あらすじ
秋雨けぶる関ヶ原に、すでに西軍の姿はなかった。ただ一軍、笹尾山麓に島津の部隊だけが超然と居座っている。「見てのとおり。関ヶ原にはためく東軍諸隊の旗じるしのみ。これより兵を束ね、東軍総師の本陣へと突き進んで、家康めに薩摩武士の底力を見せもす!」義弘は最後の決意を告げた。秀吉に服し、朝鮮出兵で活躍。関ヶ原で敗れるも、勇将としての生涯を全うした男の生き様。文庫書き下ろし。
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Posted by ブクログ
以前、あるテレビで大河ドラマにする歴史上の人物として名前が挙がったことで興味を持ち、読み始めました。
関ヶ原の戦いで敗北となったからには、いかに敵から離れて逃げるのかを考えるところですが、それを敵中突破するなどという考えもつかない方法で領地まで戻るという、まさに「戦いの鬼」の名にふさわしい豪勇です。
しかも、家臣からの信頼も厚く、敵中突破するために、影武者が次々と名乗り上げるようなこともありました。
ぜひ、大河ドラマ化になることを待ち望んでいます。
Posted by ブクログ
敵方に突撃と聞いて思い出されるのが、幸村とこの島津義弘ですかね。
戦国の話を読む上で実際にあったかどうかは別にして、こういう話はまさに戦国って感じがします。
Posted by ブクログ
「ちぇすとぉおおお!」な作品でした。頭ン中で「ちぇすとぉおお!」と采配の豊久が叫んでいました。だいぶ美化されてるんだろうなぁ。島津も面白かったけれど、脇の方が面白かった(笑)。とにかく殿がかわいそう。「戦がまるでだめ」という面をこれでもかというくらい前面に押し出している印象。そして殿と大谷さんの描かれ方が友情超えてた(笑)。色々西軍よりだった。
関ヶ原合戦の合間に回想が入る形だけど、すんなり話が続くところと突然挿入されるところがあり、その点が残念。なんの前触れもなく挿入されると混乱する。しかも前と同じこと書いてあったりして余計混乱する。そこだけ惜しい。
Posted by ブクログ
秋雨けぶる関ヶ原に、すでに西軍の姿はなかった。ただ一軍、笹尾山麓に島津の部隊だけが超然と居座っている。「見てのとおり。関ヶ原にはためくは東軍諸隊の旗じるしのみ。これより兵を束ね、東軍総帥の本陣へと突き進んで、家康めに薩摩武士の底力を見せもす!」義弘は最後の決意を告げた。―秀吉に服し、朝鮮出兵で活躍。関ヶ原で敗れるも、勇将としての生涯を全うした男の生き様。
Posted by ブクログ
会話がすべて薩摩弁で書かれているのでリアリティがある。
場面の切り替えが多々あるので戸惑う部分もあるけれど、
薩摩隼人の潔さ・カッコ良さがじんわりと伝わってくる