えている。
このどれも他人軸ではなく、自分の中で感じられることであり、実生活の中でありありと感じられるものだからこそ、この3つに価値があると信じれば前向きに生きれそうな気がする。

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書の中に「幸福は求めることができないもの」「求めようとすれば逃げて行くも」「仕事に没頭したり愛する人を愛せばおのずと幸福は手に入る」とあるが(少し略してあります)、何にせよ求めて行くから手に入ることが多いんじゃないかなとは思う。自分の欲の為に求めるなという意味かもしれないけど、結局は自分の為になる行為に繋がるものも多いだろうし。でも、とても大事な事だとは思う。生きて行く上で「深く愛したあった経験」の重要性も解いているが、「確かにそうだよな」と思わせてくれる。
勅使河原蒼風「花伝書」の「求めなければ授からない〜」を連想する内容だった。

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2024年04月02日

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