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Posted by ブクログ
タイトルに「新・舞姫恋風伝」とはありますが、「舞姫恋風伝」の登場人物は出てこないし、これは単に「琥珀の夢」で販売していてもよかったんじゃないかなあ。面白かったし。
2/3が「琥珀の夢」で「舞姫恋風伝」の200年くらいあとの話で、1/3が「茉莉花は月夜に微笑む」が「舞姫恋風伝」の200年くらい前の話でした。
<琥珀の夢>
とにかく阿鷺がかわいい。
イラストが1個も入っていないのが残念でしたが、勝手に藤間麗さんのイラストで想像しちゃいました。
天鐘も優しいし、かっこいいし(想像)、二人の間にあるのは身分だけって思ったら、意外と子だくさんの皇帝も理解があってよかった。確かにあれくらい子供がいたら、だんだん嫁のやり場に困るし、一人くらいって思うかもしれないですけどね。
<茉莉花は月夜に微笑む>
ものすごく短い短編でしたから、ちょっともったいないかなぁ。
翠琴と賢之から、「舞姫恋風伝」に続いて、「琥珀の夢」に続くから、もうちょっと長くてもよかったかな。
卯国の二人の皇子はなんとも言えない性格でしたけど、ちょっと笑ったのが、翠琴の兄がうるさい嫁を兄に押しつけたってところかな。
よっぽど嫌だったんだなぁって思いました(^^ゞ
Posted by ブクログ
コミックスの部類分けですけど中身は小説です。
新・舞姫恋風伝となっていますが前作の登場人物は出てきません。そして誰も舞ってません(笑)
短編集で「琥珀の夢」と「茉莉花は月夜に微笑む」の2作が収録。
「琥珀の夢」が半分以上を占めているのでタイトルは「琥珀の夢」の方が良かったんじゃないのかな?とか思ったり。
短編ですが2つとも面白かったです。
個人的には「琥珀の夢」の方が好きです。身分違いの恋が切なく情熱的に描かれていました。主人公カップルよりも帝の性格が新鮮で良かったです(笑)
「茉莉花は~」は短かったのでもうちょっと読みたかったな、と思いました。こっちのバカ太子やバカ親王、バカ嫁にかなり腹が立ちましたww