【感想・ネタバレ】東京難民(下)のレビュー

あらすじ

行き場を失った修(おさむ)は、ホストとして働く決意をする。大金が飛び交うきらびやかな世界。だが、そこは、男と女の色と欲がせめぎあう凄(すさ)まじい格差社会だった。必死で自分の居場所を作ろうとする彼に、さらに大きなトラブルがふりかかる! 流転(るてん)を続ける修に、安住の地は見つかるのか? 索漠(さくばく)とした大都会の底辺であがく若者の姿をリアルに描く、異色青春小説の傑作。

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両親からの仕送りを頼りに東京の大学に通う主人公・時枝 修。が、ある時、両親が事業に失敗し行方不明に。仕送りも無くなり大学は除籍。住んでいたマンションも強制退去となり日雇いの危ないバイトを転々としながらネットカフェ中心の生活に陥っていきます。
自分に弱く、そして優しすぎるがゆえに底なし沼にはまっていく姿はとてもはがゆい。しかし同時に必死に生き抜こうとする姿を応援したくなります。
ちょっとしたボタンの掛け違いで坂道を転がり落ちるように落ちていく。フィクションなのにまるでノンフィクションかと錯覚してしまうマンガ『闇金ウシジマくん』を彷彿とさせるリアルなストーリー。現在の日本社会のひずみを鋭く描き切った傑作です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前に映画でも見たんだが原作を。
映画と原作ではだいぶ話が違う。
時間の関係で省いてるんだろうけど原作の方がワクワク度が高かった。
次が待ち遠しくなるくらいの話のテンポだった。

主人公がクズ過ぎてバカで落ちるところまで落ちる話。
常にプライドが高く、自分のことは置いておいて他人や友だちをバカにして被害者意識は強い。
部屋に住まわせて貰っても、仕事を貰っても感謝の心がなく、文句ばかり。すぐ辞める。
借金するくせに返せと言われると怒る。
情に弱い。自分では調べない。
どん底まで落ちてるくせに周りを助けようとした結果、周りの人を不幸にさせて、自分は逃げる。
主人公みたいになると、転落するぞ!って言われてるようだった。

上巻は転落ぷりが楽しかった。
リアルだし。
下巻はちょっと主人公の肩を持ってるような話の展開。
好い人全面に出してるような。
子供に秘密で夜逃げする親の子供だからこんなクソに育つのかなと。
その親が突然現れる、一緒に暮らそうと言われたり、、ここら辺まで読んでうんざりしてきた。
ハッピーエンドかよって。
わたしはこの主人公はクソのままでいて欲しい。
モスマンに関わると不幸になる、って上巻で主人公が言ってたけど、
主人公と関わると周りが不幸になるんだよ。

おもしろかった!

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2020年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白くて上下巻一気読み。
主人公修は、結局ホームレスに。浅はかで甘ちゃん、何度も信用してだまされる。読んでる方は、そっちじゃない、と思うが当事者だと冷静な判断もできずこうなるのも仕方ないのか。必死で這い上がろうとしても振り払われる、登るきっかけさえつかめない、この国の福祉って誰の為かと思う。内容は辛くヘビーだが読み物として興味深くおもしろい。文章がうまいからページが猛スピードで進む。ストレス解消におすすめです。

0
2025年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ


上巻はあまり好きではなかったのですが、
せっかくなので下巻も読んでみました。

主人公には「気付くの遅いよ」って言いたくなりましたが
後半は成長が見えてきて、やっと展開があった印象です。

0
2019年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻終盤で留置所に留め置かれた修は、友人達に見受けを断られ、検察に送られる事になり検察官より起訴猶予の処置を受けた。相変わらず住所不定で無職ままナンパされた女子大生に騙され治験バイトの収入も失った修は、ホストとして働く決意をする。大金が飛び交うきらびやかな世界。だが、そこは、男と女の色と欲がせめぎあう凄まじい格差社会だった。必死で自分の居場所を作ろうとする彼に、さらに大きなトラブルがふりかかる!流転を続ける修に、安住の地は見つかるのか?不運?転落人生で修の成長?主人公のキャラが途中で変わり違和感。

若者が大学生からホームレスに落ちていくリアル感のある転落人生小説だが、ホームレス≒(ほぼ等しい)難民と認識させるタイトルは良くないのでは?主人公のように自業自得で働けても言い訳をして働かない、楽をして大きな収入、大きな夢?をみてギャンブルに手を出し転落(経済的困窮も一攫千金を求め失敗)と難民では似ているようで意味が違う。

0
2013年12月09日

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