【感想・ネタバレ】機動戦士クロスボーン・ガンダム(4)のレビュー

あらすじ

ザビーネが造反! 木星帝国に寝返って、キンケドゥらクロスボーン・バンガードと対決! 地球に向かって加速する「クロスボーン」第4巻!!

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Posted by ブクログ

カラスによって木星帝国に奪還されてしまったベルナデット。彼女を取り戻そうとするトビアも返り討ちにあい、彼も囚われてしまいます。
トビアの処遇は公開処刑。その方法はグラディエーターなのですが、相手はなんとX-2。MSと人間の決闘とは、悪趣味にも程がある。
この20年後のザンスカール帝国では、ギロチン刑が復活することになるけども、なぜにそんな部分を過去に学ぶのか。

絶対絶命のMSとの決闘に挑んだトビア。相手パイロットがX-2に習熟していないという点を差し引いても、強奪に成功するのは予想外規格外。隙をついてコックピットを開けさせパイロット急襲、という戦術で勝利したのですが、トビア自身がカラスにやられたことを学習実践したということか。
敵となってしまったけども、カラスはトビアの教師という存在であるらしい。カラス自身も、導き手であろうとはしている雰囲気はある。トビアは反抗してますが。
ビットを踏み台にするとか、MS強奪とか、トビアの戦闘力の成長が恐ろしい上昇曲線です。X-2で脱出したトビアは、マザーバンガードと合流に成功。
この強奪から合流の流れは、トビア無双でした。

木星帝国の地球侵攻を止めるために、追跡続けるクロスボーン。追跡中の惑星間航行で戦闘不可の説明がいい。「双星記」や「星海の紋章」かな、相対速度をそろえないといかん、ということを知ったのは。こういうことを説明してくれると楽しいです。

地球圏へ辿りついたクロスボーンを待ち構えていたのは、木星親善大使として歓迎されるドゥガチと、海賊クロスボーンを排除しようとする連邦軍。
連邦軍には量産化されつつあるF91が。表紙の青いF91がそれです。青ベースのガンダムは珍しい。他にはEXAM系列ぐらいか。
X-1とF91の戦いが見られるとは。シーブックとキンケドゥの戦いに見立ててしまうな、これは。ガンダムvsガンダムは、今では当たり前になってしまったけど、やっぱりテンション上がります。
「MSの性能の違いが、戦力の決定的差ではないことを教えてやる」といった人がいましたが、その言葉をなぞるかのような決着。あそこまで二つのMSに差はなかったけども、勝敗を分けたのはパイロットの差ということで。

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2022年02月14日

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