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Posted by ブクログ
北海道の測量を終え、帰る道すがら
今度は探検隊員たちの身の上にさまざまなことが起こる。
御上の測量方という身分のために政治に巻き込まれたりといそがしい。
相も変わらず分厚いのにあっという間に読み終わってしまう面白さ。
今回は江戸帰郷後のお栄の挿話もあって
すこし目頭が熱くなる。
Posted by ブクログ
幾多の妨害や刺客に狙われながらも蝦夷地測量を続け、ニシベツにて折返し、ようやく江戸に戻り、お上に地図を届け無事に役目を終えるかと思いきや、まだまだ一件落着には至らず。物語は続きます・・。
Posted by ブクログ
蝦夷地の測量の旅をつづける忠敬たちは、敵討ちをこころざす母娘に出会い、彼女たちと同行することになります。さらに、忠敬とともに旅をしていた松前ノ吉助の出生にかかわる秘密が明らかになり、息子の秀蔵がお初という女性に惚れ込み旅を止めると忠敬に申し出るなど、あいかわらず数々の事件に巻き込まれていきます。
ようやく役目を果たした忠敬は、完成した地図をたずさえて江戸へもどります。しかし、そんな彼に師の高橋至時は、さらなる計画を用意していました。早くも次の旅へと心を動かされる忠敬でしたが、一向に家のことを顧みない彼に、妻のお栄の愛想も尽きてしまいます。
あいかわらずの自由なストーリー展開ですが、とりあえず本巻で忠敬の最初の旅はひと段落となり、次巻からはいよいよ日本全国の測量の旅です。