【感想・ネタバレ】剣鬼・根岸兎角のレビュー

あらすじ

木刀で相手を打ち殺すほどの凄まじい腕前の根岸兎角。彼は、病いに倒れた師・諸岡一羽を見捨てて出奔、武者修行の旅に出た。途中、豪商の娘を救った縁により、小田原に道場を開き大いに繁昌する。だが、一羽の高弟たちは兎角を師の仇と付け狙い、やがて江戸城大手門前の橋上で、因縁の果たし合いが……。剣と女に賭けた鬼才の奔放な生きざまを描く、人斬り絵巻。

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根岸兎角の一生!

若き根岸兎角が病床の師の元を出奔し、微塵流の開祖となっていく過程を描く。
小田原で豪商の娘を賊から取り戻し、礼に道場を開かせてもらう兎角。秀吉の小田原征伐の後は、北条家に操を立てて道場を放棄。江戸で新しい道場を開くが、追ってきた元兄弟子・岩間小熊との木刀試合に敗れて、全てを失う(ここまでがメイン)
その後西国を放浪し、黒田長政に仕えた後、僧形となって再び流浪。旅の路上に倒れるED(還暦過ぎ)
兎角に勝利した小熊を騙し討ちにする微塵流四天王の描写が結構エグい。兎角本人は試合で小熊相手に本気になれず、負けてそのまま西国旅に出てしまうなど、峰隆一郎キャラとしては結構まともな人だった。オリジナルで、兎角の私生児やくざも登場(出番は少しだけ)

#アガる

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2025年05月17日

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