あらすじ
「本当の私」なんて探してもいません。みっともなくもがいてる日々こそが、振り返れば青春なんです――。「底辺」な生活から脱出するため家出した高校二年の春。盛り下がりまくりの地味な学祭。「下宿内恋愛禁止」の厳粛なる掟。保健室の常連たち。出席時数が足りなくて、皆から遅れた一人きりの卒業式。最注目の作家によるホロ苦青春エッセイ。
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Posted by ブクログ
学生時代スクールカーストというものの底辺あたりにいた人は皆、共感できると思う
わけもなく世界が憎くて何かしたいのにスクールカーストのしがらみに邪魔されたり、ね。
そんな中でもいろいろやっていた著者は偉いと思う。世の中を憎むだけで終わる人もいるのだから。
最後の卒業式がよかった。
私たちはまだ子供で、たくさんのものに守られていた。