【感想・ネタバレ】フーコーの振り子(下)のレビュー

あらすじ

イエズス会、シオン議定書、サン・ジェルマン伯爵、ヒットラー……
あらゆるオカルトの系譜を取り込んで構築された「計画」が現実を侵食する。
虚構に取り込まれるベルボ。衰弱するディオッタレーヴィ。
終焉を見届けるため、振り子へと急ぐカゾボン。
人々を翻弄する虚構と真実を描く、エーコ畢生の大作、堂々完結。〈解説〉池澤夏樹【全三巻】

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Posted by ブクログ

オカルト陰謀論は最後まで止まらない。
ダン・ブラウンとかは陰謀論のネタを発火点としてストーリーを組み上げ、そのストーリーに向けてネタを準備するが、エーコは只々ネタを披露するためにストーリーがおまけとしてついてくる。とはいえ、作中架空のネタが現実を侵食しそうになる展開や、嘘から出た真などは、エーコの真骨頂だと思う。この辺、ヌメロ・ゼロにも通じるところがある。

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2026年06月17日

Posted by ブクログ

上中下3巻読み上げたけど、面白くなかった。
もっとテンプル騎士団のオカルト噺にのめり込めば良かったのかもしれないが、どうしたって阿保らしいと思っているから細々した陰謀論の数々は読み飛ばしちゃって、頭に入ってこない。薔薇十字軍、イエスズ会、マルクス、ヒットラーと話しが広がれば広がるほど馬鹿々々しくなってくる。

リアの解釈、元々これは伝票みたいなメモというのは似た話を読んだ覚えがある。ノストラダムス絡みでテンプル騎士団が藁を積んだ荷馬車に云々という話は只の伝票を無理やり陰謀と解釈したものだったかな。(ウロ覚え)

物語の最初にあったように、振り子のそばに潜む主人公。なんでこの場所かと思う。読み飛ばしたかなと思うけど、まあいいや。大団円で登場人物勢ぞろい。だけど全然感心しない。
終盤、ヤコボの青年期の一コマが再現されるけど、全体の物語と繋がっているだろうか。全然納得できない。

・残された三枚のファイルー訳者あとがき
何これ。訳者が(了)の後を書いたってこと?
ぶち壊しとは言わないけれど、何の意味があるの。

訳者は余計なこともしているけれど、凄い人とは思う。
ウイリアム・シェイクスピアを槍振兜志と記すぐらいに。

もしかして、読みなおしたら面白味があるかもしれないけれど、そんな気が起こらない。
池澤夏樹さんの解説にフーコーはダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」を批判していたとあるけれど、与太咄ではあるけれど、「ダ・ヴィンチ・コード」の方がよっぽど面白いよ。

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2026年08月24日

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