【感想・ネタバレ】やさしいダンテ<神曲>のレビュー

あらすじ

腐った役人、裏切り者のお金持ち、嘘つきの宗教者。みんなそろって地獄堕ち。迷える中年ダンテ。詩人ウェルギリウスの案内で地獄を巡り、考えた。死んだらどうなるの? 地獄に堕ちるのはどんな人? 地獄の底には誰がいる? 暴食、吝嗇、浪費、自殺、賭博、偽善、追従、魔術、エトセトラ。キリスト教は悪をどう捉えるか? ダ・ヴィンチもミケランジェロも読んで学んだヨーロッパの大著を、やさしくユーモラスに読み解く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

阿刀田さんお得意の古典入門版のダンテの「神曲」。入門版なのでかなり平易に書いてあるものの。登場人物は新旧約聖書、ギリシア神話、ローマ帝国の歴史上の人物、ダンテが生きた時代のフィレンツェや周辺地域の有力者等で、それぞれの素養がないと、背景もよく分からないと思う。私がついていけるのは入門書まで。きちんとした訳の本はついていけないだろうな(笑)。あと「煉獄」という概念がよくわからない??ちなみにロダン作の「地獄の門」(国立西洋美術館前にありますが)はこの神曲がモデルとの事。

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2013年05月19日

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