【感想・ネタバレ】土人形と動死体のレビュー

あらすじ

円城塔デビュー20-1周年記念ファンタジー大作

魔術都市ミスルカラを支配する大魔術師のノーシュ・アレグラは、魔法が使えないソウルレスの弟子エスノダのために世界中の魔術を消去することを宣言、自由都市連合軍と熾烈な戦いを繰り広げた末に地下迷宮の奥に閉じこもる。魂と世界の在り処を探る15篇の連作

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

大きく3章に分かれた、15篇からなる連作短編集。異世界ファンタジーにはあまり触れてこなかったこともあり、自分の想像力の限界を感じ、序盤はなかなか読み進められなかった。

後半に差しかかると、物語は少しずつ収束し始める。「設定」を逆手にとった壮大なメタ。そこで初めてこの作品の構造の面白さに気づき、始めからもう一度読み直した。

最後には、このややこしく、こんがらがったこれまでの物語は、試練だったのだとわかる。
一緒に最終章への突入を果たした読者にしかわからない。本物の、飛び出す本だった。

大真面目にルラィ・ララララスドなどという名前の人物が登場するセンスも好き。

0
2026年07月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

土人形と動死体、ノーシュとエスノダ、書き手と読み手、あらゆる「あなた」と「わたし」の物語。

初めはファンタジー系のオムニバスか?と思ったが、段々と各エピソードが交わってくる。相変わらず読んでいてよく分からなかった(設定が降るとかいう日本語を初めて摂取した)が、最後になって物語がこちら側に迫ってくる体験はゾクゾクした。
世界を滅ぼしかねないほどノーシュがエスノダを思う気持ちはなぜなのだろう、2人の日々をもっと見せてもらいたくなった。

0
2026年07月06日

「SF・ファンタジー」ランキング