あらすじ
街はずれの廃屋みたいなビルに住む、変わり者で有名なアルゼンチンババア。母を亡くしてからしばらくして、みつこは自分の父親がアルゼンチンババアとつきあっているという噂を耳にする。思い切ってアルゼンチンビルを訪ねたみつこが目にした、風変りで愛しい光景。哀しみを乗り越えていっそう輝く命と、真の幸福の姿を描く大傑作。
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Posted by ブクログ
100ページにも満たない短い作品だったけど、じんわり心に響く素敵な作品だった。
印象に残った文章♪
⚪︎「懐かしさって、全てが変わってしまってから初めて芽生えるものなんだ、と私は思った。」
⚪︎「好きな人がいつまでも、死なないで、いつまでも今日が続いてほしいって、そう思ったのよ」
吉本ばななさん好きだなぁ♡
Posted by ブクログ
母が亡くなって 父が誰もが知ってる廃屋に住む
変わり者で有名なアルゼンチンババアと付き合ってると知るって、普通だったらだいぶドロドロした
感情になりそうなのに、どろどろ一切なし。
そこでは感情が優しく素直に溢れ出る。
家中汚れて臭いのに、なぜか誰もがユリさんに
心落ち着く。そんな人と出会えたら素敵だなぁ。
お父さんの
二代目アルゼンチンジジイは笑った。
言葉がとっても優しくて素敵な本でした。
最後の奈良美智さんの絵も素敵でした。
欲を言えばもっとユリさんを知りたかったなぁ。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ短くて、気づいたら読み終わっていた。
最後の数ページは奈良美智さんが書いた絵なのも良かった。
主人公がお父さんがアルゼンチンババアと暮らしていることにあまり抵抗も持たず、反対もしなかったのが奇妙だった。そんな得体の知れないおばさんの元で父親が暮らすなんて、簡単に承諾はできない話だ。
だけど、アルゼンチンババアの元で暮らしたおかげでお父さんは亡くなった妻のためにイルカの墓石を掘り出したのだから結果オーライなのかも知れない。
イルカの墓石、かわいくていいな