あらすじ
徘徊、おもらし、昼夜逆転、被害妄想、ゴミをため込む、交通事故などの困った行動の数々…。
「どうしたらいいかやっとわかった!」の声続出! 眼科医だからこそ語れる、脳以外の原因も知れる一冊。
10万人以上の高齢者と接してきた医師による認知症との上手な付き合い方、
大人気マンガ家によるマンガ化版!
※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
気になるタイトルだったので、本書は、すぐに目についた。身近なことなだけに、即読したいという気持ちに強く駆られた。
最新の情報ではないが、65歳以上の高齢者における認知症の有病率は、前段階である軽度認知障害を含めると、高齢者の4人に1人が認知機能に懸念を抱えている(2024年5月公表)。
本書は、このような状況に鑑み、認知症や老化等と向き合うべく、種々の知識やアイデアが盛り込まれている。認知症に関して網羅的に説明し、認知症をキーワードとする用語ごとにその内容を検索することができる。
特に印象に残ったのは、家族信託についての記述である。成年後見制度よりも自由度が高めで、たとえば、自宅の売却には家庭裁判所の許可が不要とのことらしい。法的知識も少しずつ吸収したい。
現実的には、過去の写真を用意したメモリーブックや二つのことを同時にこなすデュアルタスクも、認知症の進行を遅らせるのに一定の効果を有するであろう。
また、火災防止のために蝋燭や線香を電気式にすることは、有効なはずだ。蝋燭は電気式に変更したが、線香についても、変更予定だ。
本書を通じて、抗認知症となるべく手段等を学んだ。しかし、認知症はいくら心配しても解決しないので、今できることを精一杯取り組む旨の記述に素直に共感する。