あらすじ
「島での最初の犠牲者は名探偵」「登場人物の一人は偽名」「島では四人が殺される」「共犯者がいる」など、巻頭に書かれた7つのネタバレ。嵐に閉ざされた孤島で起こる連続殺人を描いた作中作「双紋島の殺人」は、現実に起きた事件をもとにしたノンフィクションノベルだった。事件に巻き込まれたミステリー作家は、真相解明を読者に求め小説として刊行するが……。ミステリーの常識が崩壊する、前代未聞の“読者への挑戦状”。
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Posted by ブクログ
面白かった!!
ひさしぶりに真面目に章ごとに考えながら読んだから読書メモそのままコピペで感想にします!!
~1
書き手が混乱する、「私」は誰?
これ三雲視点なのかな?が一番納得いく
三雲のメモをそのまま文にしたという体にするのかも?
「顔を覚えるのが苦手」で相貌失認とか考えたけど「忘れないように」でもしかしたら高次脳機能障害?
書けなくなった原因と過去の清算がどんな風に関係してくるのか
文体は非常に読みやすい
小難しい(他に言い方が思いつかなかった)文体は少なく情景や雰囲気がスムーズに頭の中で映像になる印象
~2
いやこれやっぱり三雲視点の三雲手記じゃないか?
山田一郎、昨今の作品だとどちらかと言えば最後の方まで生き残るけと意外な一面を見せる形で仲間を守ろうとして殺人とは違う形でうっかり死ぬタイプだよ
一番最初に殺されるのは編集長
でも今回だと違うんかな
最初の犠牲者は名探偵って書いてあるし笑
ミステリー小説におけるフェアかどうか、めちゃくちゃ面白ッッ
たしかに映像ならさりげなく映せれば伏線にできるけど文章だとフェアに提示するなら確実に記述する必要があるしそれをすればあからさまな伏線として面白みに欠けるし……
読んでいたのに気付けなかった、が一番悔しくて気持ちいいのは身をもって知ってるのがミステリオタクだからな
3
名探偵が名探偵だと名乗るメリットで情報収集のしやすさはたしかにあると思う
誰が人殺しか分からない状況で「事件を解決してくれる誰か」は犯人以外の登場人物にとっては不安の中でも縋りたい存在になり得るから
特に(これは逆にあまりないけど)名の知れた名探偵ならまあ犯人ではない可能性の方が高いわけだし
読者視点で語るなら探偵役は事件が起きた時に積極的に情報収集や事件解決に動く目的になるし他の登場人物が情報を開示することに対する違和感をなくしてくれる
逆に名探偵が名探偵だと名乗ることで犯人から狙われたり読者としても作中で言われていた通り名探偵なら犠牲者を出す前に事件を解決させてくれよ、という矛盾?をつっこまれることになる
金田一少年は面白いよな、名探偵として警察や一部の人に周知されていてもあくまで高校生の素人探偵なのでそこまでの責任を誰も問わないことに矛盾がないという
偽名は山田一郎か三雲か東堂院か?
どこかの章が過去っていうのも忘れないようにしないと
名探偵は素性を偽っていない、これは名探偵が名探偵として名乗っているという訳ではなくたとえば橘が探偵役なのであれば嘘偽りなくカメラマンということなので誰が探偵役なのかを確約する情報ではない
でも名探偵は最初に殺されるからこれは気にしなくていいか?
現状東堂院が一番名探偵っぽいけど名探偵なんて一言もいってないからな
でも見覚えあるって言われてるから芸能人じゃないならなにかの事件の記事かもとは思う
共犯者がいて4人殺されるの?ほとんど被害者か犯人やないかい
それにしても悉く山田が無視されてて笑った
三雲の手帳を破くシーンとかはちょっとヘイト溜まったけど割と嫌いにはならないキャラなんだよな
4-5
こーれ本当に山田は悪い奴ではない感じになってきたな
戻ってきたのも多分山田じゃないか?
え?!
ホオジロザメ?!
サメ映画(錯乱)
なるほど最初に書いてあった白確目線は恵那になるのか
でもこれ本当に三雲視点説が濃厚だよな
ダイビング中は三雲が居ないから別視点を取らざるを得ない
キャラ目線でいえば三雲の手記には書かれていないから恵那からの証言を元にするしかない
「猿渡から目を離さないようにしなければ」「レジャーのようにみせかけるには」
新たな謎?というか伏線?が出てきたな
確認
どれかひとつ章は過去、くわえて冒頭が過去ではない、と過程したとき作中で過去に触れられてるのは冒頭と猿渡たちが話す去年の話
もしここで指されている過去が猿渡たちが一年前に訪れた時のことを指すのであれば冒頭及び猿渡たちが前回に触れている章は除外できる
+
冒頭に書かれていた過去のまとめ
・前回は一年半前(三雲に一年前と言ったのは一年半前と敢えて細かく言う必要がなかったから?)
・猿渡と三雲は東西で別れた場所におり実際に顔を合わせてはいない
「僕らは西に滞在していましたから、東の方々のことは人づてに名前を聞いただけ」
=東にも滞在できる場所がある、なおかつ三雲以外にも滞在者がいた
・三雲について話には聞いていた(?)
・東西の橋が壊れてしまい目的は断念
・過去の清算(橋の事故以外にも何かがあった?)
⬆もし三雲目線なら一年半前のことを覚えてはいるのか?
・三雲目線なのであれば本当は三雲側にいて顔見知りだとしても名乗らなければ初対面を貫ける人物はいる(その部分のページを破っていた場合)
⬆記憶障害になった時期が一年半前+この時の出来事を覚えていて敢えて描写していないのか忘れているのか不明なのでこの説はかなり不明確
6-7
短い章が淡々と続いているけどなにか意味があるのかな?分け方にあまり不自然はないけどそれまでが分けても問題なさそうなところも切らずに長い章だったから……
おいおい、山田もしかして猿渡達の雑誌知らないふりをしてる?
確認したけどあくまで裏面世界というタイトルの方しか猿渡は紹介してないのに『黒い噂の事件簿』の方を口に出したぞ
山田好感度を上げて落とす乱高下作戦
恵那のシャワー中に押し入るの凄いな、この密室で全員を敵に回すのは明らかに悪手だぞ笑
というか全体の凡そ3分の1読み終わったのに1人も死んでない、凄い、ここから4人死ぬの?
ちなみにもしかしてここまで誰も死なないで進行しているのは前半の「人が死なないクローズド・サークルは長編だと間が持たない」的なあれのアンチテーゼですか?
サメの件で間を持たせたな……!!!
8-11
やっぱり殺されたのは東堂院か〜〜、巻頭ネタバレを素直に信じるなら名探偵=東堂院ということになる
ただ犯人は猿渡かどうか
でも東堂院の断末魔だけが聞こえてきたシーンちょい違和感あったよな
でもその後に猿渡がはっきり写った写真撮られちゃってるから違うか
もしそうだとしてもそれも巻頭ネタバレを素直に信じればもう1人共犯がいることになる
恵那は生きているはず
冒頭の部分を信じるのであれば恵那視点は恵那からの証言を元にしているはずだから
だとすれば共犯は恵那?
⬆いや一度小屋に戻ってきた時に聞いた話を繋いだのかもしれないからまだ確定はできない
山田、いいやつ(探偵役)か犯人のどちらかだろこれ(ミステリ好きの勘)
そもそも冒頭部分は誰視点だ……?
やっぱり三雲視点ではない「私」という第三者がいる?
たしかに、恵那を救った人物がそれを隠している意図がわからない
ただまだ3人のうち誰でもないという確証もない
……そういえば鈴木のセリフで思ったけどなんで東側に滞在することを選ばなかったんだろう?
東には滞在できる施設がない?
だとしたら1章で言っていた東の方々とは?三雲は何処にいた?
12
やっぱり怪しいぜ山田〜〜!!
山田が犯人だと仮定すると見えてくるルートがありません?編集長殺し
恵那を探しに行く前に編集長を殺していた前提になるけど
山田は三雲の記憶障害を利用して三雲にヘイトを向けようとしてるよね?
単独行動に誘導して三雲が行った後に2人と行動することで自分のアリバイを確保する
なおかつ単独行動の三雲は記憶が抜け落ちてしまいアリバイどころか反論することもできない
ダイバーナイフという凶器を考えると怪しいのは山田、橘、恵那だけどそんなものどうとでもなるか〜
それを前提にダイバーナイフはあるぜ?と見せた山田を疑ってるわけだし
恵那だとして編集長の部屋へ行くのに誰にも見つからないなんて出来るか?
過去の章へのヒント
・鈴木とマネージャー以外はみんな再訪
=このふたりが一切出てこない、なおかつ過去の話をしない章が怪しい
分かったこと
東の小屋は存在していたが何らかの事件によって燃えおちた
三雲の記憶障害もその時のもの
山田は東側にいた
他にもいる
空きが二名分、ということはそれ以外の人間は存在しない
東側
山田一郎、三雲、+数名
西
猿渡、(取材目的であれば2人一緒にいるはずなので)橘
東堂院と恵那がどちらにいたのか、猿渡の本当の目的は?
13-14
尾島が偽名の本名か
男性のようだけど
そも、偽名が通用するのは男性だと
三雲、東堂院、山田
の3人だけなように思う
猿渡、橘は編集長もだけど同じ会社に勤めていて偽名を使うのはかなり難しい
⬆いや、橘は外部の人間だから有り得るな?
マネージャーも会社が偽名を知らないわけもないしな
⬆いや、恵那が尾島を認知しているからマネージャーの共犯説がある
なぜか、
猿渡が名探偵東堂院を殺したのは編集長殺しとは別件の可能性がある
状況を整理すると尾島が山田だとしたら、
①猿渡の部屋に手紙を置き洞窟へ、おそらく同じようにして東堂院も洞窟へ誘導する
②猿渡が東堂院に秘密を握られていると思い込み殺してしまう
(ここまでに関してはおそらくこれで成功しなければ今回は諦める程度の作戦だったのかもしれない)
③猿渡が殺人犯であることを強調し(実際敢えて洞窟まで猿渡を探しに行くよう仕向けたのは山田だった)橋を落とす(洞窟に隔離されれば死ぬかもしれない程度なのかもしくは既に殺されているか、後者だとしたら猿渡が殺されていると知られてはまずいため)橋を落とす
ここまで来たら隔離すれば死ぬ確証があるのか?ここがまだ残る疑問点
④恵那が行方不明になる
⑤その間に編集長を殺し恵那探しでアリバイを作る
でどう?
15-17
恵那は生きていた、東側で
なおかつ事情を知り猿渡を追っている
おそらくここで殺す必要があるからだ
復讐のためにも、共犯者のためにも
これ多分17が過去だな
(これが三雲視点だと仮定した場合だけど)
だとしたら山田は誰だ?
過去の三雲に山田だと名乗っていた男はおそらく死に突き落とした謎の男が現在の山田を名乗っているのか?
もしくはこれは過去ではないのか(だとしたら普通に外出られてるやんけ、なので薄い線だとは思うが)
というか恵那が生きているのなら4人の被害者がまだ出てない!
2人しか死んでないからあと2人死ぬのか?
18
おあーーーーー(急なIQ喪失)
山田が死んだ!!山田が死んだ!!
今までの前提が覆される!!
三雲は外に出られたのか?それとも今回は17とは別?
というか山田犯人説まだあるからね
いや……うーん……あえ〜〜〜〜〜〜〜〜
山田割と好きだったから悲しい犯人だとしても生きてて欲しかった
東堂院と言い気に入ったキャラから死んでくやん
4人が殺されるだから山田は殺されたんだよね?それとも事故なら更にここから2人死ぬのか?
17章の「今こちら側に残っているのは?」のこちら側は何を指す?
山田は何を言っていた?
犯人が、トリックを、もう吊り橋は、殺人は、
ガチでただのいいやつだった可能性出てきて辛い
19
でももし窓から三雲が出たとてそしたらかなり服が濡れたり足元が泥だらけになるだろうからすぐに分かるのでは?
20
あーーーそういう構成になるのね
だとしたら4人の被害者は恵那、山田、編集長、東堂院?
恵那が男の可能性、高齢の男性が恵那を男度と思わせている?可能性はない?
いや、最初のダイビング以降からの恵那視点があるから恵那は確実に生きているはず
ただ冒頭七つのネタバレがあくまで作中の三雲(仮)が提示したものだとしたら前提が崩れる要素はないか?
あくまで三雲視点で語られている
いや、これこの指示を出したのが三雲なのか?
三雲は全て既にわかった上で出しているのか?
どっちだ?
「登場人物の1人は偽名」
「共犯者がいる」
これをなぜ知ることができた?
三雲が全部わかった上で書いてるか、誰かが三雲を語ってるかのどちらかだぞ?
敢えて差し込んだ過去の章はどれなのか、なぜ差し込まれたのか、三雲の作品なのだとしたらそもそも過去の章をかけたのは一年半前の事件の記憶がやはりあるのか
「ミステリー作家は犯人ではない」
提示したのが三雲ならこれすら疑わしいぞ?
いやこれを覆されたら流石にねぇ
作中作で語り手が三雲だとわかった今、
冒頭小説を手に取った私は誰?
終わり+感想
いやーーーー!!
く、くやしーーーー!!
わかっていた部分と見落としていた部分、
たしかに殺されたのが東堂院なのか?という疑問はあったけど(殺されそうになっている声だけが聞こえてくるのは作品としては怪しすぎるよねあからさまで)
それにやっぱり山田は怪しかったよ
どのシーン見ても肝心な分岐で全員の行動を誘導してるし
共犯だったしいいやつだった笑
見落としていたせいでたどり着いてた真実もあり(過去の章とか)
一年半前を過去だと思い込んでいたせいで恵那と尾島の会話が過去かもしれないという仮定にたどり着かなかった笑
山田(尾島)死んで欲しくなかったな〜〜〜
過去の章で本物の山田が死んでいるのまでは分かったけどその山田が名探偵だということに思い至らなかった!!!
いやいやいやいや悔しい
東堂院が名探偵すぎた
他にも自分が思い至らなかった部分が多くてまだまだでした
嘘をつかないで嘘をつく、っていうの?
いや〜〜気持ちいい〜〜〜〜
ええねん復讐は生きてる人間がスッキリするためにあるんだから
山田(尾島)を殺したのだけが良くなかったな
Posted by ブクログ
巻頭に作中のネタバレが記載された前代未聞の作品
これは見事としかもはや言いようがない
作中作である「双紋島の殺人」においての違和感をすべて矛盾なく解決してなおかつ読後感も悪くない
最初は胡乱なギミックで話題性作りか…と穿った見方をしていた自分が恥ずかしい
文句なしのミステリであった
Posted by ブクログ
孤島、クローズドサークル、連続殺人という本格ミステリーのお約束と「島での最初の犠牲者は名探偵」「登場人物の一人は偽名」など7つのネタバレが同居した意欲作で、ネタバレという禁忌と読者との真剣勝負の両立が斬新で、ミステリー好きだからこそ陥る罠と意外性抜群の解決編が堪らなかった。
Posted by ブクログ
「そういうことか!」とはならなかったけど、「なるほどねぇ」という感じでおもしろかった。
たぶん書き方なんだろうな。
推理者Xが淡々と論理的に話すから、驚きより納得に感じたんだろうな。
(できれば、私は驚きの方がよかった)
とはいえ、作中作はすごくおもしろかったし、何よりネタバレされているから真剣に謎解きしながら読めたのは楽しかったな。
Posted by ブクログ
もう一度記憶をなくして読みたい。そして今度こそ自分の力で真相に辿り着きたい。
冒頭に書かれた七つのネタバレ、著者からの言葉、『私』とは一体誰なのか。これら全てが見事なまでにつながり、解き明かされていた。買ってよかった。
Posted by ブクログ
面白かった。
本屋で見かけ、以前読んだ同作者の作品がイレギュラーミステリーでとても面白かったのでワクワクしながら即購入。
なんだこれ、
こんなネタバレあり?
作中作?
私?
「ネタバレ」と違和感のあるアレコレにずっと引っ張られながら読むのが楽しすぎた。絶対ミスリード、と分かっていながらも読み解けない気持ち悪さ(ほめ言葉)。
あと、何が怖かったってあの化け物だよな…
海中にもぐるシーン、描写がうますぎて息できないくらい怖かった…。
露悪的発言連発山田一郎も、人によってはしんどいかもしれない(笑)
頭イカれてるか演技かどっちかじゃないと許せないな…とずっと思いながら読んでいた(笑)
この作者さんの作品、他にもまた読みたい。
全く関係ないけど、
紙の色合いが違うことにだいぶ気づかず(笑)
作中作読み終わった時に気がついた(笑)
思い込みって恐ろしいね…
あと、
日影さんの「探偵が先に名乗ることで犯人の狙いとなり、犯行を食い止める」話が面白かった。
本当の名探偵は、そうだね。
事件を予測して食い止めるから、
名探偵になり得ないのかもしれない。
そんな探偵モノありそうだけど、いざミステリーとして面白いかと言われると、やっぱり事件が起きるから面白いんだろうなぁ。矛盾している(笑)
一個だけ後悔があるとすれば、
一気読みするんだったーーーー!!
ってことでしょうか。
もったいなくて後半特に時間をおいて読んだのですが、絶対一気読みしたほうがよかった…。
Posted by ブクログ
今まで読んだことがないタイプの本。前半は、なかなか殺人も起こらないしただの孤島の探検?冒険の話?みたいな感覚で読み進めていたら、いきなり第一の殺人。そこからドキドキしながら読み進めた。
最初からネタバレしていても、犯人を当てることが出来なかった。「私」の存在も気付いてゾクゾクした。
これは再読して伏線回収しないと。
Posted by ブクログ
途中から「私」って????
モードに入って私がおかしい?と思い
読み返したりしました。
私は登場人物とか覚えるの苦手なので9人+α
完璧には無理だと考えて最初から名前と特徴書き出してて、部屋の配置も書いてたので
間違ってないなと笑
うつ伏せの死体やヘビのようなもの、縄などなど
には気づけたけど真相にはたどり着けず(当たり前( ̄∀ ̄))
サメの登場が多いというか
タイミングが良すぎるけど仕方ないか!
下村敦史作品3冊目だったので、またほかのも読みたいと思いました
Posted by ブクログ
今までにないアプローチで、とても面白かった。ところどころ違和感を感じるがそれが事件解決のヒントになっている。なぜネタバレがある小説なのか?ネタバレの裏を読む事で真実がわかるので、ぜひ謎解きに挑戦してみたら良いと思う。
Posted by ブクログ
いつも通り終盤で、え?これこのまんまで大丈夫なん?って心配になるような流れからのメチャメチャスッキリするラスト。ネタバレありやのに、完全に騙される、すごい
Posted by ブクログ
一気読み〜!
ネタバレがある前提で始まるからすんなり楽しんで読み進んでいた…
だがしかし、それすらもロジック
二転三転のサスペンス。
んー、推理させる気も、当てさせる気もないやん笑
Posted by ブクログ
ネタバレを見つつ、「もしかしてこういうことか?」「いやもしかしてこうか!?」と謎解きを楽しめながら読めた!
オチは大枠は当たってたけど少し説明が長すぎて、スッキリ読後感!って感じではなかったかも。
Posted by ブクログ
「島での最初の犠牲者は名探偵」「ミステリー作家は犯人ではない」「登場人物の一人は偽名」「島では四人が殺される」「共犯者がいる」「ある章は過去」「名探偵は素性を偽っていない」と7つのネタバレが冒頭に書かれたミステリー。
嵐に閉ざされた孤島、双紋島で連続殺人事件が起こった。事件は未解決のまま。その事件に巻き込まれたミステリー作家、三雲梟馬は真相解明を読者に求めるため、小説として「双紋島の殺人」刊行し、読者から誰が犯人だと思うか推理してもらうことにしたが…。
ネタバレが書いてあっても、なくても関係なく最後に書かれた読者の推理で犯人がわかるというミステリー好きなのに、相変わらずの鈍感だった。
所々に伏線は張り巡らされているから、ちょっとした疑問を常に持ち、予想の逆を考えれば犯人はすぐに突き止められるのかも。
ベタベタな設定のクローズド・サークルなんだけど、ついつい気になって読んでしまった。
Posted by ブクログ
冒頭(なんなら表紙)にネタバレがあらかじめ記載されているという構造にまず驚き。そのうえで『双紋島の殺人』という作中作品を通して読書への挑戦状を突きつける。ネタバレという名のヒントが開示されていることで推理への取っ掛かりが生まれ、真相が明らかになったときの衝撃を増幅させていた。
Posted by ブクログ
巻頭いきなり①島での最初の犠牲者は名探偵②ミステリー作家は犯人ではない③登場人物の一人は偽名など合計7個の前提条件が記された所から幕を開けるミステリー。まさに読者への挑戦状。しかもそれが作中作小説で、我々読者とその作中作小説の間にもう1つ作中世界のレイヤーがあるからややこしいw叙述トリックであることを実質的に宣言されているわけなので、読む側の心構えも自然と著者との知恵比べモードになって面白かった。
Posted by ブクログ
⭐︎4.5
下村作品は個人的に超好き!orなんだか面白くない…。
の両極端で今作はどっちだろうと思いながら手に取った。
結果、クローズドサークル好きからすると
もう最高な作品でした\(^o^)/
特に作中作がとても良かった!!!
とっても好みな作品で大当たりでした( ◠‿◠ )
見事にネタバレに引っ張られて誤の方をいってしまいましたが 笑笑
Posted by ブクログ
「ネタバレあり」は作中作の『双紋島の殺人』(梟雲三馬)の刊行にあたって書かれたもので、それは必要なものだった。
猿渡と東堂院については予想通りだったが、山田については最終章で明らかになる。
普通のミステリーでは、事件は名探偵が最後に解決するのに、『最初の犠牲者は名探偵』とあるので、誰が解決するのかと思っていたら、最終章でXなる人物が登場し、すべてはっきりさせる。面白かった。
Posted by ブクログ
人生初のサイン本です
内容は本格ミステリーなので、レトリック、推理を楽しみたい方にはもってこい!
今までの本のなかで「うわぁ〜」を一番言わされた本でした。
普通に面白いですが、理解するのに少し時間がかかったりします。
巧妙もいいところ、レトリックマシマシな新しいタイプの本でした!
Posted by ブクログ
ミステリー好きなら多分予想が当たる部分が多いと思います。
読みながら推理したものが少しでも当たると嬉しいですね。
あんなに下品なことばかり言って人を苛つかせていた山田さんについて、殺された後にあれは演技だったこと、殺された原因が復讐と無関係な人間を共犯者が殺そうとしていたことに反対したから、などを知り、生きたまま実は演技だったんだ、色々嫌なこと言ってごめんな、って言って和解してから皆で協力して財宝見つけて欲しかったな〜なんて、思いました。
モデルさんが若いだろうにすごくしっかりしていて、同じ恨みを持つ犯人たちに、罪を背負ってほしくないという気持ちをもつ優しさもあり、魅力的でした。
でも結局モデルさんのマネージャーはただのマネージャーだったのか?何かの伏線かなと思っていたけど…。
Posted by ブクログ
文章は難しくないのに、新しい手法だからか、
読むのに時間かかった。
フェアとかアンフェアとか、ミステリーのルール?がわかっていない私には勉強になった本でした。
でも、なりすましはアンフェアじゃないのか?と疑問です。
Posted by ブクログ
最初からネタバレしている。
開示されている7つの真実があっての、犯人探しである。
この狭まれているなかで、読み解いてみて…という挑戦状に何も考えずに読み進めていくのだが、結局そうだったのか…と驚くことになる。
趣向を凝らしたこのミステリーにお馴染み感が無くて新鮮ではあるが、疲労感が残る。
梅雨入りしたとはいえ、今日のような暑い日には読むのも時間がかかってしまった。
Posted by ブクログ
7つのネタバレが提示された
新感覚のミステリー
『私』が誰か分からぬまま
読み進めることになり
鮫が登場したりハラハラ
ネタバレに惑わされるな!
Posted by ブクログ
タイトルにも装幀にもネタバレありと挑戦的!
敢えて、読み始めはネタバレ7つを見ないようにして謎解きしてみようかと試みるも、結局ネタバレに引きずられてしまった。
解けてしまえば、なるほどと思うもののなんだかあっけなく、ツッコミどころもないではないが、それでも謎解きゲームに参加できたことに意義?があるんだろうな。
Posted by ブクログ
最初のネタバレを意識せざるを得ないから、クローズドサークルって読みやすいんだけど読みにくかった。
所々、ん?と思う所はあったけど見事にやられた!
こういうミステリーを作れる作家さんは本当にすごい。
もはや最後はこんがらがって、よく分かんなかった笑
1人だけフルネーム呼びの人がいて伏線なのかと思ってたのに全く触れずに終わって何だったんだ。
Posted by ブクログ
最初に7つのネタバレを頭に入れたうえで本編を読む。常に意識しながら謎を追えるし、著者にとってはかなり縛りのある制限された中で物語を展開しなければならないので、これは読者に有利なのでは?と思って読み進めました。結果的には予想が外れむしろ著者の掌の上で転がされる展開に。ネタバレに翻弄されたミステリー小説は初めてでした。完敗です。
Posted by ブクログ
いつもすごく期待しちゃう作家さん
とはいえそんなに読んだことない
ネタバレありだよ!
って書いてるけど
自分的にはぜんぜんネタバレじゃなくて
いや、わからんし…ってなった
そもそもこういうミステリーの
とんでも設定に突っ込みがち
そんなとこにいかんやろ!
とか
そんなこと考えんやろ!
とか
いやそんなことせんじゃろ!
って日常からかけはなれてると
ついつい「そんなアホなw」ってなっちゃう
それは言わないお約束!を守れない派閥
なのになぜ読んじゃうのか
己が何を求めてるのかわからん
お約束を超えた、衝撃を求めてるのか
たぶんそう
その点でフツーだったので
星は3つ
Posted by ブクログ
時間をかけてしまったのが悪く、全てを理解するのはできなかった。
ミステリー小説にて左利きなどの情報を書くことは難しい。文章で左利きということを書いてしまえば不自然で伏線だとすぐにわかってしまう。という作中の言葉に納得した。
Posted by ブクログ
ここ最近王様のブランチのブックランキングにずっとランクインしてたので興味をひかれて読んだ。作中作を読んで犯人を推理するという変わった小説。しかも作中作には巻頭にネタバレが書いてある。
嵐の中の孤島で起きた殺人事件なのだが、残念だった点は作品の雰囲気だろうか。孤島での連続殺陣というシチュエーションて、けっこう閉塞感とかお互いに疑心暗鬼になる精神的なストレスとかが高まると思うんだけど、この話はそれがイマイチ伝わってこなかった。文体なのか人物の描写なのか…。その閉塞感や登場人物の精神的ストレスを感じながら読めたらもっと臨場感があったのに。
殺人事件の謎解きも比較的容易でヒントをたくさん書いてくれている。第一の殺人や共犯者、過去パートなどはすんなりわかった。悔しいのはネタバレをしてることの意味が最後までわからなかったこと。色々と違和感を感じたポイントは合ってたのに!ここまで完全に推理できたらすっきりだったのに!!
謎解きをライトに楽しむには適した小説だと思った。
匿名
クローズドサークルの限界
生意気言って申し訳ないですが
ロジックに走りすぎ、仕掛けもこれ見よがし、無味乾燥なパズル。
全面的に登場するいかにも不自然な「私」視点が鬱陶しく、
小説としての面白さが無視されている感じでした。
すでに様々なアイデアが出し尽くされてしまったクローズドサークルミステリを、
それでも多くの作家が手を変え品を変え、今も書き続けていますが、
ここで限界を見てしまった感じがあります。
絶海の孤島、嵐の中、連続殺人、次は誰が殺される?
こんなにも胸踊る設定のはずなのに、ドキドキも緊迫感も絶望感も無い。
そもそもストーリーがつまらなくて、これは小説として致命的なのではないでしょうか。
最後までワクワク出来ませんでした。