【感想・ネタバレ】曇天に笑う 6巻のレビュー

両親を殺された曇(くもう)三兄弟が力を合わせて暮らしてる明治維新後のお話。
親代わりの長男は楽天家で人望厚い剣の達人。次男は努力家で真面目だが力及ばず悔しがる日々。末っ子は幼く素直で兄2人を慕っている。
曇神社に住む三兄弟は、琵琶湖に浮かぶ脱出不可能な巨大な監獄へ罪人を護送する役目を担っている。三百年に一度あらわれるオロチによる破壊を阻止するための組織や、新政府の転覆を企てる闇の組織など、緊迫感ある展開。

弟たちが苦難を乗り越え少しずつ大人になる姿に涙ッッ!いつだって「笑え!」と励ましていた兄があんなことになって涙が止まらない弟たちにまた涙ッッ!信頼していた仲間の裏切りに涙ッッ!地獄のような日々の中のささやかな幸せにまたまた涙ッッ!暖かな兄弟に、心揺らぐ刺客の気持ちも良くわかる。

『曇天に笑う』全6巻の他に、その後を描いた『曇天に笑う 外伝』と、三百年前の曇神社を描いた『煉獄に笑う』もオススメです!

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購入済み

曇天に笑う

2021年09月05日

最高でした‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️

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購入済み

笑って泣いた

匿名 2020年12月05日

まず絵が好みだったので読み始めました。
そしたら話も面白い!
笑えるし、泣けました。

好きな漫画の1つになりました。
だから、実写映画は絶対に見るまい(笑)

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Posted by ブクログ 2013年08月21日

最終巻は終始シリアスでしたね。ただこの方の作品のシリアスは嫌いじゃない。というよりむしろ好きです。この方の作品は笑い有、悲しみ有、感動有。読む度に心に沁みる。何度読み返しても慣れることなく毎回泣きます。
番外編等あるとのことなので、楽しみ継続!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年08月18日

宙太郎とかどうやって絡むんだろうと思っていたのだけれども、全ての主要キャラが大蛇退治にそれぞれの役目を果たしていて、その構成力に唸らされました。
特にずっとヘタレだった次男君と犲の次男ポジ、武田君が主人公(&ライバル)と化す自然な流れと因果、主人公然とした堂々とした決着にはアドレナリンが湧きまくり必...続きを読む至。脱皮したのは大蛇やなくてむしろ君等のほうやで。
一方で、この作品の最重要キャラの一人でもある白子についてはホントいやらしい幕引き(しかも、そこに至るまでの半身との会話が回収しないことを前提とした伏線になっているという……)で、これだけの大団円で翳というかもやもやが残る作品ってあまり例がないと思うのですが、悲劇の連続からハッピーエンドに向かったストーリーの締めをピリッとさせるアクセントとなっていて、こういうとこにも作者のセンスを感じる次第。
同じく後日譚が気になる嘉神のほうはおそらく大方の読者の期待通りの遷移をしながら、その心情の描写の巧みさが際立つとともに、宙太郎の気絶際に返した一言がこれまたやるせない。

ハッピーエンドなのに、決して明るくない結末。実に好みな作風でした。

あ、そうそう。おそらく誰も特に期待していなかったであろう芦屋がずっと口許を隠している理由も地味に回収されましたねw

※ところで、作者あとがきによると、この巻はけっこうな作画ピンチ状態だったそうで、確かにモブが不安定だなと本編読んでる時にときどき思ってました…が、まあ全体のクオリティには影響しないレベルですね。

※あと、嬉しいお知らせ。
曇天本編はこれにて完結…だけれども、番外編2作品スタートも楽しみ!特に300年前の天正編((o(´∀`)o))ワクワク

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Posted by ブクログ 2021年05月19日

「takeru」の頃から大好きな作家さん。どんどん画力が上がっていくので、次の本がどんどん楽しみに。この中では、余り出てこないけどひらりさんが好きでした。なので代表でこの表紙の巻を。

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Posted by ブクログ 2017年09月03日

話の世界観の割に、6巻であっさり終わったなぁという感じだけど、読後感は悪くない。白子くんにはっきりと許す、許さないの決着がつかなかったのは割りと好み。生死が不明なところも含めて。まあ、どこかで生きているのだろうけど、曇兄弟とこの先和解してもいいし、決別したままでも、それはそれでいいなぁ。
全体的には...続きを読む、もっと長く描いても良かったと思うけど、それもあって煉獄が丁寧に描かれているのだと感じた。

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