【感想・ネタバレ】C3 ―シーキューブ― IXのレビュー

あらすじ

春亮の家に来て初めてとなるお正月に興奮するフィア。早速みんなで初詣に行って、おみくじ、もちつき、書き初めなどを大いに楽しむのだが、いつものメンツなだけに普通のお正月イベントで終わるはずもなく……。 さらにその途中で一行は五寸釘と藁人形を持った謎の巫女さん姿の女の子たちと出会う。聞くところによると誰かに呪いをかけているらしい。当然それをやめさせようとするのだが、その時、フィアの大切なものが奪われてしまって!? 謹賀新年! 第9弾は賑やか&波乱のお正月です!

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Posted by ブクログ

呪われすぎて人化してしまった道具(禍具(ワース))との、ドタバタラブコメ(?)なこのシリーズですが、今回はインターミッション的な一冊。

前巻までの組織絡みの話から離れ、久しぶりに野良禍具との話になっています。時期は前巻のクリスマスからちょっと進んで年末年始。内容自体はいつも以上にどったんばったんやっています。

組織がどこも絡んでこないので、メインストーリーとしては特に進展はありません。正直、新キャラのお披露目がメインなのかなーという気がします。
フィアをはじめ、各キャラの暴走っぷりをいつも通り楽しめます。

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2010年04月08日

Posted by ブクログ

9巻も刊行されていながら、作中時間がそれほど経過していないことに驚きました。
春亮も作中で言っていますが、いろんなことが有ったためでしょうか?

今回は2年参りから始まるお話。
年が明けても、というより明ける前から夜知家はフィアのおかげで騒がしいのですが、そのフィアの声が奪われた!
フィアのいる賑やかな生活を「あたりまえ」と感じていた春亮にとって、その賑やかさが無いのは、改めて恐怖を感じさせられます。

そんな仲、声を奪われたフィアとの会話は、読んでいて少しくすぐったかったですね。
このはさんには怒られそうですが、仲の良い兄妹というか恋人同士というか。

まだまだ知らないことが多いフィアですが、それだけに、素直な気持ちを相手にぶつけられる。
そんなフィアの小さな成長が、本当に感じられます。


ところで、鬼大吉のおみくじですが・・・
効能はともかく、引きたいような、いらないような。微妙なおみくじですね。

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2010年03月24日

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