あらすじ
なぜ、マッキンゼー出身者は各業界で活躍できるのか?その秘密はマッキンゼーの新入社員研修にあった。本書ではマッキンゼーの厳しい新人研修を著者のエピソードと共に紹介しながら、そこで叩き込まれるマッキンゼー流問題解決の基本を解説する。
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Posted by ブクログ
〇感想
思いのほか、現在の仕事内容や意識していることとのリンクが多く、参考になる記述が多かった
意識が高い人の思考をインプットでき、仕事に対してより前向きになったと思う
テクニックはすぐにでも試したい
服装や持ち物を一流のものを持つ、これはギバーでしかない
Posted by ブクログ
問題解決=物事の本質を解決する
ロジックツリー=仮説の立案
イシューツリー=仮説の検証
空雨傘=まとめ
会話の中で意見と事実に分ける
話が詰まったら「そもそも」
私(I)→私たち(WE)で心を掴め
Posted by ブクログ
意外にも?良かった。
著者の華やかなプロフィールも含めて、
最初ちょっと「苦手やな」と感じた。
でも、気づいたらいっぱいメモしていた。
このテの本では一番メモしたかも。
学術的にもならずに臨場感を伝わってきて、
良かったです。
Posted by ブクログ
大学生のときに、
なんか話し合いがうまくいかない。。
と悩んでいましたが、
この本を読んで解決することができました。
話し合いがうまくいかなかった原因は、アイデア出しばかりをしていて、解決したい問題の本質を見ようとしていなかったことだと教えてもらいました。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ良かった。
1年目の人みんなこれ読むべき。
学生のうちに読むのもいいと思うけど当事者意識備わってから読んだ方がより頭に入ると思う。
コンサルじゃなくても外資じゃなくても業界職種関係なく勉強になる部分たくさんあります。
Posted by ブクログ
マッキンゼーブームで購入した4冊目。問題設定と解となる領域を決める→課題を整理し構造化する→情報収集を行う→仮説を立てる→仮説を検証する→解決策を考える→解決策を実行する
目の前の事象を問題だとしてモグラ叩きをしてはいけない。まずは目の前の問題を分解する。目の前で起こってることから、何が問題なのか「問題定義(問題設定とあるべき姿の確認)」を行って、その問題がどんな要因でつながっているか問題の構造を見える化する。=事象と要因を分解する=問題を起点としてロジックツリーポイントはもれなくダブりなく、事実ベースで行う、重要度の低いことは掘り下げない。
続いて仮説を立てて分析する。仮説を中心としてイシューツリーそれにより必要となる分析事項をだす。情報を集めすぎない。問いから始める
この本を読んで問題解決するための準備の考え方が非常に丁寧に書かれていてわかりやすかった。また問題解決するためには常にユニット型で動くのも有効かと思い、関係者を初めからアサインしてものを進めれば認識相違が少なくいいかもしれないとも思った
Posted by ブクログ
マッキンゼー式、仕事における問い方の姿勢とやり方を伝授!一年目からこのスキルを求められるなんて、さすが。
◆課題解決を導く思考の4P
Purpose そもそも何のために
Position 誰にとっての問題か
Perspective どんな視野を持つか
Period いつまでに仕上げるか
memo
・大きな絵を忘れるな。課題は小さく見積らないこと。
・なにも考えずに手を動かすな。その問いが本質なのかから考え始めよう。
・不安だからといって余計な説明や言い訳を書くな。無駄が多い資料には心のブレが見える。
Posted by ブクログ
体系的な問題解決のノウハウを知りたく本書を購入。
実務で用いたい学びが多くあった。
以下、実践したい学び。
・空 雨 傘のフレーワークで解決策を出す、説明する
→空(事実)黒い雲が広がってきた
→雨(解釈)雨が降ってきそうだ
→傘(解決策)傘を持って出かける
・意見と事実に分けて話を聞く
→なぜ?で話を深掘り、事実をあぶり出す
→事実から真の問題を発見できる
・突発的な願望ほど「問い」に変換する
→〜が欲しい!→〜が必要か?それはなぜ?
→デメリットを含めたフラットな思考が働く
・ストーリー展開は「ピラミッド」で整理する
→問い
→キーメッセージ
→根拠
・もっとも良い質問とは、「相手に真剣に学びに行く姿勢」を見せる事である
→純粋な興味を向ける
→なぜ?で深ぼる
→勝手にジャッジしない、考えは隅に置く
・苦手な人にも共感するために、相手のいいところ、強みを10個以上見つけてみる
・自分の「存在力」を高めるために、、
→色々な人、物事を拒まない
→与えられた仕事に集中する
・リーダーのベキ論にとらわれない!以下を揃えよう
→判断力、巻き込み力、実践力
・迷った時は「そもそも〜だっけ?」で思考を深掘りする
・ミーティングを行う際は以下を意識する
→すべてのミーティングで「成果」を出せ
→ミーティングにはコストがかかっている
→常に「本質的な問題は?」という問いを持って臨め
・ミーティングを率いる際は主語を「I」ではなく「We」にすることでメンバーを巻き込む
・プレゼン作成の際は、最初からパワポは使わない
→問いの内容、問いに対する全体メッセージ一文、全体メッセージに導くための空雨傘、(一連の流れをエグゼクティブサマリーとしても良いかも)、空雨傘を具体的に表すアジェンダを言語化してからパワポに落とせ
→全体メッセージに辿り着けない場合は、ピラミッドストラクチャーが効果的(下から空〜雨〜傘)
・リサーチは原点を当たれ
→二次情報ではなく、徹底して現場に出向いて確かめろ
・1スライド、1メッセージを徹底する
→各スライドで「何を伝えたい?」を一言で説明できないと納得も得られない
・フレームワーク「ビジネスシステム」を使う
→商品入手(開発)〜市場に行くまでの連続した流れを言語化し、どの工程で問題が起きそうかをイメージできる
Posted by ブクログ
入社1年目の教科書とのタイトルであるが、なんのなんの、基本に忠実に、丁寧に、しかもわかりやすく説明されているので、幅広いビジネスマンに役立つ内容。
Posted by ブクログ
マッキンゼーとは頭のいい人がビジネステクニックを駆使して相手を説得していると思っていたが、実際には基本的な問題解決をやっていると分かった。厳しいのは当たり前、真の問題は何かという解決力、So What?、Why so?、空雨傘、自分の得意なことは何かをよく知ること、お手本を持つ、ミーティングをデザインする、プレゼンに大切なのはストーリー、フレームワーク等を意識していきたい。
Posted by ブクログ
マッキンゼーって…
シュッとしたコンサル…
ロジカルでお堅いイメージ…
本書の構成を見ればわかる。
フレームワークは「特別講義」
マッキンゼーの社風というハードがあるから、ソフトが活きる!
マッキンゼーは…が多すぎてウンザリな人は、素直な気持ちで読めばすんなり受け入れられる。
そういう意味で盛りだくさん。刺さるものは時と場合で異なると思う
So what
Why so
情報は原典にあたれ
シンプルに問題点→解決策→実行
今回残ってるのはこんなとこかな
Posted by ブクログ
・コインの裏表で考えない
ニュースが流れる→こんなことが起こったのかで終わらせずに、so what?だから何という視点を持つ。そのことがどんな影響をもたらすのかを自分なりに分析する。自問自答のトレーニングを繰り返すことで、自分の中のデータベースに蓄積され、役に立つ。
・フレームワーク的思考術
どんなテーマであっても思考を始める前にゴールイメージを決める。どうありたい、どうなりたいのかを明確にイメージする。
・事実と意見に分けろ
会議がつまらなくて、長い(意見)
さらに聞き込むと、議事の説明が長くて、創造的な議論ができる工夫がされてない(事実)
時間が長いことを事実と決めつけると、時間短縮という方向で考えてしまうことで、真の問題の発見から遠ざかってしまうかも
・問の核心
「問題点+解決策+実施方法」を含んだ「問の核心」がコンパクトにプレゼンできれば、相手は瞬間的にYES/NOの判断ができる
例)A社へこ新商品提案の件は、仕切り価格が取引成立のポイントとなります。ですので、10%の価格調整を検討したいと思うのですが、部門間で調整を進めてもいいでしょうか?→良いバリューが出せる確率が格段に変わる
・1チャート、1メッセージ
プレゼンを受けた側が、具体的にどんな行動をすれば問題解決につながるのかをわかりやすく具体的に提示されていなければならない
Posted by ブクログ
仕事の捉え方が変わった。「why」の突き詰め方など課題解決のためのノウハウが詰まった教科書。現場に足を運び、情報を得て何が課題かを明確にする重要性をひしひしと感じた。
Posted by ブクログ
泥臭く仕事はする
身なりは、自分への投資
課題解決は、so what を基本に、問題の本質を考える
フレームワークを説得材料に使う
雲⇒雨⇒傘の考え方
プレゼンテーションは、ストーリーを必ずベースに、スライドは伝えたいポイントを1点明確に。
結晶ワードをつくる、 目の付け所が、シャープ
Posted by ブクログ
読んだのは図解版
まとめの部分が図解されているのでわかりやすい。
これが普段から出来ていれば確かに強いと思う。
ただ、所々そんなにうまくいくか?と思う部分もある。
Posted by ブクログ
第5講義「自分力の高め方」は個人の視点、第6講義「プロジェクトで結果を出す力」はチームの視点でとても参考になる内容でした。自分に当てはめてナンボ、実践してナンボの内容です。就活や勉強など身近な例を挙げて説明しているので、読みやすく、実践しやすい作りになっています。
Posted by ブクログ
クライアント以上にクライアントのことを調べ尽くし、最適解を出す。マッキンゼーは自分達の仕事に誇りとプライドを持って取り組んでいるまさにプロフェッショナル集団だという大きなインパクトを受けた。
そして、何と言ってもマッキンゼーというのは戦術に長けた組織でロジックツリー、フレームワーク、ピラミッドストラクチャーなど本質的な問題解決に導ける幾つもの戦術を兼ね備えた集団ということも再認識した。
Posted by ブクログ
『仕事に対して自分自身がどうあるべきかというスタンスが学べる1冊』
この本は、社会人になりたての人で
仕事へどう向き合えばいいのかわからない人や
社会人になって数年たった人が、
改めて仕事への向き合い方について
考えるきっかけになる本です。
この本の中で一番よかった内容は
「問いから始めよう」
という内容です。
この本は7つの項目から書かれているのですが、
そのうち、4つ目の問題かけいつ力を高める思考術の
中に書かれている内容です。
プレゼンや資料の提出をする際に、
「何を言いたいのか」ということが
あいまいになっていることはありませんか?
そんな時に使えるのが「問いから始める」
ということでした。
例えば仕事の中で
A社のシェアについて調査しよう!
という仕事があったときに
なぜA社のシェアを調査するのか
という風に問いかけから始めるということです。
問いから検証や調査を行うことで、
より正しい判断が行えるようになり、
客観的な思考がしやすくなります。
問いから始めるにあたって、
2つ注意すべきことがあります。
①問いを一言で言えるようにすること
一言で言えない問いから考えると
思考が分散して、いい答えがでません。
②その問いが本物かどうか
問い自体が、誤っていたり
本当の問いが別にあったりといった
ことがないか確認する。
この2つを心掛けることで、
問い自体の質が上がり、
ようやく調査や検証に進めるようになります。
最後に、この本を読もうと感がられている方は、
なぜ読もうと考えているのか、という問いを自分自身にしてみてください。
[追記]
この「問いから始める」は、イシュードリブンとも呼ばれていて
色々本が出ているみたいなので、そちらも読んでみようと思います。
[この本の目次]
・プロフェッショナルの流儀
・問題解決の基本プロセス
・情報の取り扱い方
・問題解決力を高める思考術
・自分力の高め方
・プロジェクトで結果を出す力
・プレゼンの技術
Posted by ブクログ
2024/09/23読破
一言 社会人一年目にぴったり。
下記は印象に残った点
4Pでガントチャートをまとめる
そもそも、何のために 目的
誰にとっての問題なのか?主語
どのような視野を持つか 視座
いつまでに仕上げるか? 期限
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※以前に読んだ本の登録
ざっくりメモ
ビジネスの基本となるようなことが書かれており、改めて肝に銘じたいと考えさせられた本。仕事に対してプロ意識を持って取り組むことを意識する。
メモ
・自分の仕事に対する基本姿勢を再確認する。時間厳守、完璧な準備、完璧な身なりなど、そういったことが仕事のクオリティにも影響を与える。
・イシュードリブン。問いから始めること。願望をそのまま思考のベースにすると、欲しい気持ちばかりで考えてしまい、本当に必要かのデメリットはないのか?という思考が働かなくなる。願望を問いに変換する作業をすること。
・とにかくオープンマインドでいること。色々な人、物事を拒まず、素直に向き合って与えられた仕事に集中していると、自分をアピールすることに必死にならなくても皆んなが気にかけてくれる。それがリーダーシップにつながる。
Posted by ブクログ
空・雨・傘
「問題解決」とは、起こった事象に対処する事ではなく、「なぜ、その事象が起こったのか? 本当は、どうあればその事象が起きないのか?」という問題の本質まで掘り下げて解決する事。
目の前に見えている事に対処するのではなく、真の問題、重要な課題は何かを考える。
■問題解決の基本的なプロセス
①問題設定と解となる領域を決める
②課題を整理し構造化する
③情報収集を行う
④仮説を立てる
⑤仮説を検証する
⑥解決策を考える
⑦解決策を実行する
■問題解決力を高める思考術
①コインの裏表で考えない
②徹底して汗をかき、あきらめずに考える
ロジックは「後付け」である。独自の仮説(イシュー)を立てて、枠を外したゼロベース思考をする事で、キー・ドライバーを見つけ、答えを導き出す
③五感を研ぎ澄ます
④リラックスしながら集中する
⑤自分の枠を外す
枠を広げ、外す場合も、そもそも自分の枠は何かを認識できていないと難しい。自分の枠を外す方法として簡単なのが、意識的に自分の行動を変えてしまうこと。
⑥事実と意見を分ける
人の話を聞きながら「意見」と「事実」に分解するクセをつけること。
⑦「問い」から始める
あらゆる思考のベースに「問いから始める」という事が習慣化できていると、自分の事でありながら客観的な思考や判断がしやすくなる。
「問い」であれば、その時点ではYES/NOどちらも含んでいる状態であり、偏りがないフラットな思考ができるため。
「問い」を持つ時に大切なことは3つ
・「問い」を一言で言えるようにすること
・問いの中で「一番重要なのは?」を必ずセットで考えること
・その「問い」が本物かどうかを見極める
⑧大きな絵を忘れない
Posted by ブクログ
マッキンゼーならではの問題解決のプロセスを学べるのではと期待して読みました。
一応「マッキンゼー流仕事術」のようなTIPSコーナーはあります。
主にフレームワーク集みたいな、今となってはどこにでもある方法が書いてありますが、良くまとまっていてわかりやすく、「知ってるけどやっていない」ものもあったので、意識して使っていこうと思います。図解のページだけでも十分有益です(逆に文字のページは読む必要ないかと)
フレームワークの具体的な使用例がもっとあるとよかったと思いました。フレームだけあっても実務でどうやって使ったらいいかわからないんですよね...
「入社1年目の」とうたっているので、入門書にはとても良いし、入社何年たっても問題解決が苦手な私のような社会人も読んでおいたほうがいいと思います。
Posted by ブクログ
だから何?の視点を常にもつこと。
〜したいという願望に対して本当に必要かと問うことで、正しい判断が行える。
相手を好きになれなくても、相手のいいところ、相手の共感できるところ、強みに意識を向けることで、素直にリスペクトできる部分を見つける。
物静かな存在感も存在する。
プレゼンは相手に共感と共有をもたらしいたいという想いでやる。
結局本当に言いたいことがあまり明確でない気がした。
Posted by ブクログ
コンサル会社のトップであるマッキンゼーの仕事流儀を綴った書籍。入社1年目の教科書との書籍名であるが、コンサルの基礎多数記載されていた印象。まず、3〜5年で辞める人が多い事実に驚いた。「問題解決」のスキルを身につけ、何にも動じない、強くて達観した精神力を身につくからだという。また、マインド面ではマッキンゼーというブランドを意識した見た目(ペンやメールの件名)や「So what?だから何?」を徹底的に追求する社風のようだ。アンケート作成が目的ではなく、そこからみつけた価値を使ってストーリーをつくることが真の目的であるというわけである。
以下、問題解決
・問題解決とは起こった事象に対処することではなく、「なぜ、その事象が起こったのか?本当は、どうであればその事象が起きないのか?」という問題の本質まで掘り下げて解決すること
・問題解決のプロセスで大事なことは、最初に「誰にとって、どうなればいいのか」「誰がどうなりたいのか」というゴールイメージ、つまり、ありたい姿をきちんと決めておくこと。
・解決策を導き出すときは「空・雨・傘」という思考をすること。マッキンゼーではこの思考を徹底させられる。空とは「現状はどうなっているか」というファクト(事実)、雨とは「その現状が何を意味するか」という意味合い、そして、傘は「その意味合いから何をするのか」という解決策である打ち手を意味する。
・大事な4つのこと
①今の状況や制約条件にとらわれすぎない
②ロジカルシンキングを常に意識する
③「なぜ?」を何度もくりかえす
④ 「誰に、何を、どのように」を必ず考える
・現実だけを見て問題解決するのではなく、未来志向で問題を解決する
・問題解決をするうえでは、「知らないことを人に聞く」ことが恥ずかしいのではなく、知らないことをそのままにしていることが恥ずかしいのではないでしょうか。
以下、マインド
・聞かれる前に発言する
「報告・連絡・相談」を重視するのは、最終的にクライアントのバリューを最大化するために、これからやることの軸がブレていないか、クライアントが心配してしまうような要素がないかを事前に確認しておかなければならない
・
Posted by ブクログ
・「さまざまな事実と情報から自分ならどうすべきか」という答え(具体案)を見つけ出すことが大切
・現場レベルで実行し、最終損益でインパクトを出す
・UP or OUT (バリューを出し続けるか出ていくか)
・自分は何を期待されているのか?を理解する、そして、自分のユニークさを仕事に生かしてみる
・【問題解決基本プロセス】
問題設定と解となる領域を決める→課題を整理し構造化する→情報収集を行う→仮説を立てる・検証する→解決策を考える・実行する
①問題の構造を把握する(事実と要因を分解する)
②問題を分解する
→モレなくダブりなく、事実ベースで行う、重要度の低いことは深く掘り下げない
③仮説を立てて分析する
→最も重要なイシューを設定し、検証する
④仮説を検証する方法
→イシューツリー
⑤解決策を導き出す
→空(事実)・雨(解釈)・傘(行動)
・So What?(だから何?)、Why So?(それはなぜ?)をくり返すことでロジックが磨かれる
・リサーチは一次情報にあたれ
・「意見」と「事実」に分解するクセをつける
・早く寝る、自分をよく知る、見た目も大事
・本物を本物と見抜く→本物だけを見続ける
Posted by ブクログ
細かく7つの章に分かれているが、大きくは2つの内容に分かれている印象。
主に前半は「問題解決のための思考・整理法」になっており、「イシュー(課題)」から考えることや、視点を広く持つことなど、思考の順序・ロジックについての解説。
こちらは入社1年目に限らず、問題解決に課題感を持っている人にとって役立つ内容だろう。
一方後半は、問題解決にとどまらない、「マッキンゼー1年目で学ぶ仕事術」というような内容。
プレゼン資料の作成や、仕事に対するスタンスの話も含まれる。
特に若手社会人にとって刺激のある内容ではないだろうか。
特に納得感の強かったのは、「空→雨→傘」の思考。「黒い雲が広がってきた(事実)→雨が降ってきそうだ(解釈)→傘を持って出かける(行動)」とロジックを整理することが紹介されている。
情報をそのまま見せるだけではダメで、解釈・行動を理論立てて伝えることが価値だ、ということが良く理解できた。
Posted by ブクログ
「問題解決思考」の明確な定義および手段としてのフレームワークを身に着けたいと思い再読。「情報収集・仮説構築の前に問題の構造化が必要」という問題解決のお作法は、日頃の仕事の進め方を反省する契機となった。なんだか昔より仕事がうまくいかない、と思うことが増えたのだが、その原因は中途半端に社内政治に詳しくなったせいで、’あるべき姿から考える’というシンプルな問の立て方ができなくなっているためであると気付かされた。少し総花的な内容だったので、次は「フレームワーク」「情報整理」「プロジェクトマネジメント」に特化したテクニカルな本を読みたい。
■問題解決のお作法
①問題設定・解の領域設定
②課題を設定して構造化
③情報収集をおこなう
④仮説を立てる
イシュー:最も本質的で解決のインパクトがありそうな課題
⑤仮説を検証する
⑥解決策(打ち手)を考える
⑦解決策を実行する
Posted by ブクログ
マッキンゼーといえば大前研一、なわけだが、
それはともかく、
最近はやりのマッキンゼーのビジネススキルについて、わかりやすく概括的述べてあって便利。
Posted by ブクログ
多くの学びと気づきを得られる良書。
問題解決や思考法、フレームワーク、情報収集にプレゼン等、盛り沢山であったが、読み終えて一番心に残っているのは...
「I(私)ではなくWE(私たち)を使う」。
シンプルにこれに尽きる。
意識して明日から活用していきたい。
説明
内容紹介
【シリーズ累計22万部突破! 】
大事なことはマッキンゼーが教えてくれた!
なぜ、マッキンゼー出身者は各業界で活躍できるのか?
その秘密はマッキンゼーの新入社員研修にあった。
マッキンゼー出身者にその成功の秘密を尋ねると、皆、口を揃えてこう言うそうだ。
「マッキンゼー時代の新人研修が今でもとても役立っています」
マッキンゼーの新人研修プログラムとは、
日本で採用した新人を短期間で世界で活躍できるコンサルタントに育てるためのトレーニングである。
その内容は、ロジカルシンキングからプレゼンテーション手法まで多岐にわたるが、
すべては「問題解決のプロ」になるためのトレーニングだ。
マッキンゼー・ジャパンに入社した新人は、このハードなトレーニングを通して、
ハーバードなど一流ビジネススクール出身者と同等の能力・スキルを身につけるわけである。
本書では、このマッキンゼーの「新人研修」で叩き込まれる問題解決のエッセンスを紹介しつつ、
マッキンゼー出身者が各業界で大活躍している秘密を解明していく。
本書を読むことで、誰もが短期間で「問題解決手法」をマスターすることができるだろう。
また、記念受験にも拘わらずマッキンゼーに入社してしまった著者が、
様々な失敗を経験しながらも一流コンサルタントに成長していくエピソードと共に解説してあるため、
数あるマッキンゼー本の中でも、最も敷居が低く、「これなら私にもできる! 」思える一冊である。
出版社からのコメント
ビジネスブックマラソン「Vol.3231」にて書評掲載いただきました!
内容(「BOOK」データベースより)
イシュー・ドリブン、ロジックツリー、空・雨・傘、KFS、ロジカルシンキング、7S、ピラミッドストラクチャー…問題解決の基本プロセスから武器としてのフレームワークまで、世界最強コンサルティングファームの新入社員が叩き込まれる「一生使える」7つの仕事力。