【感想・ネタバレ】アルジャーノンに花束を〔新装版〕のレビュー

あらすじ

世界中で愛されたベストセラーを新たな装いで!

幼児なみの知能しかない32歳のチャーリイはネズミのアルジャーノンと同じ手術を受け超天才に変貌する。全世界が涙した名作の新装版

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Posted by ブクログ

ネタバレ

私はきっとばかの方なんですけど、この本はばかの解像度がとても高いですよね。処理できる情報量が少なくて覚えていられないんです。チャーリィはかしこくなってようやく、パン屋の同僚たちの外見を記録に残した。
ギンピイの不正、アリスとの恋、孤独。

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

有名だがなかなかタイミングがなく、ようやく読んだ。一気読みだった。

経験や他者との関わり(心)を伴わない知識は、人間を孤立させ、真の意味での幸福をもたらさない。経験感覚をもたない上部だけの知識に意味はない。何が人間を人間たらしめ、生きるとはどういうことかを考えさせられる本だった。
どんなにIQがあがっても、人とのつながり、交わりを欠いた状態ではチャーリーは満たされることができず、必死にそれを手に入れようとしているようにみえた。
この本を書いた当時は、AIのことなど想定していなかったのではと想像するが、この時代に読むと生成AIで手に入れた知識を使ってわかった気になって仕事をしている様子、なんだか表面的に当たり障りなく生きていく現代の様子にかさなった。
知能が元に戻っていくなかで、チャーリーが以前持っていたやさしさ温かみのようなものがまた表出してきて、三つ子の魂百までというか、根本は変わらないのだなと感じた。認知症になってもなお、礼儀正しく振る舞う祖母の姿を思い出した。
チャーリーほど短期間にドラスティックな変化を体験することはないにしろ、誰もが人生で程度の差はあれ経験する事柄かと思う。その際に残された時間で何を大切にしてどう振る舞うか、何を遺すか、生き方が問われると感じた。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

確かにこの作品はSFだなと思う。
自分の思考力が下がり焦るくだりは私も経験があったので、彼の抵抗含めて共感した。
彼は性格とんがったけど、最後の関係各位へのメッセージは愛だったんじゃないかなと思った。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公チャーリが記録する経過報告を読んでいくお話。

さすが名作、最初の50ページくらいは読みづらかったけどチャーリが句読点を覚えたあたりで読みやすくなり、かつ話も面白くなってくる。

チャーリが手に入れたいっときだけの知識。
びっくりするほど誰も幸せにしない、チャーリ本人も周りの人間も。
ビークマン大学の連中は研究結果を手に入れたけれども、ニーマー教授以外は後悔していそう。

チャーリが働いていたパン屋の連中は今まで小馬鹿にしていたチャーリが急に賢くなるもんだから自尊心を傷つけられるし、ドナーも泣く泣くチャーリを追い出すことになるし。

チャーリの妹は、賢くなったチャーリが顔を見せたことで偽りの希望をみてしまって、今後よりボケた母の介護と職場の往復がつらくなるだろうし。

フェイもアリスも愛した男が狂い落ちぶれ行く姿を見守ることしかできないし。

チャーリ自身も彼が手に入れたのは結局偽りの知識だけで、友達も恋人も職もあたたかい心も何もかも失ってしまうし最後には知識すらも失ってしまうしさ、本当に何も救いようがない。

それでもチャーリの経験していく、年を取った発達障害者が人生楽しくなっていく感覚。
恵まれた環境で生きてきたのに精神疾患や事故で全てを失う人の感情。
それに寄り添う身内の気持ち。
このあたりの表現が繊細に書かれていて面白かった。

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面倒を見てもらっていたアリスや、実験に携わる博士・教授をもはるかに凌ぐ知能に進化したチャーリィは、いつしか彼らを見下すように。チャーリィ自身もその傾向を理解し、警戒していたにも関わらず。
いや、これが人間の本質なのだろう。
自分より劣っている人間に敬意を払うのは難しいことだと思う。本当に賢い人は相手にみじめな思いをさせたり、恥をかかせたりしないと聞く。
改めて謙虚さを忘れないように肝に銘じた。

ねずみのアルジャーノンを観察して、知能がピークに達した後は退行が始まると知ったチャーリィの苦しみは想像に難くない。
やがて元の知能に戻ることになるのだが、僅かばかりの自制心や自尊心が残りウォレンへ行くことに決める。なにより幸いだったのは、みんなに愛された優しい心が戻ったこと。ニーマー教授やアルジャーノンに心を寄せるラストに胸が熱くなった。

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

知的障害を持つ主人公が、手術によりIQ が大幅に改善し、過去の自分を見つめ直す物語。また、一定期間後に急速に知能が低下し、過去出来ていたことが出来なくなるという、急速な老化も経験する。

・何かができるようになると、何かが出来なかった時の気持ちを忘れるというのは、人間にはある。
・と同時に出来てたことが出来なくなる恐怖は今後自分は経験することになるだろう。

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔、ユースケ・サンタマリアさん主演のテレビドラマを観て感動したことを思い出し、原作を読んでみたくなった。
やっぱり最後のほうは涙を禁じ得ない。
人間の本質的なものが描かれている気がする。

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2026年05月30日

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