【感想・ネタバレ】時宗 巻の壱 乱星のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

巻の壱では時宗の父が主役です。
なにせ時宗、生後数か月の乳児ってところでこの巻は終わりますから。
時宗がやったこと→無事生まれる
以上。

ストーリーは、鎌倉幕府をめぐる権力闘争と、武者の生きざまについて。
自軍が有利になるように、相手が失策を犯すように、互いにじわりじわりと追い詰めていく様子は、囲碁や将棋のようでなかなか趣深いです。

しかし一番心躍ったのが、鎌倉の街並み。
先月行ったばかりなので、鶴岡八幡宮の背後に、将軍の屋敷。
鶴岡八幡宮の境内に面して、若宮大路に執権の家。
え?あの辺にあれがあったの?なんて。
ああ、こんなことなら、もっとじっくり見てくるんだったな。

地名と苗字がリンクしているので、どの一族がどのあたりを拠点にしていたかがわかりやすい。
三浦氏は微妙に鎌倉に遠いところを拠点にしていたというのは、この間長谷寺から遠く三浦半島を望んだばかりなので、ものすごく納得。

0
2018年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説のタイトルは時宗ですが、
時頼が執権についてから宝治合戦までの話が描かれています。

3代執権泰時時代には、北条は磐石な体制を築いていたと思っていましたが、実は一枚岩ではなかったことや、将軍排斥、三浦氏を滅ぼすまでの過程など、興味深く読みました。

0
2012年07月29日

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