あらすじ
「島での最初の犠牲者は名探偵」「登場人物の一人は偽名」「島では四人が殺される」「共犯者がいる」など、巻頭に書かれた7つのネタバレ。嵐に閉ざされた孤島で起こる連続殺人を描いた作中作「双紋島の殺人」は、現実に起きた事件をもとにしたノンフィクションノベルだった。事件に巻き込まれたミステリー作家は、真相解明を読者に求め小説として刊行するが……。ミステリーの常識が崩壊する、前代未聞の“読者への挑戦状”。
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Posted by ブクログ
傑作。
個人的には、好きなミステリーTOP10に入るレベル。
ノート4P分メモをして推理しながらも、1日であっという間に読み切ってしまった。
自分の推理が当たった部分も多かったけど、想像を超えてくる納得感と気持ち良さがあった。
これはすごいです。ミステリー好きは全員読んでほしい。変化球か直球かは読んでみて。
Posted by ブクログ
上手に話作りますなぁ。
すごい。(小並感)
自分なりに予想してみたけど、過去の章も外すわ真犯人も見当つかないわでめちゃめちゃでしたw
死体の入れ替えも疑ったけど、スマホの写真があったからなぁー
そこまでは考慮に至らなかった。
っていうか普通に真相にたどり着けた人は探偵やるべきだろ!!
(現実の探偵は浮気調査とかペット探しが主らしいけどね。)
トータル面白かった!
ちゃんもどんでん返しがあったし、下村さんの文章は読みやすくて個人的に相性が良いです。
Posted by ブクログ
久しぶりにやられたと思ったミステリーでした。タイトルや表紙にあるネタバレには絶対惑わされないようにと言い聞かせて読み進めましたが、終わってみれば見事に先入観を捨てきれないままだったと気付かされました。いくつか騙されずに読めたものもありますが一つ一つの丁寧な伏線回収に魅せられました。多少強引な気がする箇所もありましたがそれが登場人物の持つ特性によって上手くカバーされています。何件も本屋を探し回った甲斐はあったと思う1冊でした。冒頭だけ読んで次の日に回そうと思っていたのに文章も当然ながら登場人物も一人一人丁寧に書かれており、結局最後まで一気に読み進めてしまいました。
Posted by ブクログ
予備知識なんも入れずに、一気読みしてもいい時間を確保して読むのがごほうび、そんなミステリ。
訳ありそうに散りばめられたネタバレの数々も「なんかしかけあるんやろ…」と脳をガバガバにして読みました。
とても楽しかったです。
某ワルな態度のひとが、「これはフリで本当は良い人だろうな」と思いながら読んでいました。
オープンウォーター持ってるので、地下洞窟でダイビングする描写怖かったです。閉所恐怖症には耐えられん!!
インチキ医療で金儲けする出版物が許せないのは「わかる~」という動機。頭悪い人だましてお金かせぐのではなく、面白い本出して儲けてほしい。
ミステリの可能性は無限大だな… と思いました。
楽しい読書体験をありがとうございました。
Posted by ブクログ
本を開く前からネタバレをされているという斬新なミステリー小説。ここまでネタバレされていたらさすがの私でも真相に気づくに決まってるじゃないですかー。
そしてその後どうなったのかはみなさんお察しのとおり。はい、まったく気づきませんでした。いつもどおりのボンクラを晒しました。悔しいです!!!!!!
ここまで著者の思惑のとおり操られる読者って私ぐらいなんじゃない?ミステリー小説を読んで驚く姿を周囲に見せつけて宣伝するみたいな役割が何かの間違いで私に依頼されることを心待ちにしております。
本編は作中作のような形で展開され、途中で一旦の完結を見せるんだけど、もし本当にあんな終わり方のミステリー小説が実在してたらめっちゃクレーム来るだろうなぁ。
まぁ未解決の事件について読者の推理を募るという前提のものだったので、もしかしたらそんなに不満は持たないのかもしれない。
ところで、現実に実際の未解決事件を当事者がこういうふうに出版するのって可能なんだろうか?多分だけど、絶対に不可能だよね。警察組織とかに止められるよね。でもそんなこと言い始めたら創作が成り立たないよね。そんなことは気にせずに読むのが吉。極端な話、あまりにも現実と乖離していなければ問題ないのだよ。たとえば、突然宇宙人が降り立ってその超能力で殺人を犯すみたいなことじゃなければ。仮にそうだったとしてもおもしろければそれでよかろうなのだァァァッ!!
そんなふうに思っている私にはそもそもミステリー小説をまともに推理する資格はなかったのかもしれない。なるほど。私がいつも真相に辿り着けない理由がわかった。頭が悪いわけではなくて、不可思議な事象のすべてを現実的な方法以外でも起こり得るものとして認知しているために論理的な思考が外れてしまっていたのだ。なーんだ、それじゃあ仕方ないよね。そっかー、私がすべてをありのままに受け入れてしまうことが弊害になっていたのかー。
そんなわけでここまで露骨にネタバレされていたのに真相に気づかなかった私は無能というわけではないということが証明されたところで締めさせていただきます。
ミステリーだと感想で書けること少ないからいっつもこんな感じの文章になってしまう……。
Posted by ブクログ
7つのネタバレ!この影響で迷走する!何処が誰が!お前誰?読みながら、またページを戻して確認。しかも作家名が違う。どんどん沼に嵌まる!抜け出せるか?
Posted by ブクログ
きちんと解けるように書かれていた。ミステリ慣れしているならトリックの候補が浮かぶ要素がいくつかある。
ただし、悲しいことに解けるようにつくられていることと、解けることは別なので、私の推理は少しはずれていた。
これから読む人はトリックを完璧に破るつもりで楽しんで欲しい。
Posted by ブクログ
下村敦史さんの『ネタバレあり 双紋島の殺人』を読んだ。下村さんの作品には純粋な1人のミステリーファンとしての矜持と愛が溢れているからいつも共感できる。本作もご本人がとても楽しんで書かれたのだろうなということが随所から伝わってきた。真相に近いところまで自力で推理できたのも嬉しかった!
Posted by ブクログ
表紙にネタバレあり。実際に起きた殺人事件を記し、書籍にしたものを読んでいく。嵐の中閉ざされた島。海に隠された財宝を探しに行くがアクシデントが起きる。そして殺人事件が起きる。続きが気になり一気に読んだ。表紙のネタバレを確認しつつ、この章は過去なのか?誰が偽名なのか?共犯は誰なのか?とか考えつつ読んだが、見事にだまされた。面白かった。
Posted by ブクログ
ラストよくわからなくなってしまった。作中作のパターンは頭が混乱してしまい苦手かもしれない。真相知ってからもう一度読めば伏線がピタッとはまって気持ちよく読めそう。
Posted by ブクログ
ネタバレという作者にとっても不利なことを
うまく利用した変わり種としてはとても王道を
走るミステリー。
色々と考察した中で正解には辿り着けなかったが、
違和感が全て正解につながっていたのが嬉しい。
Posted by ブクログ
今まで読んだことがないタイプの本。前半は、なかなか殺人も起こらないしただの孤島の探検?冒険の話?みたいな感覚で読み進めていたら、いきなり第一の殺人。そこからドキドキしながら読み進めた。
最初からネタバレしていても、犯人を当てることが出来なかった。「私」の存在も気付いてゾクゾクした。
これは再読して伏線回収しないと。
Posted by ブクログ
装丁の面白さに惹かれて購入。
犯人特定に繋がるいくつかのヒントが表紙や書き出しに散りばめられていたため、登場人物と役職、描写を照らし合わせながら読み進めた。
叙述トリック要素が強く、そのような特徴のミステリーが好きな人には謎解きができる面白い小説。
探偵視点でゴリゴリの推理を進めていくような王道ミステリー好きには物足りないかも。
真相に辿り着くのは難しいかもしれないが、ヒントを踏まえるとある程度真相に近づけそうな気もしたので、著者からの挑戦状に挑みたいという謎解き好きや、ミステリー本好きの中でも、ライトなミステリーを読みたいという人にはちょうど良い。
Posted by ブクログ
序盤からずっとモヤモヤし続けていたことが最後にやっと明かされたが、その違和感が気になりすぎて、道中のトリックやら事件やらのことがあまり気にならなかった。
お前は誰なんだよ。という気持ちが島に着く前からあるのはどうなんだろうと思った。
最後の帳尻合わせ感も否めなかった。
Posted by ブクログ
最初のうちは、登場人物の誰も好きになれずなかなか読み進めなかったのですが、事件が起こってからはネタバレを確認しながら一気に読んでしまいました。ただ、解決してもなんだかあまりしっくりこないような。スッキリ、とはなりませんでした。
Posted by ブクログ
ネタバリ7つありという奇想天外なミステリー小説。
読者への挑戦状と受け取って、頑張って考えてみたが普段はミステリーを読まないので、トリックが全く読めなかった。
最後がまさかの終わり方で…これ解ける人すごいよ…考えつく作者さんが1番すごいけど…
Posted by ブクログ
巻頭に「7つのネタバレ」があらかじめ記載されているという、前代未聞の禁断の仕掛けの作品
いわゆる「メタミステリ」と言っていいのでしょうか。
小説の中の小説で事件が語られていくのですが、あらかじめネタバレという名の先入観を植え付けられて読み進めるうちに、少しずつ奇妙な違和感が芽生え始めます。
私はその違和感の正体を自力で解き明かすことができないまま終盤へ。
しかし最後には、散らばっていた全ての違和感が美しく繋がり、驚愕の真実が明らかに。
「あのネタバレには、そういう意味があったのか…!」と、著者の緻密な計算に鳥肌が立つばかりです。
Posted by ブクログ
タイトルと冒頭で「あーこれは読者に挑戦系かー」って思って読み始めた
なんか本のページも3部に色分けされてるし
黒ページは導入とルール説明
本編の薄グレーページは作中作
内容はベタなクローズド・サークル物で割とこれみよがしに怪しいところや違和感が出てくる
そして割とあっさりと終わってしまう
その後白ページに移るとなんか作中作に対する読者のお手紙紹介になって「あーこれは考察系ドラマの楽しみ方みたいに色んな人が考察でワチャワチャしてるのを楽しむタイプの小説?」って思って読んでたらそんな事もなく真相に……
真相は結構ストレートたぶんミステリー読み慣れてる人はすぐ分かったのでは……
良くある最後の数ページでもっかい大どんでん返しを期待したけど特に無かったです
でも小説の中では読みやすい(軽い?)のであんまり本読み慣れてない人にはいいかも?
あと気軽に推理しながら読みたい人はそんなに難しくないからいいかも!
私は特に考えないで作者の敷いたレールに乗っかって走って最後にとんでもない所から落とされたいタイプなので楽しみ方が合ってなかっただけかも
ミステリーはいかに自然に伏線を配置しそれを回収する美しさが大事、みたいな発言には激しく同意した
Posted by ブクログ
最初から7つのネタバレが書かれている
斬新なクローズドサークルミステリー!!
色々引っかかる点があって
誰が犯人か推理しながら読むのは面白かったし
その違和感が回収されて気持ちよかった。
作中作でなければ最後まで面白かったかもしれないが、
その本当の犯人を探る現在の話になった途端、
白けてしまったように感じる。。。
とはいえネタバレ開示という新しいスタイルには
振り回されるという新感覚の読書体験をさせてもらった。
あと嵐を描写するシーンがだんだんしつこく感じて
嵐よ早く止め〜と思った。笑
Posted by ブクログ
ネタバレミステリーというジャンルは確かに新しかった。とは言え、多少推測出来たこともあったので、ただただ驚いたかというとそこまででもなかったかな。方舟の方が衝撃が大きかった。比べるのも良くないですが。
Posted by ブクログ
家族に面白いから…と薦められて読みました。
確かに他にない斬新なオンリーワンな感じのミステリーでした。
…と割と冷静に感想かいてるのは、何といっても構成と内容が難解なためなのか…。冒頭に7つのネタバレ(犯人に辿り着くための条件)が載ってて、その後に当時その場にいた人による手記が続くんですよ。で、実際の本を見ると本の前半4/5と残り1/5でページの色が微妙に違っててなんだろーと思いながら読んでたんですが、後半の方が解決編的な位置付けなんですね。なので、我々読者は前半の冒頭の手記(これが刊行された本という位置付け)を読みながら、冒頭のネタバレという名の先入観に惑わされつつ、この先どうなるの!?とハラハラしながら読むんですが、ここでは犯人が判明しないんですよ。刊行された本では犯人わからずしまい。読者の人に真相究明を委ねるというスタイル。なので後半部分で読者の推察が始まるんですが、そこからの展開の早いこと早いこと。前半のペースで読んでると置いてけぼりくらいます。
なので、わたし自身の読後感としては、ちょっと置いてけぼり感くらった気分です。もう一度読み直すとまた感想違う気もしますが。
ちょっとネガティブなことを書いてしまいましたが総じて面白かったです。わたしが普通のミステリーの感覚で読みすぎてたのかも。他にない感じのミステリーを読みたい方にオススメです。
Posted by ブクログ
タイトルと設定からもう絶対読みたい!と思ってすぐに購入。ネタバレの内容をしっかり把握して、謎解きするぞ!と意気込みながら読んだ。
事件部分はなかなか読みやすくて、あーでもないこーでもないと考えながら面白く読めた。
解決編も楽しみに読み始めたんだけど、、、
なんか解決編になった途端すごく読みづらくなった。複雑なのは全然良いんだけど、重要部分を強調する点々(正式名称わからない、文章の右につく点のことです)が多用されてとっ散らかった感を感じてしまい、偽名と素性詐称の謎解きで把握が難しくない、最後に 叙述トリックでそれはダメだろ なセリフが飛び出して、一生懸命読むことを諦めてしまった。
なにより、『ネタバレが提示された理由』が期待してたものと違ったのが一番残念に感じてしまった。
もう一回ちゃんと読んだら印象変わりそうだとは思いますが、期待値が高かった分チョッチがっかりでした。
また再読してみます。
Posted by ブクログ
斬新なスタイル。
表紙に「ミステリー作家は犯人ではない」「共犯者がいる」などというふうに書かれている。
タイトルのとおり、がっつりネタバレしている。
それでも自分には複雑で、頭の中がぐるぐるしてしまった。
Posted by ブクログ
「“双紋島”は逃げやしませんよ」
“双紋島では何が待ち受けているのか。
過去の清算は可能だろうか。
ちょっと不思議なミステリ
読んでる自分も巻き込まれてしまう
でもやっぱり、んっ?と思ったいくつかの違和感にも理由があって最後はなるほど
Posted by ブクログ
小説の中の小説とその後日談という設定は面白かった。
ネタバレ有りでも結末は読めなかった。
ただ、自分が違和感を感じた所が回収されてなかったり、その人の特性で片付けられたところはモヤっとした。
Posted by ブクログ
ミステリー好きなら多分予想が当たる部分が多いと思います。
読みながら推理したものが少しでも当たると嬉しいですね。
あんなに下品なことばかり言って人を苛つかせていた山田さんについて、殺された後にあれは演技だったこと、殺された原因が復讐と無関係な人間を共犯者が殺そうとしていたことに反対したから、などを知り、生きたまま実は演技だったんだ、色々嫌なこと言ってごめんな、って言って和解してから皆で協力して財宝見つけて欲しかったな〜なんて、思いました。
モデルさんが若いだろうにすごくしっかりしていて、同じ恨みを持つ犯人たちに、罪を背負ってほしくないという気持ちをもつ優しさもあり、魅力的でした。
でも結局モデルさんのマネージャーはただのマネージャーだったのか?何かの伏線かなと思っていたけど…。
Posted by ブクログ
文章は難しくないのに、新しい手法だからか、
読むのに時間かかった。
フェアとかアンフェアとか、ミステリーのルール?がわかっていない私には勉強になった本でした。
でも、なりすましはアンフェアじゃないのか?と疑問です。
Posted by ブクログ
最初からネタバレしている。
開示されている7つの真実があっての、犯人探しである。
この狭まれているなかで、読み解いてみて…という挑戦状に何も考えずに読み進めていくのだが、結局そうだったのか…と驚くことになる。
趣向を凝らしたこのミステリーにお馴染み感が無くて新鮮ではあるが、疲労感が残る。
梅雨入りしたとはいえ、今日のような暑い日には読むのも時間がかかってしまった。
匿名
クローズドサークルの限界
生意気言って申し訳ないですが
ロジックに走りすぎ、仕掛けもこれ見よがし、無味乾燥なパズル。
全面的に登場するいかにも不自然な「私」視点が鬱陶しく、
小説としての面白さが無視されている感じでした。
すでに様々なアイデアが出し尽くされてしまったクローズドサークルミステリを、
それでも多くの作家が手を変え品を変え、今も書き続けていますが、
ここで限界を見てしまった感じがあります。
絶海の孤島、嵐の中、連続殺人、次は誰が殺される?
こんなにも胸踊る設定のはずなのに、ドキドキも緊迫感も絶望感も無い。
そもそもストーリーがつまらなくて、これは小説として致命的なのではないでしょうか。
最後までワクワク出来ませんでした。