あらすじ
なぜ、マッキンゼー出身者は各業界で活躍できるのか?その秘密はマッキンゼーの新入社員研修にあった。本書ではマッキンゼーの厳しい新人研修を著者のエピソードと共に紹介しながら、そこで叩き込まれるマッキンゼー流問題解決の基本を解説する。
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Posted by ブクログ
マッキンゼーブームで購入した4冊目。問題設定と解となる領域を決める→課題を整理し構造化する→情報収集を行う→仮説を立てる→仮説を検証する→解決策を考える→解決策を実行する
目の前の事象を問題だとしてモグラ叩きをしてはいけない。まずは目の前の問題を分解する。目の前で起こってることから、何が問題なのか「問題定義(問題設定とあるべき姿の確認)」を行って、その問題がどんな要因でつながっているか問題の構造を見える化する。=事象と要因を分解する=問題を起点としてロジックツリーポイントはもれなくダブりなく、事実ベースで行う、重要度の低いことは掘り下げない。
続いて仮説を立てて分析する。仮説を中心としてイシューツリーそれにより必要となる分析事項をだす。情報を集めすぎない。問いから始める
この本を読んで問題解決するための準備の考え方が非常に丁寧に書かれていてわかりやすかった。また問題解決するためには常にユニット型で動くのも有効かと思い、関係者を初めからアサインしてものを進めれば認識相違が少なくいいかもしれないとも思った
Posted by ブクログ
体系的な問題解決のノウハウを知りたく本書を購入。
実務で用いたい学びが多くあった。
以下、実践したい学び。
・空 雨 傘のフレーワークで解決策を出す、説明する
→空(事実)黒い雲が広がってきた
→雨(解釈)雨が降ってきそうだ
→傘(解決策)傘を持って出かける
・意見と事実に分けて話を聞く
→なぜ?で話を深掘り、事実をあぶり出す
→事実から真の問題を発見できる
・突発的な願望ほど「問い」に変換する
→〜が欲しい!→〜が必要か?それはなぜ?
→デメリットを含めたフラットな思考が働く
・ストーリー展開は「ピラミッド」で整理する
→問い
→キーメッセージ
→根拠
・もっとも良い質問とは、「相手に真剣に学びに行く姿勢」を見せる事である
→純粋な興味を向ける
→なぜ?で深ぼる
→勝手にジャッジしない、考えは隅に置く
・苦手な人にも共感するために、相手のいいところ、強みを10個以上見つけてみる
・自分の「存在力」を高めるために、、
→色々な人、物事を拒まない
→与えられた仕事に集中する
・リーダーのベキ論にとらわれない!以下を揃えよう
→判断力、巻き込み力、実践力
・迷った時は「そもそも〜だっけ?」で思考を深掘りする
・ミーティングを行う際は以下を意識する
→すべてのミーティングで「成果」を出せ
→ミーティングにはコストがかかっている
→常に「本質的な問題は?」という問いを持って臨め
・ミーティングを率いる際は主語を「I」ではなく「We」にすることでメンバーを巻き込む
・プレゼン作成の際は、最初からパワポは使わない
→問いの内容、問いに対する全体メッセージ一文、全体メッセージに導くための空雨傘、(一連の流れをエグゼクティブサマリーとしても良いかも)、空雨傘を具体的に表すアジェンダを言語化してからパワポに落とせ
→全体メッセージに辿り着けない場合は、ピラミッドストラクチャーが効果的(下から空〜雨〜傘)
・リサーチは原点を当たれ
→二次情報ではなく、徹底して現場に出向いて確かめろ
・1スライド、1メッセージを徹底する
→各スライドで「何を伝えたい?」を一言で説明できないと納得も得られない
・フレームワーク「ビジネスシステム」を使う
→商品入手(開発)〜市場に行くまでの連続した流れを言語化し、どの工程で問題が起きそうかをイメージできる
Posted by ブクログ
入社1年目の教科書とのタイトルであるが、なんのなんの、基本に忠実に、丁寧に、しかもわかりやすく説明されているので、幅広いビジネスマンに役立つ内容。
Posted by ブクログ
多くの学びと気づきを得られる良書。
問題解決や思考法、フレームワーク、情報収集にプレゼン等、盛り沢山であったが、読み終えて一番心に残っているのは...
「I(私)ではなくWE(私たち)を使う」。
シンプルにこれに尽きる。
意識して明日から活用していきたい。
説明
内容紹介
【シリーズ累計22万部突破! 】
大事なことはマッキンゼーが教えてくれた!
なぜ、マッキンゼー出身者は各業界で活躍できるのか?
その秘密はマッキンゼーの新入社員研修にあった。
マッキンゼー出身者にその成功の秘密を尋ねると、皆、口を揃えてこう言うそうだ。
「マッキンゼー時代の新人研修が今でもとても役立っています」
マッキンゼーの新人研修プログラムとは、
日本で採用した新人を短期間で世界で活躍できるコンサルタントに育てるためのトレーニングである。
その内容は、ロジカルシンキングからプレゼンテーション手法まで多岐にわたるが、
すべては「問題解決のプロ」になるためのトレーニングだ。
マッキンゼー・ジャパンに入社した新人は、このハードなトレーニングを通して、
ハーバードなど一流ビジネススクール出身者と同等の能力・スキルを身につけるわけである。
本書では、このマッキンゼーの「新人研修」で叩き込まれる問題解決のエッセンスを紹介しつつ、
マッキンゼー出身者が各業界で大活躍している秘密を解明していく。
本書を読むことで、誰もが短期間で「問題解決手法」をマスターすることができるだろう。
また、記念受験にも拘わらずマッキンゼーに入社してしまった著者が、
様々な失敗を経験しながらも一流コンサルタントに成長していくエピソードと共に解説してあるため、
数あるマッキンゼー本の中でも、最も敷居が低く、「これなら私にもできる! 」思える一冊である。
出版社からのコメント
ビジネスブックマラソン「Vol.3231」にて書評掲載いただきました!
内容(「BOOK」データベースより)
イシュー・ドリブン、ロジックツリー、空・雨・傘、KFS、ロジカルシンキング、7S、ピラミッドストラクチャー…問題解決の基本プロセスから武器としてのフレームワークまで、世界最強コンサルティングファームの新入社員が叩き込まれる「一生使える」7つの仕事力。