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Posted by ブクログ 2012年01月28日
兵站という地味な分野に光を当てた作品。
兵器や要塞のデザインが宮崎駿好きにはたまらない。
絵柄は明るいけど結構人が死んでるのがシュール。
「ここが自分の戦場だ」みたいなセリフが好き。
作者の名前はなんと読むのかな?
Posted by ブクログ 2013年02月11日
男の人が描く漫画だなあ
っていう感想
なんだかうらやましくなる。。。
知人は竹本泉先生っぽいって言ってたけど
私はなんとなく八房龍之助先生を思い出しました。
シュールさとか脱力感とか
おまけページに細かい字でびっちり書いちゃうところとかがなんとなくw
アーネチカちゃんかわいいーすきー
Posted by ブクログ 2012年10月22日
帝国と公国の同盟軍が共和国軍と戦争をしている架空(?)の世界。公国軍に所属する主人公のマルチナ(女)少尉は旧共和国領内にある任地へと配属されるのだった。
戦争を題材にした漫画。
この漫画の特色は、主人公を最前線で戦う兵隊ではなく、後方支援する兵站軍の一員として描いていること。
兵站軍は作品...続きを読む内にもあるように「紙の兵隊」と揶揄されていて、基本的には事務処理に当たる地味な存在だ。
しかし本作では主人公の赴任先を旧共和国領内とすることで、レジスタンスとドンパチしたり、敵の夜襲があったりと、退屈させないようにアクション面もたくさん入っている。
そしてもちろん本作の肝は兵站に関する事柄であり、後方支援であり、報道陣への対応とか金や物資の処理などが描かれていて興味深い。
こうして見てみると兵站無くして戦争は不可能と改めて思うわけだ。
絵柄としては、登場人物は丸顔だし3,4頭身だし、ミリタリ物だからかアメコミチックな表現だったり、キャラクタの性格が極端だったり、コミカルだったり、軍事物としての敷居が(意図しているのかどうかは別として)低くされてある。
とは言っても作家さんがミリタリ好きと言うことで登場する兵器には色々細かく設定してあるし、用語も専門的なものが出て来る。ディテールもそういう意味では(俺は詳しくないが)きちんと凝って作ってあるように思える。
創作と思われる艦船や航空機や車両などが1ページ丸々、あるいは見開きでドンと各話出てきて、どういう作りになっているのかと細かく説明文が出ているあたり、なんか特撮の怪獣の解説みたいで面白かった。(読むのしんどいけど)
話の展開としては、ちょっと無茶じゃないか? と言う物もあるのだが、まあコミカライズされた本作に関してそう言う茶々を入れるのもどうかなと言う気がする。
とか言っておいて、妙にリアルな描写もあったりする。絵柄がこんななのに、何気なくさらっと性的な描写も出てきたりして「おいおい」と思ったりするのだけど、そう言えばこれモーニングか、とか思って変に納得して終わったり(笑) まあ知れてるんだけど。
巻末に行くに従ってキャラクターも立ってきて関係とかも浮かび上がってきて、段々面白くなってきた。次回が楽しみだ。
星4つだけど、4.5くらいかな。
Posted by ブクログ 2013年01月24日
タイトルのフレーズ良かったので衝動買いしましたが、予想以上の楽しさに2巻の発売が待ち遠しい。
兵站の任務という、割と地味な展開を魅力的なキャラクタ達で面白く楽しく展開しながら、作者の世界に読者を引き込むのが巧いですね。