あらすじ
悠聖の笑ってる顔が見たいよ いじめに遭い自殺を図った梅乃。入院先の病院で出会った悠聖に惹かれ彼と約束を交わす。彼が背負った苛酷な運命を知らず…。 一方、悠聖は空手のために生まれてきたような男の子。才能に恵まれ伸び盛りだったが、ある日、稽古中に突然倒れ…!
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当たり前の生活にはないお話
人は色々な経験をするけど、まさかって思う経験もある。
心に準備が出来てなくて、一瞬で真っ暗闇に落とされる時も。
自分の人生は一度きりだから、練習も心構えもなく毎日と向き合っていくけど、こういう本を読んで、自分の人生を重ね合わせて自分だったらどうしただろう!どうやって乗り越えて行くだろうって想像したり、心を痛めたり、考えたりすることが、いつか自分に起こる形は違えど、色々な事に対して、何かを選択する時の駒が増えると思う。そういう経験をさせてもらったと思いながら読ませてもらいました。
Posted by ブクログ
命を精一杯生きる子の話。暗さと重さと切なさがまとわりつくけど、実際に重いハンデを背負って生きる人はたくさんいるって少しでも多くの若い子に知ってもらえたらいいって思う。背負っているものが重いほど、生の貴さが輝いて見えるんだよ。皆誰でも何かを抱えているんだ。「どう生きるか?」って考えたことある?
Posted by ブクログ
いわゆる病気もの。
漫画で病気ものを読みたいとは思わない私だが、この作品は読みたいと思わせてくれる。
心の動きなど描き方が巧いのだと思う。
巻が発売されるペースがのんびりしている様だが、短いスパンでの定期連載ではないのだろうか?
続きが気になる。
Posted by ブクログ
僕等がいたが終わって次はどんな作品をテーマにするのかと楽しみにしていました。
皆さんが言う通り一言で言えば「重い」とう事なんでしょうが、僕等がいたの最終巻の矢野の言葉を思い出しました。「重くなければ価値ないよー」。。。小畑先生の深い人間の繋がりを読みたい人はハマる作品だと思います。
少女漫画で扱うテーマではないと思う方もいるでしょうが、こんな少女漫画があってもいいんじゃ無いでしょうか?軽い恋愛だけを求める訳じゃないので。
私は2巻以降も読み続けたいと思います。
Posted by ブクログ
小畑友紀さんのお母様が癌で亡くなったのをきっかけに描かれた話。
小児癌の子達の話。みんな生きる希望を持ちながらも、友達の死や癌の進行を目の当たりにして現実的に戻るときが切ない、他人事じゃないから色々考えさせられる。
この人の描く漫画はどこか重くて、切なくて、そこが良い
Posted by ブクログ
暗くて重い。
とてもとてもヘヴィーです。
でもそれが小畑さんらしいというか、小畑さんの描くマンガの真骨頂だと思います。
そしてあとがきを読んで今、このテーマのマンガを描くことの意義を感じ取りました。
身を削って描いていくのだろうと思います。
ひとつ気になるのはキャラの描き分け。
結構前から気になっていたのですがずーっとそのままなので少し残念。
もう少しだけカッコイイ男の子のパターンが欲しいところだと思います。
まだまだ始まったばかりの1巻。
次に期待してます。