【感想・ネタバレ】天と地と(三)のレビュー

あらすじ

「曲者をしとめたぞ!」 栃尾城内の夜気を、城主景虎の若い声が貫いた。曲者は兄晴景が景虎暗殺のために放った忍びだった。景虎はついに兄との戦いを決意、その軍を破り、兄に代わって春日山に入城、20歳で長尾家当主となった。 その年の5月、越後守護上杉定実が病死、その葬儀に不参の長尾房景の心中を疑った景虎は、宇佐美定行の勧めで、姉綾を房景の息子政景に輿入れさせることを決めて、和睦を図った。

カバーイラスト/熊谷博人

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Posted by ブクログ

晴景の女藤紫の弟源三郎と、新発田城主尾張守長敦の内室が不義を犯し、長敦が晴景に背いて景虎に帰服を申し出たことから、兄弟の仲はいちだんと悪化していた。景虎はついに兄との戦いを決意、その軍を破り、兄に代って春日山に入城、天文18年(1549)、20歳で長尾家当主となった。その年の5月、越後守護上杉定実が病死、その葬儀に不参の長尾房景の心中を疑った景虎は、宇佐美定行の勧めで、姉綾を房景の息子政景に輿入れさせることを決めて、和睦を図った。

 2003年11月4日再読

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2010年07月18日

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