あらすじ
少年時代に殺人を犯したが、のちに氏名を変え、弁護士となった御子柴礼司。
常識外れの論理と禁じ手すれすれの証拠を駆使し、悪評まみれの御子柴が、
高級老人ホームの入所者九名を惨殺した男性介護職員の弁護を引き受ける。
自らの凶行を崇高な使命だとうそぶく被告人の真意とは?
シリーズ屈指の衝撃作。
「被告人が無実だろうと真犯人だろうと関係ない。依頼人の利益になる判決を勝ち取るだけだ」
ドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」原作「御子柴弁護士」シリーズ、第6弾。
●御子柴礼司(みこしば・れいじ)
本シリーズの主人公。14歳の頃、幼女を殺害しその遺体を解体してばら撒き〈死体配達人〉
と世間から呼称される。少年刑務所を経て、高額の報酬を得ながら、
検察の見立てを次々ひっくり返す悪徳弁護士となる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
お待ちしてました。
ホント読後の爽快感がにわかに信じ難いよね。事件そのものはあんなにムナクソなのに。。。
いやぁ、ぐんぐん読ませるから、どんどん残りのページ数が少なくなるのに、これどーなんのよと思ったらそんな発展すんのね。。。
まあこれも一種の叙述トリックでもあるかな。ざっと読み返すと確かにそう。。。
こんなん気づきっこないけど笑
前作で事務員との云々カンヌンは杞憂に終わったみたいでひと安心。そうそう、このくらいの関係性を維持してほしい。
でもめちゃめちゃ聡明なんだよな、洋子。
久々に旧作読み返すかな。
夏には新作出るとのこと!!
Posted by ブクログ
どう弁護をもっていくのか気になって仕方がなかった…!
シリーズもので過去5作のうち第3弾だけ読んだことがありましたが充分に楽しめました。
他の過去作も読みたくなりました!
8月に単行本で最新刊が出るみたいなので楽しみにしています( ◠‿◠ )(中山七里さんの本大好き)
Posted by ブクログ
前に読んでた。本の形を変えて出版しなおすのはやめて。気付かず購入。読み始めて気づいたのに、ラストまで読み直す。そうそう。こんなどんでん返しだった。御子柴弁護士シリーズ。
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御子柴礼二シリーズ第六作目。これまでも十分に話題の事件に関わってきた御子柴が今回も世間の耳目を集めるとんでもない事件に携わる。
無理だ。とても今回はひっくり返せないだろうと読み進めるうちに、今回の御子柴の狙いはどこにあるのかを考えながら読んでいた。
著者は執筆当時の日本で話題になっている社会問題を作品に盛り込み、登場人物たちが生き生きと奮闘する様を描くことに長けている。文章は読みやすく、真相の一端を出すタイミングがうますぎる。この二つが合わさるとこんなにも没入できるとは。本作も存分に楽しめた。
Posted by ブクログ
高級老人ホームで入居者9名が介護職員により惨殺される。死刑確実と言われる事件の弁護を、御子柴は何故引き受けたのか。また、どのように被告人を救うのか。
メタ的な話になってしまいますが、残りページ数が少なくなるにつれ、一向に御子柴の手立てが分からずそわそわしてしまいました。
だけどやはり流石の中山先生。最後にちゃんとひっくり返してくれます。
エピローグでも、お前だったのかと唸らせてもらえます。そしてこのシリーズお決まりの御子柴関係者問題、そろそろネタ切れじゃない?と思ってましたが、杞憂でした。
あと、このシリーズは、1ページにおける文字数と行間の余白が自分的にとても読みやすいので有難いです。
Posted by ブクログ
御子柴シリーズ第六巻。冒頭から、猟奇的な犯行の描写が続く。高級老人ホームに勤める介護士、忍野が入所者を次々と殺害した事件は、相模原の障害者施設での事件を想起させる。その犯人の弁護を、重罪を犯した過去をもつ御子柴が引き受ける…。こういう世界があっていいのが小説の魅力だと思う。御子柴の味方をしてきた谷崎、山崎、日下部がこの事件だけは引き受けるなと意見するが、御子柴は忠言を聞かずに弁護を引き受ける。裁判で新たに明らかになった事実と、御子柴が弁護を引き受けた理由に、またしてもどんでん返しをくらう。面白かった!!
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御子柴シリーズを始めて読みました。前作までを読んでいた方がより楽しめるのかなと思いつつ、そこはやっぱり作家さんが素晴らしく最後まであっという間でした。ちょっと都合よすぎるなぁ感は否めませんでしたが…
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文庫化を待ちわびていた“御子柴礼司”シリーズ第6作。読み始めてビビる、七里センセ、よくもこんな事件を取り上げたものだなぁと思って。相変わらずのチャレンジャー。
介護施設での殺人事件が珍しくもなくなった今、本作は老人ホームで起きた事件という設定ですが、犯人の言い分としては相模原障害者施設の事件に似ていて、かつ、池袋暴走事故も話に出てきます。
御子柴弁護士が勝つ方向に持って行けば炎上必至。どう持って行くのかとそわそわしていたら、絶妙の落としどころと言っていいのでは。実際の事件とは別物と考え、御子柴を応援してしまいます。
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冒頭から凄惨な事件の全容と犯人の異常さが描かれ、どう足掻いても判決は変わらないだろうと思わされる状態から始まる物語。どんな結末になるのかを楽しみに読み進めるが、被害者遺族の似たような話が繰り返され裁判が始まっても変わらないため、もう残りページ数少ないけど?と気にしてしまうくらいこれまでのシリーズより淡々と進んでいった印象。
裁判の結末はこれまでのシリーズとは異なる形だったがらしさもあったため満足。と思いきやエピローグで明かされるなぜ弁護したのか本当の結末だとわかったとき色んななぜ?が回収されてまた今後のシリーズ展開が楽しみになった。
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待ちに待ったシリーズ最新作!
飽きさせない展開の数々と、最後の最後まで予測できない物語は秀逸です。
しかもシリーズ6作目でこの切れ味。
最高に面白かったです。
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高級養護施設の真面目な職員が入居者9名を計画的に惨殺。殺人犯は無駄な老人を殺すのは社会の要請と思想犯を思わせる。社会の要請は死刑。
この中で御子柴弁護士は無罪を主張するが本当の目的は他にあって最後に明かされる。面白い
Posted by ブクログ
おなじみの御子柴礼司シリーズ。どんでん返しの帝王が、絶望的状況の中でどんなどんでん返しをくらわせるのか期待しながら読み進めた。いつものように爽快などんでん返しとはちょっと違う展開に若干肩すかしをくらいつつもエピローグでなぜ御子柴がこの分が悪い依頼を国選で受けたのかの答えがのっていて、こういうしめ方もありだなあと感心した。期待を裏切られたという点である意味どんでん返し。シリーズを通読することによって御子柴の人物像や過去を知っていけるのもこのシリーズの楽しみのひとつ。次回作も楽しみ!
Posted by ブクログ
大好きな御子柴シリーズ。ただ今回は絶対勝てないだろうと思う案件。どう持ってくのか、、終盤まで淡々と進んでいく物語。一気読み。
いつものようにラストでは事件の裏側にあった「もう一つの真実」が明かされはしたが中盤でそれも予測ができた。でも弁護を請け負った理由がもうひとつあり、そういうことかと納得。スカッとはしないが上級国民など話題になった事件も出てきて考えさせられる作品。
Posted by ブクログ
冒頭から血液の量が尋常ではないのだが、今回もほぼ一気に読み終えてしまった。中山七里さんの本は静おばあちゃんから読むようになったが、このシリーズに手を出してから関連シリーズも集中して読んだ為に少し食傷気味だったが、久しぶりにマジックにかかってしまった。私も、自分が何をしているのか、を、常に気付いているのか気をつけたい。
Posted by ブクログ
そう来たかー!途中はだいぶモヤモヤしたけど、最後に納得。面白かった!
9人も殺したら死刑しかないよね?という思いをずっと持ちながら、この後どう展開する⁉︎どこにヒントがある⁉︎とモヤモヤしながら一気読み?
Posted by ブクログ
御子柴シリーズ6巻目。★3.5くらいかな。
これまでもかなり厳しい状況下での裁判ばかりだったが今回は流石に負け戦過ぎない…^^;⁇
果たしてこれがどういう結末になるのか予想も付かずとても先の気になる展開が繰り広げられた。
「何からも誰からも影響も受けてない」「心神喪失状態でもない」ことから忍野独自の思想なんだと思ってたけど結局真犯人というか黒幕は別にいてやっぱり洗脳されてたんかーい‼︎
そして報酬目的でも売名目的でもなく安い国選弁護を引き受けた理由に納得……なるほどそこに繋がるんか( ˘ω˘ )
あと序盤の忍野の動機の部分がつい先日読んだ「ロスト・ケア」に通ずるものがあるなと感じた。
介護現場での問題は本当に深刻で早急に改善の為の策を講じないと、こういう話も単なるミステリとしての読み物として片付けられるものじゃないよなとつくづく思う…
Posted by ブクログ
御子柴シリーズ第6弾
介護士が、勤める施設で9人を惨殺。
極刑を免れないこの状況で、御子柴はいかにして依頼者を護るのか。
なるほど、そんな展開でしたか。
その展開に驚きつつ、弁護を受けた理由について今までの流れがここで繋がり御子柴らしさが垣間見えた。
Posted by ブクログ
中山七里『御子柴礼司』シリーズ第6弾。
ひさしぶりの『御子柴礼司』シリーズ。
高級老人ホーム『幸朗園』で介護士・忍野による入居者9名惨殺事件が起こる。
忍野の国選弁護人は、少年時代に『死体配達人』として、世間を震撼させ、その後氏名を変え、弁護士となった御子柴礼司。
自らの凶行を崇高な使命だという忍野。
そんな忍野を御子柴がどう弁護するのか…
どう見ても死刑は変わらないのに、なぜ御子柴が忍野の弁護をするのか…
わからないまま、進む。
忍野の凶行の裏に何かがありそうな…
忍野の生い立ちに関係しているのか…
『幸朗園』の運営母体への恨みなのか…
わからない…
最後の最後までわからなかった…
手間の込んだやり方だったな、と。
自分の私利私欲のために、関係のないひとたちを巻き込むなんて。
他になかったんだろうか。
御子柴によって、真実が明らかにされ、忍野は憑き物が落ちたような気持ちなんではないだろうか。
忍野の亡き兄と御子柴が関係していたなんて。
御子柴礼司シリーズに登場していたんだろうか…