【感想・ネタバレ】存在のすべてをのレビュー

あらすじ

平成3年、神奈川県で発生した2児同時誘拐事件から30年。
当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「現在」を知る。
未解決のまま異様な展開をたどった事件の真実を追ってきた刑事たちの求めから、門田は再び30年前の事件と向き合うのだった。
そして取材を重ねていくなか、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。

第9回渡辺淳一文学賞受賞、2024年度本屋大賞第3位、
「本の雑誌」が選ぶ2023年度ベスト10第1位!
質感なき時代に「実」を見つめる著者渾身の長編小説が遂に文庫化。2027年映画化決定!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

うちの子になったら情が移るからうるうるする。
映像化されたものも観たい。
なぜかロンギングラヴって曲を知ってた(アーティスト名もタイトルも知らず)。ヒット曲?
りょうは兄の実子ではないのか?

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても良かった。
語彙力がなくて言語化が難しいけど、貴彦と優美と亮は間違いなく家族だったし、みんなで過ごしていた時間はすごく尊いものだった。

圧倒された。

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2026年05月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

似たような物語は結構あると思います。
大まかなところは「夜の道標」や「52ヘルツのくじらたち」とかを思い返した。

けど、もちろんこちらの作品ならではの義理の親子の姿が展開している。
子を望む夫婦と親の温かさを望む子供。
血のつながりはなくとも確実に親子だった。
普通とは違う別れが確実に近いうちにやってくるのがわかっていても、それでも親子の形を辞めたくない気持ちに涙しました。

誘拐事件は許されるものではないけれど、それが確実に被害者が被害を被っているかどうか…なんだかとても複雑な気持ちになったけど、ひとつ理解したのは「見えているのは結果だけ」だということ。
背景を慮ることの大事さも学んだ気がします。
結局、ひとつの側面で勝手に他人が決めてしまうことはできないのだなと思いました。

けど罪は罪なんだよなぁぁあ。少なくとも木島茂・塔子夫妻にとっては生きた心地のしない事件だったと思うし。
無事に孫が育っている確証もない中で信じるしかなかった木島夫妻のことを考えるとやはり憎むべき誘拐事件に違いない。
けど確実に亮は事件がターニングポイントになってまともな生活を送ることができたし絵画の才能も目覚めた。

切なくて複雑で考えさせられる一冊でした。

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2026年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正直序盤は登場人物の多さに心が折れそうになった。
だが、後半の展開に胸を打たれ一気読みしてしまった。
二児同時誘拐事件という大きな犯罪に巻き込まれた木島夫妻の心情を想うと胸が痛んだ。亮も、被害児童ではあるものの、巻き込まれた1人なのかもしれない。
芸術は諦めなければいけない。でも、諦めなければ終わりがない事もまた救いなのかもしれない。
亮の空白の3年間は、決して空白などではなかった。それどころか、人生のスタートを切るための3年間だったのではないか。
ネグレクトしていた瞳、そして誘拐犯達は絶対に許せない。

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2026年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・AI時代に何を重視するのか。
・存在の対象を精緻に捉えるようにしたい。
写実絵画のように。
・子どもを守る為の誘拐は、犯罪なのか。
全員の幸せの為の犯罪は、悪なのか。
法律、すなわち規範は、幸福の上位概念か。
・丁寧に紡がれる筆致が、これぞ小説の醍醐味。
・土屋さんの描写は必要か(親子愛に焦点を絞ってもよかったのではないか)1人目の誘拐も必要か、
その過大かもしれない要素が、少し気になった。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後半の解決編に入ってからは面白く読めたんだけど、なんか前半が没入できなかった。門田と里穂の2つの視線が行き来する中で更に過去現在を行き来してたから読みにくく感じてしまった。野本夫妻の行方が分からないというラストはいいラストだなと思ったので、優美は最後まで登場させてほしくなかった、個人的には。

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2026年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

愛ってすごいなぁ。
本当に、産みの親とか血縁とか
分かるけど、育ての親だって本当に
本当に愛があるんだなぁ。

自分が、親だったらまた違った視点だった
かもしれない。
兄以外、みんなに幸せになってもらいたいと
思った。こんなにもみんなが
亮くんに対する愛情が深くて、またその
育ての親も祖父祖母も、、

最初らへん混乱したけど、
これは一気読みだな。
通勤時間に読んでたから、誰だ?これは?
みたいになってしまったんだな、、、
一気読みをお勧めします!!!

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2026年05月23日

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