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匿名
不朽の名作
読んでいた当時は小学生。激はまりしてママレ一色でした。少女漫画といったらこれです。
小学生当時は理解していなかった大人のアレコレがわかり、キュンときました。
当時は、戸籍は別だし異母兄妹だからってここまで鬼気迫るもんなの?とか、親に直接聞けばいいじゃーんとか、遊のミステリアスな部分も理解ができなかった(でも遊派)のですが、年をとって読んでみると全然ちがいますね!
誰に頼っていいか分からず、どうにか自分たちだけで解決しようとする10代らしい悩み苦しみ勘違いからの重く瑞々しい決断。
この最後の流れは秀逸ですよね。
当時は、どうして遊は光希に惹かれたのかイマイチ分かりませんでしたが、今ならめちゃくちゃわかります。遊は光希じゃないとダメなんだろうな~。
仮にあのまま別れていたとして、光希は別の誰かと結婚していたかもしれないけれど、遊は一生独身だったんじゃないかな。(裏話では、似た雰囲気の茗子と…みたいな話もありましたが)
ママレードボーイlittleもありますし、時を経て、もう一度読む価値ありです!
Posted by ブクログ
遊の父親問題は、ちょいと引っ張りすぎかと。さすがに、ここまで引っ張って"異母兄妹"エンドは無いだろうと。ただ、異母兄妹の認識で二人で突き進む決意をするのに、凄みは感じましたけど。
最初、両親たちのスワッピングは、血縁親子関係への戻しかとも思ったのですが、少女漫画でそこまではねえ。