【感想・ネタバレ】存在のすべてをのレビュー

あらすじ

平成3年、神奈川県で発生した2児同時誘拐事件から30年。
当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「現在」を知る。
未解決のまま異様な展開をたどった事件の真実を追ってきた刑事たちの求めから、門田は再び30年前の事件と向き合うのだった。
そして取材を重ねていくなか、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。

第9回渡辺淳一文学賞受賞、2024年度本屋大賞第3位、
「本の雑誌」が選ぶ2023年度ベスト10第1位!
質感なき時代に「実」を見つめる著者渾身の長編小説が遂に文庫化。2027年映画化決定!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

後半はもう全身が本の中へ吸い込まれたような気がして一気に駆け抜けた
野本夫妻と亮との刻々と近づく別れの予感からの別れ。亮を離したくない!と優美に代わり叫びたかった。だって3人こんなに幸せなんだからと。涙も出た
ここに辿り着くために前半2/3があったのか
深く優しくゆっくりと染み渡る読後感でした

してどうか幸せに暮らしてくださいと祈った

ちなみに3人のシーンはジョージウィンストンのlovingをBGMに読みました 

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後半になるにつれて時間を忘れ、文字を追っていた。誘拐事件という事柄は残忍なことだが、この作品に限っては愛が存在していた。(もちろん誘拐が許されることではないが。)当事者だけではなく、主要な登場人物それぞれに、それぞれの形の愛が動き出し、最後形になる。素晴らしい作品に出会いました。久々に小説を読んでいて涙が込み上げてきました。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的に前半は(前提条件も重要なんだけど)人物や設定が急に変わるのであまりストーリーに入り込めなかったけど、後半から一気に面白くなりサクサク読めた。
絵画とリンクしたストーリー展開は美しく、登場人物や情景が脳裏に浮かんできて楽しかった。

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2026年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。正直、前半は私には刺さらず、読むことが苦痛に感じたときもあったが、後半の展開は心に沁み入るものがあった。
血のつながりに関係なく愛は存在する。一方で、血がつながっていてもクズとは距離を置くべき。

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2026年04月11日

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