【感想・ネタバレ】カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生のレビュー

あらすじ

ミュージシャンを目指して活動するも芽が出ないまま35歳になった女が、枕営業の末、インディーレーベルプロデュースのJ-POPのボサノヴァカバーCDのなかの一曲を歌えることになったが……。いい年して夢を捨てきれず、サブカルにまみれて自意識ばかりが肥大した、残念な20代、30代男女の肖像をシニカルな筆致で描く連作短編集。

...続きを読む

痛い……とにかく痛い!表題作の他「ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園」「空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋」など、タイトルだけでも心にグサグサ突き刺さる短編集。
誰でも20代までに一度は何かやらかした過去があるのでは…?例えば、改行だらけの自作の詩をブログにアップしたことは?一字も書いていないのに作家志望を名乗ったことは?セクシャルマイノリティの知り合いを作りたがって夜の街を徘徊したことは?……心当たりは少なくないハズだ。
夢を持つこと、他人と違う自分を追い求めることに憧れても、実現のためには相応の努力とある程度の謙虚さが必要だと思い知らされる。とはいえ、自身を客観的に見つめなおすことができた時、人は成長できるのかもしれないし、けっきょく「フツウ」になってしまうものなのかもしれない。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

全体に斜に構えている様子が自分と重なって、恥ずかしさと楽しさと恐ろしさが同時にやって来ます。
画のバランスの悪さと漫画としての設定の奇抜さの相性がとてもいいです。

0
2014年09月09日

購入済み

感動した

素晴らしいアート作品。
一枚の可愛らしい絵の裏には、しっかり人間の感情が目まぐるしいほど宿ってる。
文学的な融合もあり、コマやストーリーの流れの魅せ方もアートでしかない。
これぞ、2014年の「サブカルチャー」。
日本の漫画は本当にすごい。

0
2014年07月04日

Posted by ブクログ

なんとなーく借りたけど、大当たり!90年代に思春期を過ごし、クリエイティブなことができないヤツはカスだ!ばりに脅迫されてきた同世代には、是非読んでほしい!それは時代に刷り込まれた強迫観念なのかもしれない。

0
2014年05月18日

ネタバレ

サブカル敗戦宣言

90年代までのサブカルが完全に00年代に負けたことをしっかりと、描いた作品。

ライターとしても面白い直角さんの素直な感想だと感じる。。。

オタ文化が勝って、もう、サブカルって言うのがもう無いですよーって大声で言っているので、サブカル残党の方々は早く撤収すべきです。

0
2014年03月14日

Posted by ブクログ

つ、疲れた。こんなに負のオーラを漂わせる漫画は初めて。サブカルに中毒症状を起こした大人たち。痛すぎて悲惨すぎて逆に愛おしい。誰の中にもカーミィはいるんだもんね。

0
2014年02月03日

Posted by ブクログ

元ライターの渋谷直角の短編集。まず、インパクトのあるタイトル。そして、ほかの話のタイトル。



・空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋

・ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園

・口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画 (MASH UP)



…と視点が本当にいじわる。実際、そんな人達がこっけいに描かれているので、痛い奴だなーと笑っていたら、読後はものすごく心がズキズキしていた。

お話的には、自我を持ってしまって、自己表現をしていたり、強烈なこだわりをもってしまった人達が、何かしらひどい目に合うという話です。

タイトルの話(カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生 )では、のし上がるためには手段を選ばない、メジャーデビューを目指す歌手の女の子が、トラックメーカーや有名なプロデューサーに体を売りまくる。そして体を売りまくった結果…っていうのが落ちなのですが…

全体を通して描かれているのは、「好きなもの」や「夢」を持ってしまったことによる呪いです。

例えば、とある男がはじめて行ったクラブで強烈な初期衝動をDJをはじめる。その初期衝動は純粋だったが、活動をはじめると、いろいろな欲が出てくる。

オオバコで回したい!モテたい!あいつ俺よりもセンスないのになんで!?嫉妬!

次第に心が腐っていく。そして、俺を認めないマジョリティ側が悪いんだ!となっていく。自分が20代そこそこときに感じていたことなのですがね。めんどくさい奴だよね。

あれ!?これって何かに当てはまりません…。

そう、ご存知!まどかマギカですよね。



「希望を祈ればそれと同じ分だけの絶望が撒き散らされる。」


京子という魔法少女と台詞なのですが、魔女少女のシステムと「夢」を持ったしまった後のシステムはおんなじだわ~と。先に願いは叶うか、願いを叶えようとするかの違いです。

そう思うと、現実厳しいわー夢を持てなんて、言えないっすわ…となってしまうところろ、ちゃんとこの漫画には、少しの希望を残してくれて、「口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画」って話で、絶望からそれでも俺は好きなんだ!やるしかない!っていうのが落ちで、ただ単にシニカルな視点だけではなく、そういう精神論をあって、最後は精神論的展開が好きな自分にとっては、最高でした。また、この後に出た「リラックスボーイ」ではその先のが描かれているような気がして、とにかく今後も渋谷直角の漫画は買い続けると、ここで宣言しますわ!

0
2014年01月06日

Posted by ブクログ

やべー
サブカル文系くそババアにがんがん突き刺さる系マンガ
ていうか帯に「サブカルクソ野郎狂想曲」ってかいてる

0
2013年11月10日

Posted by ブクログ

サブカルかぶれをバカにする本ぽいけど、その奥にかくれたメッセージがある一冊。
マンガの途中に差し込まれるミニコーナーも魂をふるわせる。

全ての自分はサブカルだと思う人に読んでもらいたい。そして、直視できるか挑戦してほしい。

0
2013年10月25日

Posted by ブクログ

しまおさんご推薦の毒書。
こじらせたちの跋扈を救いなく描く。
読む私たちもこじらせでありワナビであるので、はっきりいって陰惨な気分にしかならない。
こんなブーメラン効果を誰が得をするのか。
この描き方、この視点は究極にして最強。
完全黙殺するか、「この本ホント痛かったよーw」とレコメンドするか、せずにはおられない、そして推薦するという行為自体が「オレわかってる」アピにつながる、無限循環。おお。

0
2013年09月22日

Posted by ブクログ

「いるいる!こんな人!」って何回も言いながら読んだ。
著者の観察眼がすごくて、あからさまな“あるある台詞”だけじゃなくて、フト見えたtwitterの画面とか、
登場人物が読んでる雑誌とか細かいところまでリアルで笑える。
別にサブカル批判でも他人批判でもなく、たまたま今回描写されたキャラたちが
サブカルチックな人たちだったけど、一見華やかに見えて、この漫画の登場人物みたいな人たちとは自分たちは違うんです、とか思ってる
「読者モデル」とか「スイーツ(笑)」とかのリアルも結局こんなかんじである種のパターン化されてる、
彼ら彼女らだけではなく、もしかして私だって…皆だって…?
とギクリとする。

0
2013年09月18日

Posted by ブクログ

恐ろしいほどのペルソナ設定。
ボサノヴァカバーを歌う女の結末恐ろしさたるや。
渋谷直角さんの本、奥田民生になりたいボーイ等身近にいる人を描く天才。現実を超えてるんだよな、詳細すぎて…。

0
2019年08月24日

Posted by ブクログ

 あいたたたたたー!!!!!胸が痛い、でも絶対にこういう人いるよな…と思える、サブカル好きを描いた短編集。自意識の塊で周りにいたら本当に嫌になりそうな人ばかりが出てきて、これほどまでに痛々しい気持ちになった漫画は初めて。作者の観察眼の鋭さにしてやられた感じ。

0
2015年12月14日

Posted by ブクログ

題名からして「これはキテるマンガでは?」と思わせる雰囲気。表紙の女性の目つきが危なすぎる。この本は短編集だが、やはり表題作の感想を書きたいと思う。カーミィ(本名ミツカ)は「手段を選ばずして有名になりたい女子」。バンドで開花するのを期待するも、解散しソロになる。ソロになってからのカーミィが常軌を逸してくる様子が怖いけど、こういう子って確かにいた!そして、カーミィ35歳のシンガーの夢は途絶える。しかしその2年後のカーミィの姿がさらに恐怖だった。カーミィ、そっちの道に走っちゃったか!いろんな意味で「痛い」なぁ。

0
2015年12月13日

Posted by ブクログ

どっかの寺の本堂の、すげえたくさん安置された仏像の中には必ずあなたと同じ顔のものが存在しますという僧侶のコトバや、船底一枚下は地獄とかそういうフレーズが思い浮かんだ本。
サブカルをこじらせた者には思い当たる事象が山ほど。危ないところだった。いや、まだ油断はできまい。それにしても本のタイトルが秀逸すぎて本当にすごい。

0
2015年08月20日

Posted by ブクログ

このタイトルにビビッとくる人はきっと、現役・退役・程度の差こそあれ、サブカルクソ野郎なんでしょうね。この時点で読者を選別していてお見事です。
人となんか違うことがしたい、認められたい、そういう欲望でギラギラしてるのに空回って焦りばかりが募るあの感じ、わかる。わかるから笑えるけど笑えない。自分を守って他人の模倣や批評に明け暮れてるうちは、何者にもなれないんです多分。
…自分に言い聞かせるために書いたレビューでした。

0
2014年01月16日

Posted by ブクログ

うわー痛い(^^;。
作者さん曰くは「人生いろいろ」なんですが、
自意識にはまりこんだ人々の、
あまり幸せとは言えない部分がクローズアップされてます。

笑えなくはないけど笑うような話でもなく、
彼・彼女のような部分は誰にでもあることだし、
どうしたらいんだろうと…(^^;。
絵の絶妙な?崩れ具合も哀感や怖さをそそります。

怪作!

0
2014年01月07日

Posted by ブクログ

痛々しいというか、痛い。
だがそこがいい!

いるいるこんなやつ〜!あはは!なんて笑って読めない。

主人公たちほどまで行かずとも、サブカルに傾倒したことのある人間にとっては身につまされながらも、目を離せない、そんな一冊になると思う。

0
2013年11月27日

Posted by ブクログ

タイトルに期待した以上に、どストレートで突き刺さった。特に女キャラの話はもう本当に…服装とか固有名詞やモノローグが秀逸。分かってるなーレベルではない。そのもの

0
2013年10月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容というか、だいたいのイメージはタイトルを見ただけでなんとなくわかるんじゃないかと思う。
「ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園」
「空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋」

表題作でクウネルまでネタとして取り込んでしまうのはすごいなあと思った。「有名になりたい 手段は選ばない」と主人公は言うが、両者は遠いようで意外と近いところにあるのかもしれない。「カーミイが冬に向けて欲しいアラジンのストーブ」なんてクウネル女御用達のアイテムだし。

バンプオブチキンに憧れる男の子の作る詩や、お笑いオタクの男の子のお笑い論とか、過剰なほどの「らしい」言葉の数々。サブカルクソ野郎の自意識をこれでもかというほどに揺さぶってくる。なんというか、意地悪。でもラストの「口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女も全部持ってかれる漫画」(この身も蓋もないタイトルが全てを表している)の主人公は、何もかも失った後に自意識をかなぐり捨てて、新人ライターとして再出発をはかるさわやかな結末だ。

「サブカルクソ野郎」と書いたが私は自分がサブカルクソ野郎なのかどうか今ひとつわからない。私の趣味はややサブカル寄りで「サブカル女子」みたいなコラムを見ると好きなアーティストや作家やお笑い芸人の名前なんかが結構出てくる。だから自分にとってサブカルって何だろうって考えることはよくあったんだけど、この本を読んで少し自分のことを考えてみたら、なんかいろいろ自分の心の暗黒面を思い出してもんにょりした。自意識とは何か考えさせられる本です。

0
2013年10月15日

Posted by ブクログ

コピー誌が話題になってた頃から気になってたので、というかその事実すらもう自分がサブカル糞野郎に思える……でもこれだけ描ける渋谷さんもさすがの渋谷さんというか本当にメビウスの輪ですねこれ。
気持ち良いくらいにグサグサきて笑えました。自虐ウケです。
結構どんな方面にも斬り込んできますので油断はできません

♪痛いよ~あったかいよ~、痛いよ~あったかいよ~

倉橋ヨエコが思い浮かぶあたり、そうですね、自分はど真ん中でした。

0
2013年09月21日

Posted by ブクログ

「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」
「ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園」
「空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋」
「口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画(MASH UP)」
「テレビブロスを読む女の25年」
と、タイトルだけで笑える。

救いようのなさの連続だったり、暗闇のなかをなんとか自力でもがいたり、それぞれのキャラクターの人生が幸せか不幸かなんてことを決着しようとはせず、どうしようもなくこれが自分であり、そこから見える世界を淡々と描こうとしている感じが気に入った。

0
2013年09月21日

Posted by ブクログ

いかにもサブカルっぽい絵だけれど、内容が…笑って済まされないところにいる自分と重なって、エグられた気分。
皆模索しているのですね…今現在どう動いていいのか模索している自分には、大きく響きました。

0
2013年09月06日

Posted by ブクログ

エグラレタ。自意識ってやつは、サブカル方面だろうが、読モ方面だろうが、たいへんに痛々しいものですな。タイトルの情報量にわらた。

0
2013年09月05日

Posted by ブクログ

希望、挫折。悲劇、喜劇。光と影。それらはつねにすでに表裏一体であったりする。
……

「コレ読んでみて」と手渡された本。
「面白いんで」「心に何も残んない」的な前フリをもらっていたせいか、かなり油断して読んでいました。ノーガードの私の心に突き刺さってくる。
これはもう、深い文学性が広がっているではないですか!
読後、肩で息をするような、二度と浮かばない沈む夕日のような感覚に包まれました(ちょっと誇張しました)。
どのように生きたって本源的には構わないけれど、本作の登場人物らの生きざまはとにかく無骨で、それでいてどこか妙なリアリティがある。このもやっとしたような、むわっとしたような読後感は何でしょうか。

ショートストーリが何篇か収載されています。目次の一部を挙げちゃいましょう。
・ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園
・空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋
・テレビブロスを読む女の25年
本や漫画本なんて、インクの踊ったただの紙の束のはずですが、こいつが影響を及ぼす。刺激を与えてくるわけです。
同氏の別の著作も読みたくなってきました。

0
2013年09月03日

Posted by ブクログ

ミュージシャンを目指して活動するも芽が出ないまま35歳になった女が、枕営業の末、インディーレーベルプロデュースのJ-POPのボサノヴァカバーCDのなかの一曲を歌えることになったが……。いい年して夢を捨てきれず、サブカルにまみれて自意識ばかりが肥大した、残念な20代、30代男女の肖像をシニカルな筆致で描く連作短編集。 この短編集に出てくるのは、自分の才能や未来に対する根拠のない自信を持って、「自分は他の連中とは違う特別な存在」という自意識過剰な残念なサブカルクソバカばかり。
タイトル作に出てくるカーミィはシンガーを目指しているが特に表現したいことがあるわけではなく、「手段を問わず有名になってやる」という肥大した自意識があるだけ。
2作目のダウンタウン以外のコメディアンを認めないコメディアン志望のオタクは、ダウンタウンに対する過剰な思い入れと知識はあるが、ネタ見せ大会に出ると才能の無さを思い知らされるが、「自分のお笑いに時代がついてきていないだけ」と言い聞かせて才能の無さから目を背けている。
BUMP OF CHICKENの詩と空の写真をブログにアップしているブロガーも、密かに詩を書いてはいるが批判されるのが怖くて発表しないし。表現者を志しているのに、自分のオリジナリティや才能や作品で世界と戦おうとせず、自分に都合のいい幻想の中に閉じこもってちゃんと相手とコミュニケーション出来る大人になりきれていない。
サブカルにかぶれている人には読めば、サブカルにはまりすぎている自分に気づいて一皮剥けるきっかけになる漫画です。

0
2022年12月13日

Posted by ブクログ

コピーでホチキス止めで50部作ったイベント用の漫画がツイッターで話題になって出版というので読んでみた。
30代でメジャーになりたいサブカルな自称アーティストたちを揶揄してるので評価は分かれると思う。わたしは周囲にもこの登場人物的な人はいっぱいいるので、ダメな理由に気づくヒントにはなると思う。

0
2018年01月28日

Posted by ブクログ

短編集で、どれもタイトルが秀逸。「空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋」なんてそれだけで笑える。内容的にはなかなか救いのない話ばかりだが、これを読むとサブカルってのはやはりメインストリームで成功できない奴の逃げ場なんだな、って感じる。

0
2013年11月24日

Posted by ブクログ

ロスジェネど真ん中世代としては身につまされる話。しかしネットで話題になってたほどではないかな…。誰かも言ってたけど、僕の小規模とかの方がやっぱり面白い

0
2013年11月05日

Posted by ブクログ

最近本をよく読んでるので感想が雑だな。
折を見て書き直さなきゃ。

これは、漫画と言うか、身につまされるその内容に背筋が寒くなりました。

漫画として★3つつけちゃったけど、

この痛々しさは、全ての若者が読まなきゃいけないないような気がする。

0
2013年10月29日

Posted by ブクログ

もうちょっと共感して笑えるかと期待したが、そこまでディープに思うところもなく一気に読み終えた。なぜこの本を買ったのか、そもそも自分。

デビュー失敗→ミトン屋、というのはありそうで怖い。

0
2013年10月20日

Posted by ブクログ

グサグサ刺さる。痛いところつかれたってわけではないけど。

ほんと、キラキラしてるように見えてる人でさえ影のある人生送ってる可能性あるし、本当にじぶんが知ってる世界ってひとつじゃない。

0
2013年09月20日

Posted by ブクログ

わー、これは痛い。サブカルくずれのだめな感じがよく出ている。冒頭ピチカート・ファイヴのスウィート・ソウル・レビューから始まるあたりなんか絶妙。
でも、最後みんな自分自身とちゃんと向き合ってるのは、まだ優しい。たぶん、こじらせたらこじらせっぱなしっていう救いのない結末が本当のところじゃないだろうか。

0
2013年09月14日

「青年マンガ」ランキング