【感想・ネタバレ】殺戮の狂詩曲のレビュー

あらすじ

少年時代に殺人を犯したが、のちに氏名を変え、弁護士となった御子柴礼司。
常識外れの論理と禁じ手すれすれの証拠を駆使し、悪評まみれの御子柴が、
高級老人ホームの入所者九名を惨殺した男性介護職員の弁護を引き受ける。
自らの凶行を崇高な使命だとうそぶく被告人の真意とは?
シリーズ屈指の衝撃作。

「被告人が無実だろうと真犯人だろうと関係ない。依頼人の利益になる判決を勝ち取るだけだ」

ドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」原作「御子柴弁護士」シリーズ、第6弾。

●御子柴礼司(みこしば・れいじ)
本シリーズの主人公。14歳の頃、幼女を殺害しその遺体を解体してばら撒き〈死体配達人〉
と世間から呼称される。少年刑務所を経て、高額の報酬を得ながら、
検察の見立てを次々ひっくり返す悪徳弁護士となる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

高級老人ホームで入居者9名が介護職員により惨殺される。死刑確実と言われる事件の弁護を、御子柴は何故引き受けたのか。また、どのように被告人を救うのか。
メタ的な話になってしまいますが、残りページ数が少なくなるにつれ、一向に御子柴の手立てが分からずそわそわしてしまいました。
だけどやはり流石の中山先生。最後にちゃんとひっくり返してくれます。
エピローグでも、お前だったのかと唸らせてもらえます。そしてこのシリーズお決まりの御子柴関係者問題、そろそろネタ切れじゃない?と思ってましたが、杞憂でした。
あと、このシリーズは、1ページにおける文字数と行間の余白が自分的にとても読みやすいので有難いです。

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2026年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文庫化を待ちわびていた“御子柴礼司”シリーズ第6作。読み始めてビビる、七里センセ、よくもこんな事件を取り上げたものだなぁと思って。相変わらずのチャレンジャー。

介護施設での殺人事件が珍しくもなくなった今、本作は老人ホームで起きた事件という設定ですが、犯人の言い分としては相模原障害者施設の事件に似ていて、かつ、池袋暴走事故も話に出てきます。

御子柴弁護士が勝つ方向に持って行けば炎上必至。どう持って行くのかとそわそわしていたら、絶妙の落としどころと言っていいのでは。実際の事件とは別物と考え、御子柴を応援してしまいます。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

御子柴シリーズ6巻目。★3.5くらいかな。
これまでもかなり厳しい状況下での裁判ばかりだったが今回は流石に負け戦過ぎない…^^;⁇
果たしてこれがどういう結末になるのか予想も付かずとても先の気になる展開が繰り広げられた。
「何からも誰からも影響も受けてない」「心神喪失状態でもない」ことから忍野独自の思想なんだと思ってたけど結局真犯人というか黒幕は別にいてやっぱり洗脳されてたんかーい‼︎
そして報酬目的でも売名目的でもなく安い国選弁護を引き受けた理由に納得……なるほどそこに繋がるんか( ˘ω˘ )

あと序盤の忍野の動機の部分がつい先日読んだ「ロスト・ケア」に通ずるものがあるなと感じた。
介護現場での問題は本当に深刻で早急に改善の為の策を講じないと、こういう話も単なるミステリとしての読み物として片付けられるものじゃないよなとつくづく思う…

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2026年06月08日

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